じゃあ、この『インターチェンジ』と『ジャンクション』には何か違いがあるのか?そこで両者の違いを簡単にまとめみた。
インターチェンジもジャンクションも意味は同じ
ただ『インターチェンジ』と『ジャンクション』の違いをまとめてみた…とさっそく言っておきながら、実は両者の意味は同じ。「ランプウェイ状の坂道を利用した、複数の道路が一箇所or複数箇所で交差している立体的な構造物」という点では、両者に構造的な違いは特にありません。また道路交通法を見渡しても、両者を使い分ける根拠やルールが見当たらない。
だから極端なことを言えば、インターチェンジのことをジャンクション、ジャンクションのことをインターチェンジと呼んでも基本的に支障はないということ。
でも実際問題としては、やはりインターチェンジとジャンクションが使い分けられているのが実情。そこで改めてになりますが両者の違いをまとめてみます。
どの道路から高速道路に繋がるか?
どちらも高速道路に繋がるという点では同じですが、強いて違いを指摘するなら、「どういった道路から高速道路に繋がってるか?」という点。例えば、「インターチェンジ」だと一般道路→高速道路(または高速道路→一般道路)。一方の「ジャンクション」は高速道路→高速道路(または高速道路→高速道路)。
だからインターチェンジの方が設置箇所が多くて、ドライバーにも頻繁に利用されてるイメージ。またジャンクションは構造的に大掛かりなので建設費が高騰しがちなので、あまりポンポンと設置できるもんでもないのかも。
料金所の有無
また料金所の有無の違いによって使い分けられてるケースもある。インターチェンジにはETCなどの料金所が設置されていて、逆にジャンクションには料金所が存在しない。ただ前述の定義では「ジャンクション」という位置づけだったとしても、料金所がある場合はそこが「インターチェンジ」と呼ばれているケースもある。
だからインターチェンジとジャンクションの違いを大きく見分けるコツがあるとしたら、「料金所の有無」による違いが一番のポイントかも知れない。つまり、どちらがドライバーにとって身近な存在かを考えると、それはインターチェンジと総括できそう。
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