ザ・マイカー4月号 |
そこで「車庫証明を自分で取得するための一連の流れ」を簡単にまとめてみました。
まず車庫証明の申請前に「必要な書類」を集める
車庫証明書を取得するには、まず「4つの書類一式」を集める必要があります。「自動車保管場所証明申請書」
「保管場所標章交付申請書」
「自認書 or 保管場所使用承諾書」
「保管場所の所在図か配置図」
具体的にはこれらの書類。管轄の警察署にまで赴いて、交通課の担当者に「車庫証明を取得するための書類をください」と頼めば渡してくれます。
そして、「自動車保管場所証明申請書」と「保管場所標章交付申請書」には車体番号を記載します。新車の場合、ディーラーにクルマが届かないことには車体番号が分からないので、あらかじめ連絡してもらうようにディーラーに伝えておきましょう。
「自認書 or 保管場所使用承諾書」は自宅が車庫になるなら自認書、つまり自分で承諾書を書くだけです。逆にアパートやマンションなど駐車場を契約している場合、そこの責任者や大家さんに承諾書を書いてもらいましょう。マンション済みだとやや手間か。
「保管場所の所在図か配置図」は駐車場や自宅の位置を書いた大まかな地図と、具体的にどこに停めるかの詳細を記述します。グーグルマップなどネット情報を参考にするとオッケーです。
警察署へ申請するときの注意点
これらの必要な書類を書き終えたら、再び警察署へ出向いて提出します。少し注意点があるとしたら、都道府県によって多少金額が変わるようですが、車庫証明を申請するには2000円ちょっとのお金が必要です。さすがに財布を持ち歩かない人はいないと思いますが現金は必須。
また「クルマの使用本拠地」が確認できる運転免許証も必要です。自宅住所から半径2km以上離れている場所にクルマを停めることはできないので、書類にそこらへんの不備がないかも確かめられます。
地域によっては住民票が必要だったりするようですが、書類に不備があれば交通課の警察官さんが教えてくれるはず。不安な方は住民票もあらかじめ取得しておくといいかも知れない。
1週間ほどで車庫証明は交付される
そして、書類提出から約1週間ほどで「車庫証明(自動車保管場所証明書+保管場所標章番号通知書)」を警察署で受け取ることができます。最後もステッカー代(保管場所標章)が500円ほど必要です。つまり、自ら車庫証明を取得する場合、合計3度ほど警察署へ足を運ぶことになります。
だから、個人的な感想としては警察に何度も足を運ぶ手間を考えたら少しダルいかも。この手間を1万円で代行してもらって楽できたと考えるのか、はたまた節約できたと考えるのかは人それぞれ。
もちろん車庫証明(自動車保管場所証明書)を入手したらディーラーに渡す必要があります。ここらへんも自ら車庫証明を取得する場合は手間か。
ちなみに「軽自動車には車庫証明は必要か」という記事も参照。どうやら普通車と軽自動車とでは車庫証明の取得方法が異なるらしい。自分で取得したい場合は是非チェックしてみてください。
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