2017年7月27日木曜日

【2018】次期クラウン フルモデルチェンジ最新情報まとめ【トヨタ新型車】

トヨタの高級FRセダン車といえばクラウン。2012年12月に現行クラウンがフルモデルチェンジされて、昨年2015年10月に一部改良されて2.0Lダウンサイジングターボが追加されました。一時期はピンク色のクラウンが物議…もとい話題になりました。

トヨタ新型クラウン フルモデルチェンジ最新情報
ベストカースクープスペシャル2017
このトヨタ新型クラウンがいよいよフルモデルチェンジを行うらしい。クラウンは日本で一番長い歴史を持つセダン車と言われ、次のフルモデルチェンジでちょうど15代目。まるで歌舞伎役者や落語家並。

ベストカー情報なので信ぴょう性はやや気になりますが、確かに発売から5年6年が経過する2017年2018年頃にモデルチェンジがあってもおかしくないタイミング。そこで簡単に次期クラウンのフルモデルチェンジ情報をまとめてみました。

新型車ブログ「カーギーク」では既に【評判】新型クラウン試乗インプレッションはレビュー済み。





次期クラウンの発売時期は2018年夏頃に延期


たださっそくの情報訂正で恐縮ですが2017年2月時点の情報によると、残念ながらクラウンのフルモデルチェンジが延期されます。

具体的には次期クラウンのフルモデルチェンジは2018年6月頃に先送りされたとのこと。フルモデルチェンジ情報に定評があるマガジンXさんだと「新型クラウンの発売時期は2018年3月」といった情報もあります。

少なくとも新型クラウンのフルモデルチェンジは2018年で間違いないと思いますが、当初予定されていた発売時期が延期した理由は、フロントマスク周辺のデザインの練り直し。現行14代目クラウンのデザインは完成度が高いのでさもありなん。

ただ逆説的に考えると、次期型クラウンのフロントマスクは大胆に変更される可能性が高い?とも読み取れます。既に2015年の一部改良(マイナーチェンジ?)でクラウンのフロントマスクが大胆に変更されてるので、トヨタの中の人が2018年のフルモデルチェンジで四苦八苦するのもうなずけます。

余談ですが現行14代目までのクラウンの流れがコチラ。何年か前の「クラウン60周年」の広告チラシを未だに持ってたので撮影してみた。クラウンのデザインの変遷と歴史を楽しんで下さい。

この広告チラシにはクラウンの発売年も記載されていて、それを見るとクラウンは4・5年おきでフルモデルチェンジしてることが分かります。だから2018年にフルモデルチェンジが遅れること事態が「異例」と言えば少し異例。いや、それだけ現行14代目クラウンの販売が好調という裏返しか。



次期クラウンのデザインはクーペフォルムが強調


ということで続いては次期クラウンのエクステリアデザイン。フルモデルチェンジ後はフロントマスクがどう変更するのか。

ベストカースクープスペシャル
改めて新型クラウンアスリートの予想画像を見ておくと、全体的にはややもするとキープコンセプト。ただ「クーペ色」がどうやら増します。トヨタ自動車の社長・豊田章男がもっと大胆に変更しろと言ったとか言わなかったとか。

トヨタ次期クラウン テスト化 フルモデルチェンジ画像
https://www.autoevolution.com/news/next-toyota-crown-spied-on-nurburgring-reportedly-packs-four-cylinder-hybrid-118977.html
既にヨーロッパ・ニュルブルクリンクでは次期クラウンのテストカーが走行中。

トヨタ新型スープラと同様に、新型クラウンは走りを鍛え上げてる。その姿を見る限りはフルモデルチェンジ後も特徴的なフロントグリルは健在の模様。つまり2018年のフルモデルチェンジはなんやかんやでキープコンセプトと呼べるのか。

現行クラウンアスリート サイド画像
特に新型クラウンで注目したいのはサイド。現行クラウンアスリートはドアにサイドウィンドウが全て収まってるデザインになってる。ただ次期クラウンのテストカーを見る限り、6ライトキャビンに変更される予定。

アウディA6
「6ライトキャビン」とは何なのか最初分かりませんでしたが、ざっくり言うとCピラーにリアクォーターウィンドウが内蔵されるフォルムのこと。言い換えるとドアから窓を切り離す。そのことで新型クラウンは乗降性が増し、更にデザイン的にクーペフォルムが増すとのこと。

新型クラウンは後方視界だけではなく後席居住性も改善され、 今回のフルモデルチェンジではデザインと実用性の向上が両立する可能性が高そう。新型クラウンの内装面はまだ不明ですがダッシュボードの位置が引き下げられ前方視界性も改善されるとか。



新型クラウンはFR用TNGAプラットフォームを採用


また次期型クラウンはFR用のTNGAプラットフォームを採用されます。走りに関しても期待できるフルモデルチェンジになりそうです。

ちなみに余談。現行クラウンとFR用プラットフォームを共用していたマークXは2017年にフルモデルチェンジする次期型カムリのFF用プラットフォームに集約される予定だったんですが、残念ながらフルモデルチェンジすることなくマークXは消滅することが正式に決まっておりますΩ\ζ°)チーン





フルモデルチェンジ後のエンジンラインナップはどうなる?


続いて次期新型クラウンのエンジンラインナップ。 果たして新型エンジンが採用されるんでしょうか。

結論から書くと、現行クラウンと排気量は全く同じ。次期クラウンにも2.5LガソリンNAエンジン(+ハイブリッドエンジン)2.0Lダウンサイジングターボが搭載されます。クラウンマジェスタに搭載されていたハイオク仕様の3.5L V6エンジンも引き続きラインナップされます。

排気量こそ現行クラウンと変わりませんが、一応全てTNGA用の新型エンジンに換装されます。またハイブリッドエンジンに使うバッテリーはニッケル水素電池からリチウム電池に変更。トヨタはやたらとニッケル水素電池にこだわってましたが、クラウンでもようやくリチウム電池に集約されそう。

また2018年のフルモデルチェンジから遅れて、新型クラウンにもPHVモデルが設定されるらしい。プリウスPHVの試乗インプレッションは好評でしたから、きっとクラウンPHVも上質感ある走りに仕上がるはず。

またプラグインハイブリッド車だけではなく、新開発の2.5L直4ターボエンジン(M25A型)もフルモデルチェンジから数年後のマイナーチェンジあたりで投入される模様。新型クラウンは現行以上にスポーティーな高級セダン車に仕上がるっぽい。





クラウンマジェスタのフルモデルチェンジは2019年以降?


ちなみに当初の情報では「フルモデルチェンジを機にクラウンマジェスタが廃止される」と予想されていました。考えてみるとエントリーグレードでも630万円からという、国産車の中ではかなり強気の価格設定。クラウンマジェスタを買うお金があれば、ミドルクラスのドイツの高級車が買えます。

ただ、どうやらロイヤル・アスリートのフルモデルチェンジから一年遅れて次期クラウンマジェスタが発売されるとのこと。中国向けのロングホイールベース仕様のグレードとしても必要とのトヨタの判断。

つまり次期クラウンマジェスタのフルモデルチェンジ時期は2019年中頃と予想されます。先程も書いたように3.5L V6エンジンも新型エンジンとして生まれ変わるようなので、現時点ではクラウンマジェスタが廃止される可能性は低いでしょう。強いて言えばマジェスタは「クラウンTGR」というスポーツ仕様に生まれ変わる可能性もなくはないか。




新型クラウンの価格はどうなるの?


ラストのフルモデルチェンジ情報は、新型クラウンの価格。

残念ながらめぼしい情報はないものの、どうやらフルモデルチェンジで数十万円ほどの値上がりするのではないかと言われています。つまり次期クラウンの価格帯は「廉価グレードでも400万円ぐらいから」 ということになりそう。クラウンハイブリッドの価格帯は450万円前後から。

前述の新型クラウンのテストカーからは読み取れなかったようですが、次期レクサスLSに搭載されるステレオカメラタイプの自動ブレーキに換装され、新型カムリにも設定されている後方へも対応するリアクロストラフィック自動ブレーキの標準搭載も考えられるため値上がりは必至か。

以上、長々と書いてしまいましたがトヨタ次期クラウンのフルモデルチェンジ最新情報でした。2017年10月の東京モーターショーで新型クラウンが出品される可能性が高いので是非チェックしましょう。

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