車体の80%以上にアルミ素材を用いることで徹底的に軽量化。パワートレインも2.0L直4ターボエンジンと3.0L V6スーパーチャージャーとパワフルな2エンジンを設定。Fペースの価格も640~1108万円ですが、ジャガーブランドのSUVということを考えたら決して割高とは言えないか。
マガジンX12月号 |
とりあえずジャガー新型Jペースに関する最新情報について簡単にまとめてみた。
ちなみにすっかり冬めいてきましたが、特に気になるのが乾燥。ジャガーを買うようなお金持ちには関係ないと思いますが、手軽かつ無料のおすすめの加湿方法を考えたので参考までに。
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新型Jペースの発売時期は?
既に画像にも書かれてますが、ジャガー新型Jペースの発売時期はいつなのか?
結論から書くとJペースの発売時期は2018年。発表時期が2018年3月ということなのでジュネーブモーターショーあたりでJペースが初お披露目されるのか。もちろん「発表時期=発表時期」ではありませんから、そこから数カ月から半年ぐらい遅れて発売されるとすると2018年夏か秋ごろまでにJペースは発売されるでしょう。
ただ基本的に高級車市場のメインはヨーロッパや中国になるので、Jペイスが日本市場へ投入されるのは更に遅れて2019年をまたぐ可能性もありそうです。
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Jペースは横断的な超軽量プラットフォームを採用
XFベースのSUVだからFペース、XJベースのSUVだからJペース。この理屈で考えると別々のプラットフォームを採用してるのかと思いきや、実は違う。
ジャガーの中では「アーキテクチャー」と呼んでるそうですが、小型クーペからJペースのような大型SUVまで全て網羅できる優れもの。「縦置きエンジン+四輪駆動(ベースの4WD)」という思想の元、ジャガーというブランドを構築できるからだそう。日本でも軽自動車とコンパクトカーは同じプラットフォームにしてもいいのかも。
この軽量アルミ製モジュラープラットフォームはXEを皮切りに、冒頭で説明したFペースにも採用されて今回のJペースにも採用される予定。というか今後のジャガーのクルマは全て同じ軽量アルミ製プラットフォームで共通化されます。
ちなみにランドローバーのレンジローバーにも同じプラットフォームが流用されます。理由はジャガーとランドローバーは同じタタ傘下の自動車メーカーだから。
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ロングホイールベースを設定
ジャガー新型Jペースには二種類のホイールベースが用意されます。海外ではストレッチバージョンと呼ぶそうですが、いわゆるロングホイールベースモデルがJペイスに設定される。特に中国など新興国ではロングホイールベースモデルはウケが良くて、高級車らしい車内の大きさや快適性、風格を少しでも得たい人が多い。万国共通お金持ちは少しでも見栄を張りたいらしい。日本でいえばカスタムグレード的な位置付けで考えると分かりやすいか。
ただもちろん海外パパラッチによるスクープ情報なので、日本でもロングホイールベースのJペースが発売されるかは不明。いやきっと発売されないでしょう。
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新型Jペイスはラグジュアリーかつスポーティーな大型SUV
最後はJペイスのエンジンラインナップを見たいと思います。結論から書くと4種類。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方にV6とV8が設定されます。
詳細な排気量や出力といったスペックは不明ですが、Fペイスを参考にすると3.0L V6ターボエンジンは出力280kW(380PS)/6500rpm、トルク450Nm(45.9kgm)/3500rpm。レンジローバーを参考にすると5.0L V8ターボエンジンは出力375kW(510PS)/6500rpm、トルク625Nm(63.8kgm)/2500rpm。カタログ燃費は前者が10.0km/L、後者が7.4km/Lになります。
Jペースではスポーティーな味付けに変わるかも知れませんが、基本的にプラットフォームと同様に同エンジンを搭載してくるはずです。ディーゼルターボは日本国内に導入されるのかは不明。
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2020年までにプラグインハイブリッドのJペースが発売へ
記事によればJペースの発売から1年後にプラグインハイブリッド車も発売されるらしい。Jペースの発売時期は2018年ですから、PHV版の発売は2019年以降になるはず。ちなみにFペースのPHVも同時期あたりに発売されるとか。
ただ前述の発売時期を思い出して欲しいんですが、Jペースそのものの日本国内への導入は2019年に遅れそうなので、それに比例してプラグインハイブリッド版の発売は2020年ぐらいに遅れそう。
パワートレインを見ておくと、ガソリンエンジンは2.0L直4ターボエンジンが組み合わさり、ディーゼルエンジンは6気筒ターボに組み合わさられるそう。詳細なスペックはやはり現時点では不明ですが、かなりスポーティーな味付けになるそう。
満充電状態からだとモーター走行のみで航続距離は50キロを超えるそう。Jペースの車格を考えるとスゴイの一言ですが、それだけバッテリーは巨大。そのおかげで低重心化を図れると思うので、JペースPHVの走りはやはり楽しい味付けになるという見立ても頷けます。
JペースPHVのライバルはメルセデスベンツ・GLEやBMW・X7のプラグインハイブリッド車、そしてテスラ・モデルXだそう。あと今更ですが Fペースも然り、「Jペース」か「Jペイス」かどちらで呼べばいいのかイマイチ分からんのは自分だけ?(笑)
ちなみにジャガーからはJペイス以外にも、次々と新型SUVが投入される予定。2018年以降に投入予定の「E-PACE(Eペイス)」と完全なピュアEVの「I-PACE(Iペイス)」。ジャガーには全然手が届かないお金持ちじゃない方も、興味があれば是非ご覧くださいませ。
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