じゃあ山道のカーブなどで交通事故が起きた場合、下り坂ドライバーの方が無条件で過失責任が大きくなるのか?ちょっと前のJAFにその答えが載ってました。
道路交通法には規定されてない
下り坂を走行してようが上り坂を走行してようが、基本的にそれだけで過失責任の重さが変わることはないそう。何故なら、「上り坂ドライバーに配慮しよう」ということは道路交通法には一切書かれてないから。あくまで自動車教習所で教えてくれる単なるドライブマナーの一つにすぎない。
だから山道であろうが平坦な道路であろうが、あくまで適用されるルールは同じ。スピードの出しすぎでセンターラインをはみ出して下り坂ドライバーに突っ込んだ場合、当然上り坂ドライバーの過失責任がかなり大きくなる。
ただこういう交通事故における過失相殺率は、本当に状況状況によって変わってくるので一概には言えないそう。弁護士さんに頼む以外に方法はないのが実情。最近自動車保険でも弁護士さんを頼めるサービスも普及してるのもうなずける。
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