ただし、これもパーフェクトとはいい難い。リアシートのスライドが左右一体式で、独立してスライドできないからだ。チャイルドシートを装着した左側は前に寄せ、大人が座る右側は後ろに寄せるといった融通を利かせにくい。
http://autoc-one.jp/honda/n-wgn/report-1578665/0002.html
渡辺陽一郎という自動車評論家がN-WGNに乗ったら?という記事。なかなか参考になる情報も多く勉強させられましたが、気になった情報がリアシート(後部座席)周り。
引用文の繰り返しになりますが、N-WGNのリアシートは「左右独立してスライドさせることはできない」そう。ムーブやDAYZも同じようにできないんですが、ちなみに
ワゴンRだけは可能。ここらへんはスズキが『王者の風格』を維持してると言ったところか。最近は台数パッとしませんが(笑)
その半面、リアシートの畳み方はシンプル。バックレストを単純に前に倒すだけだ。なので広がった荷室の床面に段差ができる。 ワゴンR や ムーヴ は、リアシートのバックレストを前に倒すと座面が下降し、コンパクトに畳めてフラットな荷室になるが、N-WGNにこの機能はない。
(http://review.kakaku.com/review/K0000287127/ReviewCD=382770/ImageID=38988/)ちなみに後部座席がフラットに折りたためると、こんな感じになる。画像はスズキのMRワゴン。
これがN-WGNだと背中をもたれ掛かる分だけモッコリしちゃうってこと。要するに、大きな荷物を積んだりしたい場合、結構不便かもってこと。左右独立スライドは小さい子供がいない限り不便でもないが、これができないのは個人的に「ん?」とは思った。
画像のMRワゴンみたいなことが何故可能かと言えば、その分下のスペースに後部座席を押し込める。N-WGNの場合、それがない。でも
『何か』はある。
それが
傘置きだッ! 渡辺陽一郎という評論家は、マイナスをプラスに変えるアイデアで、「この割り切ったコストカットは素晴らしい」と賞賛してました。自分もそういう努力は大事だし、この収納BOXも評価できる。
ただ一見便利そうな収納ですが、現実問題
「傘置きとして使えるか」は微妙。だって
「横置き」ですよ。普通に持つ部分が濡れちゃうでしょ。溜まったそこそこ大量の水もどうするんだろう。傘の内側にその水が入ってこないんだろうか。こういう疑問がつきず、実際濡れた傘で試して欲しかった。
ま、傘に限らないのであればティッシュとかティッシュとかティッシュとか置くならアリかも。