このロールスロイスファントムは2003年に発売された息が長いモデル。ただ「今年2016年中にロールスロイス・ファントムの生産中止」というニュースをResponseなどが報じました。それを聞いてガッカリしたお金持ちや企業も多そう?
ただ生産中止にならないどころか、ロールスロイス・ファントムはしっかりフルモデルチェンジを予定してる。厳密には現行ファントムは今年中に一度生産中止されるものの、あくまでファントムのブランド自体が終わるわけではありません。
既に海外では偽装をまとったファントムが走行中。
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次期ファントムの発売時期は2018年以降
やはり気になるのは次期ファントムの発売時期。一体いつフルモデルチェンジされるのか。次期ファントムが正式にフルモデルチェンジ情報が発表されるのは2017年9月頃らしい。
ただ実際に8代目ロールスロイス・ファントムが発売されるのは海外のサイトも参考にすると、その発表から遅れて「発売時期は2018年頃」になるのではないかという見方が優勢。日本への次期ファントムの導入はさらに遅れる可能性もあります。
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次期ファントムは車体を100kg以上軽量化?
またフルモデルチェンジといえば、やはりプラットフォームや車体に関する情報が気になります。これはロールスロイスでもご多分にもれず
そこで出し惜しみせずに結論から書くと、次期ロールスロイス・ファントムは今回のフルモデルチェンジでBMWの技術を使って軽量化が行われます。ちなみにロールスロイスは2003年にBMWに買収され済み。
具体的に言うと、次期ファントムにはカーボン素材を採用されて約100kg近く軽量化されるとのこと。とはいえ現行ファントムの車重が2600kg前後と超重いので、どこまで燃費に貢献するかは不明(笑)
ただブルームバーグや海外のサイトでは「軽量アルミフレーム」を採用するとありましたので、実際のところはどうなんでしょうか。素材はアルミかカーボンかで価格が変わってくると思いますが、マガジンXさんの情報では100万円ほどアップして新型ファントムの価格は5200万円とのこと。新築一戸建てが余裕で買えまっせ(笑)
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フルモデルチェンジでついにPHEV化!!
次期ファントムでは引き続き、6700ccのV12エンジンは継続して採用される予定。ただフルモデルチェンジからしばらくして、ファントムのプラグインハイブリッドモデルも発売される可能性も高い。
ファントムは基本的に「送迎用」のために購入されることも多いはずなので、経済性やランニングコストも決して無視はできません。またモーター走行が増えることで乗り心地に快適性が増すこと意外と現行モデル以上にウケるかも。
改めて次期ファントムのエクステリアを確認しておくと、言うまでもなくキープコンセプトではあるんですが、Cピラーの角度がややなだらかになってファストバック風のデザインになるとのこと。
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フルモデルチェンジ後はクーペとコンバーチブルは廃止
ちなみに今回のフルモデルチェンジを機に、ロールスロイスファントムからクーペとドロップヘッドクーペ(コンバーチブル)のグレードが廃止される予定。ただ「ファントム ゼニス リミテッドエディション(Zenith limited edition)」という特別仕様車が限定50台で発売されるとか。
上:ドロップヘッドクーペ、下:クーペ |
しかも既にロールスロイスには2ドアクーペモデルの「ロールスロイス・レイス」やオープンカーモデルの「ロールスロイス・ドーン」が発売されてる。
2ドアモデルのファントムクーペを買うぐらいなら、普通はそっちを買う。やはりロールスロイスファントムは送迎用ですから2ドアにする必要性をほとんど感じません。そりゃあ人気が出ないのも頷けます。
ちなみにそのロールスロイス・レイスですが、同じく2017年にフェイスリフトの一部改良 or マイナーチェンジを行う予定。近々SUVモデルを発売する予定もあったり、最近校長のロールスロイス。果たして次はどのモデルがフルモデルチェンジされるんでしょうか?
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