最近、自動車市場は元気がないと言われつつも、やはり軽自動車は維持費も安いので大学生や新社会人でも手が出やすい。そこで今回は独断と偏見でおすすめ軽自動車ランキングを作ってみました。
ただ正確にはランキング形式ではなく、色んなジャンルの軽自動車が世の中には発売されてるので「スライドドアタイプ」「走りや燃費性能」「カッコ良いデザイン」などカテゴリー別におすすめ軽自動車をまとめてみました。きっと軽自動車の購入に役立つはずです。
ちなみに軽自動車向けの保険情報などを知りたい方は自動車とバイクの情報サイトNORIMOや漫画考察ブログ・ドル漫の面白いおすすめ漫画ランキングやファンタジー漫画のおすすめランキングも参照。
スライドドアタイプのおすすめ軽自動車一覧
まずは軽自動車の中で一番人気のスライドドアタイプから紹介したいと思います。特に子育て世代のドライバーさんに支持されてる軽自動車の中では王道ジャンル。
◯ホンダ・エヌボックスのおすすめポイント
やはりこの記事タイトルでも触れたホンダ・エヌボックス(N-BOX)は外せません。まさに軽自動車ナンバーワンの販売台数を誇る王者的軽自動車。モデル末期にも関わらず、とにかく売れてる。2011年の発売以来ほぼ毎年のように販売台数一位を維持してる。NBOXはとにかく弱点が少ない軽自動車。
例えば、まずデザインが無難におすすめ。男性過ぎず女性過ぎてもないので、誰が乗っても似合う万能的デザインが魅力。だからといって、いかにも軽自動車らしい安っぽさも感じない。ちなみにカッコイイデザインでおすすめできる軽自動車は後述。
また室内が圧倒的に広い。センタータンクレイアウト+底床フラット設計で、荷室空間は27インチ自転車やA型ベビーカーを畳まずに積みこめる。
後席シートはチップアップにもスライドにも対応したシートアレンジ力も高く、後述するタントの「ピラーレス」といった飛び道具なしでも、圧倒的な使い勝手の良さを実現してる点がおすすめ。
ちなみに2017年9月にエヌボックスはフルモデルチェンジ済み。二代目N-BOXも非常に評判が高く、先代モデルを遥かに上回るほどクオリティが高まってる。ホンダ新型エヌボックス試乗徹底評価まとめも参照してください。
◯ダイハツ・タントのおすすめポイント
続いてダイハツ・タント。タントのおすすめポイントは、やはりピラーレススライドドア。厳密には「ミラクルオープンドア」という商品名らしいですが、Bピラーを取り払ったことで優れた乗降性を誇ります。DAIGO曰く「お子さんをお姫様抱っこした状態で入室可能」なんだそう。
このピラーレスの恩恵を受けるカタチで、タントはスライドドア側から27インチの自転車だって積み込める。更に後席シートが最大70cmほど前後にスライド可能など、N-BOXに負けない室内空間を誇る軽自動車。まさに使い勝手の良さはミニバンを凌駕。
タントは小さいお子さんがいる子育て世代ユーザーにおすすめの軽自動車。
◯スズキ・スペーシアのおすすめポイント
続いてのおすすめ軽自動車はスズキ・スペーシア。やはりスライドドアタイプということでN-BOXやタントに負けない室内空間の広さを誇りますが、特にスペーシアでおすすめしたいポイントは走りや燃費性能。静粛性に優れたエンジンで車内は静か。スペーシアの車重がスライドドアなし軽自動車並に軽量で走りが軽快。スライドドア軽自動車で唯一マイルドハイブリッドエンジンを搭載してるので、実燃費面でかなり優秀。
あとスペーシアはコスパも高い。例えば両側電動スライドドアを装備した「スペーシア・Gリミテッド」というグレード(特別仕様車)は、タントやエヌボックスといった軽自動車と比較しても6・7万円ほどお安い。
女性向けを謳ってることもあってか、ナノイーイオン機能といったおすすめ装備も充実してるのもおすすめポイント。だから可愛らしい見た目に反して、意外と男性こそ乗りたい軽自動車かも。
ちなみに新型スペーシアは2018年にフルモデルチェンジ済み。この新型スペーシアもN-BOXと同様に評判が良く、軽自動車の中ではN-BOXに次いで売れてるほど。やはり興味があればスズキ新型スペーシア試乗徹底レビューまとめもご参照。
◯日産・デイズルークス or 三菱・eKスペースのおすすめポイント
続いてのおすすめ軽自動車は、三菱・eKスペース(日産・デイズルークス)。やはり室内空間が広いスライドドア軽自動車なんですが、他の軽自動車に設定されてない装備も多いのがおすすめポイント。例えば、天井に設置されたサーキュレーターファン。エアコン作動時に使うとまんべんなく暖かい空気や冷たい空気が後席側にも行き渡る。すぐさま快適温度に設定できるだけではなく、その分だけ燃費の節約にも繋がるのがおすすめ。
他にもルームミラーに車体後方の映像を表示させるアラウンドビューモニターや自動ハイビームの設定など、タントやエヌボックスにはない色んな機能が用意されている軽自動車です。
◯ダイハツ・ウェイクのおすすめポイント
ラストのスライドドアタイプの軽自動車は、ダイハツ・ウェイク。画像からも分かるようにとにかく背が高く、全高は何と1835mm。ムーヴやワゴンRといった軽自動車よりもざっくり+20cmほど上回る。だからウェイクは車内空間が軽自動車の中で一番広い点がおすすめ。その中でも荷室空間が広い。例えばウェイクは上下二段調節式デッキボードを備えるので、一度に4人分のキャンプ道具を積載できる。後席シートも全面フルフラットシート。積載性ではまさに軽自動車ナンバーワンを誇ります。
ただ全高が高い分だけ重心も高いので、ウェイクは運転には少し注意が必要です。また完全に積載性に割り切った方向性は、もはや軽自動車というより商用車バンとしておすすめした方が良いかも知れない。
走りや加速性能でおすすめの軽自動車は?
続いては、走りや加速性能でおすすめの軽自動車。
ただ具体的な車種別でおすすめする前に説明しておくと、軽自動車は法律では決まってないものの、各自動車メーカーが自主規制でターボのエンジン馬力は最大64馬力に足並みをそろえてる。
そのため加速性能に限っておすすめするなら、ターボの軽自動車はどの車種を選んでもほぼ同じ。だから加速性能を求めるなら、基本的にはターボエンジンの軽自動車を選んでおけば損はしないはず。
そこで今からおすすめする軽自動車は、主に動力性能以外の面から考察。
◯ダイハツ・ムーヴのおすすめポイント
まずはダイハツ・ムーヴ。ムーヴはボディーやサスペンション周りの剛性が高いのがおすすめポイント。またサスペンションはフロントもリアにもスタビライザーを装着するなど、軽自動車の中では操縦安定性と走りの質感が高い。ムーヴは軽自動車の中ではもっとも乗り心地もマイルドか。
強いて言えばノーマルグレードのデザインがダサいのはやや難。
○ホンダ・Nワゴンのおすすめポイント
続いての軽自動車はホンダ・N-WGN(Nワゴン)。低重心設計の車体が生み出す走りは安定性のもので、N-WGNは軽自動車の中では走りの安定性に優れてる。またホンダのエンジン特有の吹き上がりの良さから生み出す滑らかな加速感は痛快。操縦安定性も比較的優秀。
デザイン性の高さも含めた総合力で考えると、個人的にはムーヴよりおすすめできる軽自動車かも知れない。
○ワゴンRのおすすめポイント
続いてはスズキ・ワゴンR。結論から書くと、ワゴンRが一番ハイト系の軽自動車の中で走りが優れてると言えます。プラットフォーム「ハーテクト」が生み出す車体の剛性の高さに加えて、マイルドハイブリッドによる滑らかな加速感と上質な走りは他の追随を許さない。
前述のムーヴやN-WGNより一番新しく発売された軽自動車ということで、ワゴンRに働いてる面が少なからずあります。「ワゴンR vs ムーヴ」「ワゴンR vs Nワゴン」といった軽自動車の比較記事も参照。
◯スズキ・アルトワークスのおすすめポイント
続いてはスズキ・アルトワークス。十数年ぶりに復活したスポーツタイプの軽自動車。基本的なベースはアルトと変わらないものの、電動パワーステアリングや足回りのサスペンション、ターボエンジンなど様々なパーツが専用チューンナップされて剛性感がアップしてる。またクロスレシオ化された5速MTのおかげで、アルトワークスの走りやドライビングは痛快そのもの。スポーツカーとしては価格も安いのでおすすめ。
強いて言えば、後付感満載の専用レカロシート。アルトは軽自動車の中でも車体が小さいので、運転席のヒップポイントが不自然に高くになってるのが玉に瑕。やや性能は全体的に見劣りするもののダイハツ・キャストスポーツといった軽自動車もおすすめします。
◯ホンダ・S660のおすすめポイント
最後はホンダ・S660。見るからにスポーティーな軽自動車ですが、S660の中身はもっとすごい。何と言っても軽自動車のくせに、駆動方式がMR(ミッドシップレイアウト)。エンジンが運転席シート後ろに配置されているため、エンジン音が間近でビンビンに聞こえくる。
またエンジンが車体後方に配置されることで、前後重量配分がスポーツカーとしては理想的なバランスを維持。フロント荷重が少なく低重心かつ低慣性のため、S660のハンドリングはスムーズで素直。高速コーナーでの操縦安定性やレーンキーピング能力などは秀逸。
まさにストレスフリーの爽快感ある走りを実現。S660の剛性感は高くシャシー性能にもまだまだ余力を残しているなど、S660は軽自動車の枠を超えた本格的なスポーツカーと表現できます。
ただ車内は2人乗りでもしんどいぐらい狭く、実用性は完全にゼロの趣味車。ただ実用性を100%除外するのであれば、走りに関しては一番オススメの軽自動車かも知れない。
セカンドカーにおすすめの軽自動車は?
軽自動車はファーストカーではなく、二台目(セカンドカー)として購入する人も多いはず。そこでセカンドカーにおすすめの軽自動車を考えたいと思います。ただ結論から書くと「どの軽自動車もセカンドカーとしてはおすすめ」と言えます。
最近の軽自動車は基本的にどれも優秀。小さめの軽自動車でも車内空間は必要にして十分広い。セカンドカーである以上、そこまで機能面は多く求められないはず。つまりはセカンドカーとしてどの軽自動車もおおよその需要を満たすキャパシティーは保持してる。
「どういう目的で購入するのか?誰が使うのか?」など様々な用途が考えられるので、このおすすめ記事を読んで選んでくださいとしか言いようがありません。
○スズキ・ジムニーのおすすめポイント
ただ敢えて面白い選択肢をえらぶとすると、セカンドカーにはスズキ・ジムニーがおすすめ。
ジムニーは今時3ドアで、4WDモデルしかラインナップされてない。ファーストカーとして考えると不都合も多いものの、だからこそセカンドカーとして買い。自分の周辺だけかも知れませんが、意外とジムニー乗りの子連れの主婦さんとか見かけます。
他にもミニバンを既に所有しているなら、いっそ使い勝手を完全に無視して前述のS660やアルトワークスといった「完全な遊び仕様」の軽自動車を買うのも面白い。実はジムニーやS660などはリセールバリューが高い軽自動車なので、奥さんも説得しやすいか。
特に2018年にフルモデルチェンジで新型ジムニーは更に進化して、実用性が高まった。普通に軽自動車として使えるようになったのもおすすめ。評判もうなぎのぼりで新型ジムニーの納期が非常に長いのがネックではありますが、新型ジムニー試乗徹底レビューも参照。
かっこいい軽自動車は何がある?
続いてはデザインがかっこいい軽自動車をまとめてみました。結論から書くと、かっこいい軽自動車はカスタム系グレードに多い。少なくともダサいデザインの軽自動車の方が少なめ。そこでカスタム系グレードの中でも、特にカッコイイ軽自動車だけをまとめてみました。
◯ダイハツ・ムーヴカスタムのおすすめポイント
まずはダイハツ・ムーブカスタム。何と言っても三菱自動車のダイナミックシールドを彷彿とさせる、角張ったフロントマスクは清潭そのもの。実に完成度が高いデザイン。軽自動車の中ではトップクラスでありましょう。
そしてLEDで縁取られたヘッドライトが存在感がバッチリ。特にムーヴカスタムは夜が目立ちまくりで、ヤンチャなドライバーな方にはおすすめ。ただしダイハツ新型ムーヴカスタムはマイナーチェンジでデザインが劣化。2018年現在は同デザインのムーヴカスタムを購入することはできません。
◯三菱・eKスペースカスタム
三菱自動車のeKスペースカスタムは、とにかくフロントグリルがメッキギラギラ。このヤリすぎ感が個人的には好き。ここまでメッキバーで埋め尽くされたクルマは、軽自動車以外でもまず見かけないと思います。特に目立ちたい方にはオススメ。○スズキ・スペーシアカスタムZのおすすめポイント
続いては同じくスライドドアタイプの軽自動車から、スズキ・スペーシアカスタムZ。前述のeKスペースカスタムと同様に、スペーシアカスタムZのフロントグリルはメッキギラギラ感がヤバイ。存在感がしっかり前面に出てるものの、それでいて良い意味でヤリ過ぎてない。やはり完成度が高いまとまったデザインと言えるでしょう。
◯ダイハツ・コペン
続いてダイハツ・コペン。先程のS660と同様に、オープンカータイプの軽自動車。コペンは見た目は十分かっこいいですが、実は専用ドレスパーツが用意されてる。そしてコペンはボディ外板をボルトオン式に設計されてるので、自分でドレスパーツを組み合わせて外装を変えることが可能。
軽自動車以外を探しても、ここまで最初からカスタマイズに特化したクルマは存在しないはず。車イジリが好きな方にはコペンはおすすめの軽自動車。コペンには丸目タイプのグレードも用意されていて、カワイイ軽自動車でもおすすめか。
可愛い軽自動車のおすすめ車種は?
ということでラストはかわいい軽自動車。◯スズキ・ハスラーのおすすめポイント
まずはスズキ・ハスラー。2013年末に登場した人気の軽自動車。やはり見た目が可愛らしくてポップ。それでいて躍動感あるSUVテイストなデザインは、更にポップさを際立たせてくれる。デザイン重視の軽自動車は何だかんだで販売台数は知れてるものの、未だに安定して売れ続けてるのがハスラー。
シートヒーターやマイルドハイブリッドが標準装備されるなど、ハスラーは実はコスパにも優れてる軽自動車。4WDモデルにはヒルディセントコントロールやグリップコントロールといった走行面で助けてくれる機能も満載で、ぬかるんだ雪道や坂道でも安心。新型ハスラーフルモデルチェンジ最新情報も参照。
ハスラーのデザインがカッコ悪いと思った方は、同じくSUVテイストの軽自動車・ダイハツのキャストアクティバがおすすめ。ただキャストは複数のグレードが展開されてるので、間違って別のグレードを買わないように注意が必要。
◯スズキ・アルトラパン
続いてはスズキ・アルトラパン。見るからにかなり可愛らしく仕上がってる。パステルカラーの色味も可愛い。フロントのエンブレムのうさぎマークも可愛い。アルトラパンの各所にはうさぎマークが散りばめられている演出も。
またハスラーほどではないにしても、アルトラパンはフェンダーアーチが黒い樹脂素材で覆われているので若干SUV風にも仕上がってる。良い意味で可愛らしすぎず、意外と男性でも購入しやすいデザインか。実際アルトラパン購入者の一割は男性というデータも。
○ダイハツ・ムーブキャンバスのおすすめポイント
続いては、ダイハツ・ムーブキャンバス。アルトラパンに負けず劣らずの、このパステルカラーは可愛いの一言。要所要所に見せる丸みを帯びたデザインなど、かなり徹底されて作り込まれてることが分かる軽自動車。
また初のステアリング連動ヘッドランプも設定するなど先進装備も充実。ムーヴキャンバスはスライドドアタイプということで、実用性でも申し分なし。
燃費や自動ブレーキでおすすめの軽自動車
ラストのおすすめは「燃費」で締めくくりたいと思います。やはり軽自動車は燃費性能が良くてナンボみたいなところがあります。
ただ結論から書くと、最近の軽自動車もどれも燃費に優れてるので何を選んでもほぼ同じ。燃費面ではあまり悩む必要が無いと思います。でも敢えておすすめを絞るなら、燃費性能ならスズキの軽自動車がおすすめ。
何故ならスズキの軽自動車は唯一マイルドハイブリッドを搭載してる。小型ではあるもののモーターのみでの走行も可能な上、特に他社の軽自動車よりも車体が軽量。安定して一番実燃費に優れてると思います。
ついでに自動ブレーキのおすすめも見ておくと、どの軽自動車も割りといい勝負。ステレオカメラ方式の自動ブレーキでは対歩行者でも停止可能。
でも敢えて言えば、こちらもスズキの軽自動車がおすすめ。特にスペーシアやハスラーの「デュアルカメラブレーキサポート」は他の軽自動車と比べても作動速度域も幅広く、、自動車アセスメントの試験でも点数は頭一つ抜けてるか。ワゴンRの「デュアルセンサーブレーキサポート」はダイハツやホンダ並みか。
最後はスズキの宣伝っぽくなりましたが、以上軽自動車おすすめランキングでした。是非軽自動車選びの参考にしてください。
他にもかわいい軽自動車ランキングや国産コンパクトカーおすすめランキング、【おすすめ】ダイハツ軽自動車人気ランキングまとめや 【おすすめ】スズキ軽自動車人気ランキングまとめなどもご参照ください。
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