かつて某テレビ番組で「パジェロ♪パジェロ♪」と景品に使われていたことでも有名。車好きではなくても何となく覚えてる人も多そう。今にして考えると、自然な流れで車名を有名人に華麗に連呼させるわけですからかなり上手い宣伝手法でした。
ただ現行パジェロにフルモデルチェンジしたのが2006年10月。今年は2017年ですから既に11年目に突入。さすがに車両設計の古さなどは否めず、パジェロの販売台数も月販500台もなかった気がします。
最近はデリカD5のフルモデルチェンジも取りざたされるなど、パジェロもそろそろ次期モデルに衣替えしても良さそうな頃合い。
そこで今回は次期パジェロのフルモデルチェンジ情報をまとめたいと思います。そもそもフルモデルチェンジされるのかも含めて、次期パジェロの注目点は何なのか確認していきましょう。
新型パジェロの発売時期は2018年後半?
まずは新型パジェロの発売時期。やはりいつフルモデルチェンジされるのか一番気になる情報。
結論から書くと、新型パジェロの発売時期は2018年後半というのがもっぱらのウワサ。ただこれを報じたベストカーさんは「新型パジェロミニが2017年夏に復活」という予想記事もかつて書いていましたが、ご存知のように見事に空振り。あまり過度な期待は禁物。
ただ三菱自動車からは新型SUV「エクリプスクロス」が2018年前半頃に発売を予定してる。再び三菱全体に勢いをつけるためにも、新型パジェロが同年にフルモデルチェンジする可能性はゼロではありません。
また三菱自動車は既に日産自動車の傘下に入ったわけですが、ゴーンはパジェロを評価。次期パジェロへの開発(?)も公言しているらしい。確かにゴーンは最近三菱自動車の工場を見学して、三菱社員さんを直々に激励されていました。
こういった諸々の諸状況を勘案すると、少なくともパジェロのフルモデルチェンジする可能性自体は逆に高まったと見られています。残念ながら発売時期こそ確定していませんが、次期パジェロそのものの発売・登場は期待して良さそうです。
フルモデルチェンジ後もディーゼルエンジンがメインだが…
続いては新型パジェロの中身。フルモデルチェンジ後はエンジンやプラットフォームは何か変更されるんでしょうか。
基本的にエンジン周りは現行パジェロを踏襲。具体的には3.2Lディーゼルターボエンジンを多少ブラッシュアップさせたものを搭載予定。基本的にフルモデルチェンジが行われても、新型パジェロのメインは引き続き「クリーンディーゼル」になる模様です。
ただ三菱自動車はクリーンディーゼルだけではなく、最近は電動化技術にも力を入れてる。いわゆるプラグインハイブリッド車(PHEV)。これがフルモデルチェンジ後にも設定されて、要するに「パジェロPHEV」なるものも誕生する予定だってんだから期待に胸が膨らみます。
ちなみにこのPHEVに組み合わされるエンジンは、現行パジェロにも搭載されている3.0L v6スーパーチャージャー。パジェロの車重は2トンを超える代物なので、こういった電動化技術は燃費だけではなく走りの面でも貢献してくれるはず。
フルモデルチェンジ後のパジェロにダイナミックシールドは採用されるか?
ベストカースクープスペシャル2017 講談社 |
現行パジェロはトヨタ・ランドクルーザーのように「古き良きSUV」といった外観でしたが、ベストカーさんの予想では今風のSUVに仕上がるらしい。さながらメルセデスベンツ・GLSのような雰囲気か。
ただ確かにカッコいいっちゃカッコいいものの、どこか予想デザインは没個性的。
何故なら三菱自動車が誇る「ダイナミックシールド」が採用されてない。三菱自感もなければ、パジェロ感もない中途半端な雰囲気。あくまでいち自動車雑誌さんのフルモデルチェンジ予想画像に過ぎないものの、おそらく新型パジェロにもダイナミックシールドは採用されるはず。
ちなみに、2019年以降のさらなる詳細は新車情報ブログ・カーギークの「三菱新型パジェロ最新フルモデルチェンジ情報まとめ」で更新予定。
当初は自動車業界の再編もあって今回のフルモデルチェンジ情報を我ながら疑っていたものの、既に三菱デリカD5の次期モデルの開発が着々と進んでることからも分かるように、新型パジェロの開発も当然にして進んでるらしい。
【スポンサーリンク】