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2015年8月22日土曜日

国産ディーゼルエンジンは意外に多い?全5種類の特徴スペックまとめ

世界的にはディーゼルエンジン車は意外に普及してるらしい。日本では石原慎太郎のせいで悪いイメージがこびり付きましたが、近年ではマツダがデミオやCX-5などに搭載するクリーンディーゼルエンジンを開発したことで、ようやく日本でもディーゼル人気が出始めた印象。

だから日本メーカーはディーゼルエンジンの開発が遅れてるのかなー…と思いきや、意外に国産ディーゼルエンジンが多かった。合計5種類の国産ディーゼルエンジンが現在日本では発売中。そこでその特徴とスペックをまとめてみました。

ちなみに全て直列4気筒のターボチャージャー付きです。例えば、スズキは2気筒の800ccのディーゼルエンジンを開発済みですが、インド国内でしか発売されてないのでそういうのは除外してます。でもいずれ日本でも導入されたりして?



トヨタ自動車(1GD-FTV)

まずは世界のトヨタ自動車から。

国産ディーゼルエンジン トヨタの1GD-FTV
ベストカー7月26日号
先日一部改良したランドクルーザープラドに搭載されてるディーゼルエンジン「GDエンジン(1GD-FTV)」。排気量は2800cc。従来からあったKDエンジンは3000ccだったのでダウンサイジング。

最高出力が177PS、最大トルクが45.9kgm圧縮比が15.6とかなり高く、カタログ燃費が11.2~11.8km/L。レスポンスさんによると「次世代高断熱ディーゼル燃焼と名付けた独自の燃焼技術と、内製化した高効率可変ジオメトリーターボチャージャー」が採用。車体の大きさを考慮すると優秀な燃費性能。もちろんエンジン部分以外の要素がたぶんに絡んできますが、価格は396~513万円とやや割高。

トヨタとマツダが提携したことが話題になりましたが、ついプラド搭載のディーゼルエンジンはマツダ製?と思ったりもしますが実は違います。トヨタが開発した完全オリジナル。トヨタ車としては、ディーゼルエンジンは8年ぶりに復活。特徴としてはディーゼルエンジンから排出される有毒なNOxを尿素SCR(アンモニア水?)で除去してます。

一応グローバルに展開してて、世界を見渡すと2.4Lバージョンもあります。世界的にもSUVブームですから、いずれプリウスSUVバージョンの登場もウワサされてますが、いずれ2.4Lディーゼルターボも日本で投入されるかも?

ちなみに新型ランドクルーザー200にはディーゼルエンジンは搭載されません。理由としては「ランクル200はV8エンジンでこそ存在価値があるやん?」ってことらしい。GDエンジンは言っても4気筒なので知れてる。新型ランドクルーザー200には引き続き「1UR-FE」というV8エンジンが搭載され、最大トルクでこそプラドのディーゼルと変わりませんが、最高出力が318PSと寄せ付けない。

マツダ自動車(S5-DPTS・SH-VPTR)

続いてマツダ自動車。トヨタのディーゼルターボとは異なって、そもそも有害なNOxを排出ガスとして出さない仕組み。だから尿素SCRという新たな出費は必要としません。

国産ディーゼルエンジン マツダのS5-DPTSとSH-VPTR
 
まずはデミオやCX-3に導入されてるディーゼルエンジン。それが「S5-DPTS」。ちなみにi-ELOOPというスズキのエネチャージみたいなんを装着した車種では「S5-DPTR」に変わるそう。

排気量は1500cc。最高出力は105PS。ただ最大トルクは車種でバラバラ。デミオの変速機6MTだと22.4kgm、6ATが25.5kgm。CX-3の最大トルクは27.5kgmと微妙に差が出てます。このスペックは出力は1800cc、トルクは2500ccのガソリンエンジン並み。

価格はデミオが178~219万円ですが、CX-3は237~302万円とほぼ外車並。あとCX-3はデミオと異なって、3ナンバーと大きめ。だから意外に車重も重くて、圧縮比は14.8と高いものの、デミオの燃費が22.8~30.0km/LCX-3の燃費が21.0~25.0km/Lと歴然とした差があります。色んなCX-3の試乗レポートを読む限りは、同じエンジンでもそこまで評判は?

そしてもうひとつは、CX-5やアクセラやアテンザに導入されてる「SH-VPTR」。こちらの排気量は2200cc。圧縮比は14.0と高く、どの車種もカタログ燃費は18.0~22.0km/Lあたりをウロウロ。CX-5だけは燃費性能は低いものの、デミオのS5-DPTSとは異なり、車種によるエンジンスペックの違いはありません。。

とにかく何と言ってもパワフル。最高出力が175PS最大トルクが42.8kgm。リッター19キロ台後半を維持しつつ、このエンジンスペックを確保してるのはすごい。CX-5だと低速トルクが分厚いので悪路や雪道などオフロード走行が得意と世界的にも評判だとか。

アクセラもアテンザもCX-5も価格は300万円以上を超えてますが、CX-3の価格を見た後ではそこまで割高感はしない?

三菱自動車(4N14・4M41)

最後は三菱自動車。意外な感じもありますが、実は近年において真っ先に国産ディーゼルエンジンを復活させてきたのが三菱自動車のパジェロ。特徴としては、有害なNOxには吸蔵還元触媒を利用して無害化してます。トヨタのように尿素水は使ってないので新たな出費は不要?

国産ディーゼルエンジン 三菱の4N14と4M41
詳しく見ていくと、クリーンディーゼルターボは二種類。デリカD5に搭載してるのが「4N14」とパジェロに搭載してるのが「4M41」。似たような型番号で一瞬どっちがどっちか分かりません。

デリカD5の「4N14」は、国産ディーゼルエンジンで唯一ミニバン車に搭載。排気量が2300cc。圧縮比が14.9とやはり高く、カタログ燃費が13.6km/Lと決して悪くはありません。最高出力が148PS、最大トルクが36.7kgm。動力性能では他のミニバン車を寄せ付けません。CMでも急な坂を登ってる映像が印象的。

パジェロの「4M41」は排気量が3200cc。圧縮比は16.0と、国産ディーゼルエンジンの中でトップ。最高出力は190PS、最大トルクは45.0kgmとパワフル。片岡英明という自動車評論家さんによると、「オフロード性能は文句無くダントツ」だそう。また燃費は10.0km/Lと二桁を確保。2.2トンという車重を考慮すると、十分すぎる燃費。

価格はデリカD5が351~404万円、パジェロが375~493万円。冒頭のトヨタ・ランドクルーザープラドに決して負けない価格。正直手を出しづらいといえば出しづらい。デリカD5だと余裕でトヨタのアルファードやヴェルファイアが購入できる価格ですから。

ミニバン唯一ディーゼル自動車 デリカD5が16年にモデルチェンジ?
ベストカー8月10日号
ちなみにデリカD5は来年2016年頃にフルモデルチェンジする予定。だから「4N14」というディーゼルエンジンも改良される可能性も高いそう。低速トルクも更に分厚くなり、燃費もリッター17キロ18キロぐらいになる?

つまりパジェロはしばらく古いディーゼルエンジンのまま続きそう。ちなみに軽自動車版パジェロミニは2017年8月頃に復活するという噂も。

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