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2016年9月26日月曜日

【2017】新型エスティマ vs オデッセイ 徹底比較まとめ【2018】

つい先日、トヨタの高級ミニバン車「エスティマ」がビッグマイナーチェンジ。前回のフルモデルチェンジから約10年経過しますが、まだまだ現行モデルで頑張るらしい。全高が1745mmとノア・ヴォクシーよりも背が低いミニバン。だからこそスタイリッシュ。

ただ新型エスティマは見た目が更に清潭になるなど商品力はアップ。実際、前年比で新型エスティマは数倍の販売増を達成。新車販売ランキングでもエスティマが久々に上位30車種に入るなど、テコ入れは成功…いや新型エスティマの底力を垣間見ることができました。

でも忘れちゃいけないのが、ホンダ・オデッセイ。同じく高級ミニバンに属しますが、やはりやや背低。むしろオデッセイの全高は1695mmと、新型エスティマよりも更に背が低い。更に言えば、エヌボックスやスペーシアといった軽自動車よりも低い。

新型エスティマ オデッセイ 比較まとめ
カートップ9月号 小林健
じゃあ新型エスティマとオデッセイを比較しなくちゃ駄目だろう!?ということで、自動車雑誌カートップさんを参考に自分なりの考察や分析・評価も加えて記事化してみました。結論から書くと「やっぱりオデッセイの方がええわな」。



見た目は似てないがサイズはほぼ同じ


まずは両者の見た目を比較。

既に先ほどは貼ったので割愛しますが、新型エスティマはデザインが変更されたといっても、古き良きミニバン風のデザインが相変わらず踏襲されています。まさにツルッとした卵型のフォルム(エッグシェルデザイン)。一方、オデッセイは今風ミニバンといったデザイン。ゴリゴリのフロントマスクが何とも購買意欲がそそられます。

1980年代1990年代風に例えると、新型エスティマはしょうゆ顔。更に言えば、女性っぽいフェミ男顔。オデッセイはソース顔といった雰囲気。古き良きデザインの新型エスティマは一周回って新鮮な雰囲気も漂います。ツートンカラーもミニバンぐらい車体が大きくても意外にしっかり映えます。

サイズの詳細を見てみると、 新型エスティマハイブリッドのサイズは4820×1810×1760mm(全長×全幅×全高)。オデッセイハイブリッドのサイズは4830×1820×1685mm(全長×全幅×全高)。全高以外はほぼ同じサイズですが、オデッセイの方が全高が7cmほど低め。

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価格や排気量などの違い


続いて価格の比較。

でもあくまで一般的な売れ筋であろうミドルグレードに絞りたいと思います。エントリーグレードだと装備を削れば安くなりますし、最上級グレードも装備を多く充実させれば必然的に価格アップは避けられません。ミドルグレードが一番現実的な選択肢。

まずは新型エスティマの価格。排気量2400ccエンジンを搭載した「エスティマ アエラス(7人乗り)」の価格が314万円。そのハイブリッド版の価格は419万円。

そしてオデッセイの価格。排気量は同じく2400ccエンジンを搭載した「オデッセイ アブソルートX ホンダセンシング(7人乗り)」の価格が328万円。オデッセイの方が割高ですが自動ブレーキが標準装備なので、エスティマとの価格差はほぼないと考えられます。

ただ、そのハイブリッド版の価格が386万円と、実はエスティマハイブリッドの価格よりも断然お安い。燃費などについては後述しますが、オデッセイハイブリッドのエンジン排気量は2000cc。

でも、そのガソリンエンジンで走行するのではなく、あくまで電気を発電するだけ。モーターでしか走行しないタイプで高性能のはず。だから意外と高価なのかと思いきや、むしろトヨタのような旧来のタイプよりお安いのかも知れない。

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室内と内装の質感はオデッセイがおすすめ


続いて新型エスティマとオデッセイの室内を比較したいと思います。

新型エスティマ オデッセイ 比較 運転席
カートップ10月号
最初は運転席の比較。左の新型エスティマより、右のオデッセイは明らかに座り心地が良さそう。記事のマリオ高野という自動車ジャーナリスト曰く「総合力ではオデッセイが秀逸」とのこと。オデッセイのはどこぞの高級ソファーに見えなくもありません。

一方、新型エスティマの運転席は高級ミニバンとしてはイマイチな雰囲気も。ただ記事では「ホールド性は低いもののソフトでボリューム感に富む」と評価されてるので、決して新型エスティマの乗り心地が悪いってことではありません。

ちなみにエスティマはウォークスルーができないといったデメリットがあるので、ミニバン車としては注意したい所。最近ではウォークスルー機能は軽自動車でもあるので、設計の古さはこういった点からも読み取れてしまいます。

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着座位置やアイポイントは新型エスティマがおすすめ

新型エスティマ オデッセイ 比較 アイポイント
カートップ10月号
続いて着座位置を違いを見てみると、新型エスティマの方がオデッセイより高め。ドライビングポジション(アイポイント)の高さは新型エスティマが141cm、オデッセイが131cmなんだそう。低床設計のオデッセイの方がそれだけ乗り降りしやすそうです。

新型エスティマの方が見晴らしは良く、運転が苦手な人ほど運転しやすいはず。一方オデッセイはミニバンではありつつも、より乗用車的な運転ができるのがポイントか。前述のシートの良さも含めると、オデッセイの方がより所帯染みてないのかなと。


走行性能や乗り心地はオデッセイが勝るが…


走行性能や乗り心地などの比較。

まずエスティマハイブリッドはアイポイントが高いため見晴らしが最高。反面として、どうしても腰高な感覚やロール感の強さは否めないものの、それでもグラッとした動きは慣れればかまへんかまへん。ただエンジンのパワー感がなく車重が2トンを超えるなど、もし5名6名乗車だとエンジンが唸りっぱなしになってしまう。

また段差による衝撃で発生したシートのブルブルとした振動などは、新バルブを採用したショックアブソーバー(ダンパー)のおかげで新型では劇的に乗り心地は改善。しなやかさが増したおかげで、骨太で質感の高い乗り心地が味わえる。しかしながらあくまでMC前のオデッセイと比較した話であって、どうしても設計の古さは否めないのは難。

オデッセイハイブリッドは、基本的に電動モーターで走行するためとにかく静粛性が高い。またそのおかげで速度コントロールが容易で、運転が苦手な人でも走りやすい。単にオデッセイは全高が低いだけではなく低重心設計。走行面においてはエスティマの比ではないはず。一方ブレーキはやや過敏に反応しがち。

もちろん乗り心地も抜群。二列目シートなどについては後述するものの、まさに「リムジン並み」と評価されることも。ハンドルの前後調整幅が大きいので、身体が大きいおデブさんでも小さい人でもハンドル操作がしやすいはず。

ただ反面、オデッセイはそのハンドルがとにかく重いんだそう。特に女性が運転する場合は気になるレベルとのことなので、もし奥さんやママさんがオデッセイを運転する場合は一度試乗しておいた方が良いでしょう。「女性が」と限定した場合は、まだ何やかんやで新型エスティマの方が運転しやすいかも知れない。

でもその分ワインディングロードやカーブが多い場所では、無駄なハンドル操作が減るなど車体の安定性は高め。車線変更・レーンチェンジ時では安心感はひとしお。きっと高速道路での走行は疲労感が薄いでしょう。

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ラゲッジ荷室はオデッセイがおすすめ


ミニバンに重要なラゲッジスペース・荷室はどちらが広いのか。結論から書くと、オデッセイの方が荷室は広い。

新型エスティマ オデッセイ 比較 荷室ラゲッジスペース
カートップ10月号
左の画像が三列目シートを出した状態、右の画像が三列目を格納した状態。やはり下のオデッセイの方が広いのは一目瞭然。三列目シートを出した状態で1cm、格納時で10cm分も新型エスティマより上回ります。特に後者の場合、広さの違いが顕著。またラゲッジ開口高も新型エスティマの方が高いので荷物の出し入れはしづらいはず。

もちろん新型エスティマの室内や荷室の広さは必要十分ですが、敢えてオデッセイと比較すると見劣り感は否めません。やはり新型エスティマの基本設計が古いことが影響してるんだと思います。見た目のデザインなど外側をいくら取り繕っても、中身までは新しくならない。そういった面でオデッセイよりも断然不利という結果に。

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二列目・三列目シートの使い勝手や居住性


続いて二列目・三列目シートの比較。

新型エスティマ オデッセイ 比較 二列目シート
カートップ10月号
まずは二列目シートを見てみると、どちらもウォークスルー可能なセパレートタイプ(キャプテンシート)。新型エスティマもオデッセイもどちらも居住性は高そうです。オデッセイの方が全高は低いものの、意外に室内空間の広さでは健闘してそう。

だから甲乙付けがたいと思いますが、オデッセイの二列目シートの乗り心地は「リムジン並み」と評価されることもあるので、個人的にはやはりオデッセイに軍配を上げたいと思います。

新型エスティマ オデッセイ 比較 3列目シート
カートップ10月号
そして三列目シート。やはり新型エスティマもオデッセイも居住性は高そうですが、記事のマリオ高野という方によればオデッセイの方が座面長が長いのでゆったり座れるとのこと。

三列目に大人が乗る機会は少ないのかも知れませんが、より幅広い乗客に対応してるのはオデッセイかも知れません。また画像を見てみると、オデッセイの取っ手(アシストグリップ)の位置が新型エスティマより手間にあるので持ちやすそうです。


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実燃費や維持費はオデッセイハイブリッドがおすすめ


続いて実燃費。エスティマやオデッセイはいくら高級ミニバンとは言え、基本的にはファミリーカーだと思うので実燃費は無視できません。

新型エスティマ オデッセイ 比較 実燃費
カートップ10月号
そこでハイブリッドモデルを見てみると、オデッセイハイブリッドの圧勝。高速燃費でも市街地燃費でもエスティマを圧倒してます。

具体的な数字を見てみると、高速燃費がエスティマハイブリッドが11.3km/Lに対してオデッセイハイブリッドが13.6km/L市街地燃費がエスティマハイブリッドが10.0km/Lに対して、オデッセイハイブリッドが11.3km/L

高速+一般道を足した帰路(440km)を見てみると、更にオデッセイとエスティマでは「3.5km/L」ほどの燃費差が生まれてしまってます。ガソリン消費量で見てみると、オデッセイハイブリッドが27L。エスティマハイブリッドが34L。ガソリンがリッター120円だとしたら840円ですから、燃料費で更に換算するとこの違いがより体感できるはず。

要するにハイブリッドの性能はオデッセイが上回る結果に。しかも先程列挙しましたが、新型エスティマハイブリッドの方が割高。そう考えると価格面でもオデッセイハイブリッドの方が有利という結果になりました。

また維持費の面で見てみると、ハイブリッド車だとエスティマもオデッセイもどちらも免税対象。オデッセイは2000ccエンジンを搭載してるのでつい自動車税が安くなるのかなーと思っちゃいますが、維持費は当然変わらず。

ただガソリン車を見てみると、こちらもオデッセイに軍配が上がります。エスティマのエンジンは古いせいか一切の減税措置はないものの、オデッセイのガソリン車のみ自動車税40%、自動車重量税が25%ほど減税されます。

自民党政権はずっと増税しかしてませんから、この減税措置もいつ終了するか分かりません。もしオデッセイに買い時があるとしたら、まさに「今」といったところ。2017年2018年以降の展開は現時点では不透明。ちなみに、この程度の言及では政治的な内容には当たりませんよね?(笑)


値引き額はどっこいどっこいだが…


ついでに値引き額を見てみると、オデッセイと新型エスティマのどちらも22万円から25万円前後とされています。高級ミニバンであることを考えたら、平均的な値引き金額と言えます。

ただ新型エスティマの基本設計は10年前から進化してないことを考えたら、エスティマの値引きはどちらかと言えば渋い部類に入りそう。それでもエスティマが古い事実は変わらないので、頑張ってオデッセイを競合させて値引きをお願いするのが常道でしょうか。

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自動ブレーキなど安全性能はオデッセイがおすすめ


最後は自動ブレーキ。ミニバンはファミリーカーだからこそ欲しい予防安全機能。

新型エスティマの自動ブレーキは「トヨタセーフティセンスC」。一方、オデッセイの自動ブレーキは「ホンダセンシング」。どちらもメーカー名を入れた自動ブレーキですが、エスティマは赤外線レーザー+単眼カメラ、オデッセイはミリ波レーダー+単眼カメラ。

この時点でお分かりだと思いますが、普通にオデッセイのホンダセンシングの方が上。エスティマのセーフティーセンスCは対人間では停止することは無理ですが、オデッセイの自動ブレーキは可能。オデッセイだと高速道路上に限られるものの、追従クルーズコントロールも可能。そもそも自動的にブレーキが作動する速度域からして全然違います。

新型エスティマは高級ミニバンの部類に入るはずですから、何故こんなにしょぼい自動ブレーキを採用したのか理解に苦しみます。新型にビッグマイチェンしたのだから、せめてミリ波レーダータイプの自動ブレーキは欲しかった。


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エスティマとオデッセイの比較まとめ総括


新型エスティマとオデッセイの比較まとめに入ると、やはり中身的にはオデッセイが全般的に優れていると言えます。オデッセイの価格は全体的に割高だと思ってたんですが、敢えて新型エスティマと比較すると意外とお安い。少なくともコストパフォーマンスに優れてるのかなーと思えました。

新型エスティマはビッグマイチェンでテコ入れされたとは言え、どうしても基本設計は古いまま。オデッセイも2013年にフルモデルチェンジしたので決して新しい車種とは言えませんが、それでも10年前の自動車がそれに勝つのは難しいでしょう。いくらエスティマのポテンシャルが高いとはいえ限度があります。

それでも自動車は何も目新しさや機能面が全てではない。例えばジムニーが未だに毎月1000台以上売れているように、何でもかんでも新型車だからといって優れていると結論付けるのは難しい。

特にエスティマはキーンルックと言われるような清潭な顔立ちが特徴。トヨタだとノア・ヴォクシーに代表されるように最近のミニバン車はデザインがゴリゴリしがちな中、新型エスティマの出で立ちは端正そのもの。トゥルントゥルン。エスティマには目立つけど目立ちすぎない「古き良きスマートな高級感」がそこにはある。

新型エスティマはミニバンでは珍しいツートンカラーも導入されるなど、見た目の商品力は大幅にアップされたと言ってもいいはず。そういった点ではオデッセイにはない、新型エスティマの魅力がまだまだ健在と言えるのかも知れません。

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1 件のコメント:

  1. エスティマハイブリッドはE-Four(四駆)でオデッセイハイブリッドはFFのみなんです。
    私はスキ―をやるのですが、ホームゲレンデの駐車場で長期車中泊で滞在している方に人気なのはエスティマハイブリッドなんです。皆さん定年退職後の悠々自適な生活でお金もたっぷりお持ちの様ですが、何故か室内空間がより広いアルファードハイブリッドでは無くエスティマなんです。事情を聞いた所、ハイブリッドミニバンの四駆で1000w越えの100V電源が使用できるのはエスティマハイブリッドだけなんです。(アウトランダーPHEVも有りますが狭い)

    通りで何処のゲレンデへ行ってもエスティマハイブリッドが多い訳が解りましたw
    因みに、オデッセイハイブリッドなんてゲレンデで一回も見た事有りません。

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