新型Cクラスでは、アルミニウムを約50%ボディーシェルに使い、高張力鋼板などと組み合わせる革新的な軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディーを採用。ホワイトボディー状態で先代モデルと比較した場合、約70kgの軽量化を実現している。メルセデスベンツ・Cクラスがフルモデルチェンジ。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140711_657487.html
何と言っても、最大のウリは「車体の半分でアルミ素材」を使用したこと。
それでどれぐらい軽量化できたかと言えば、約70キロ。成人男性ほぼ一人分。中型のセダン車でここまで軽く出来たのは、かなり驚異的なこと。
もちろん軽自動車でも、スズキが高張力鋼板をふんだんに使ってる。とは言え、今回の新型Cクラスのように「車体の半分」でアルミを採用するのは採算性を考えるとほぼ不可能。まさに高級車ならではの『贅沢』。
新型Cクラスの燃費は30%以上改善!!
その結果、新型Cクラスのカタログ燃費もかなり向上。なんとリッター17.3キロ。ハイブリッドを積んでない、ただのガソリン車。それでこの燃費を叩き出せるのは、やはり「半身アルミボディー」だから成せたワザでしょう。先代モデルより最大30%以上向上したんだそう。
そしてその分だけ、走りも軽快になってることは想像に難くない。
まさに良いこと尽くめ。「軽さは正義」と誰かが言ったが、メルセデスベンツがその最先端を走ってる。
新型Cクラスは、トータルバランスに優れた一台
走行性能や燃費だけではなく、安全性能もバッチリ。メルセデスベンツのSクラスに採用されてる、自動ブレーキも標準装備だそう。カメラとレーザーを併用することによって、360度全方位の危険に対応してる。スバルのEyeSight3も真っ青レベルのやつ。それにも関わらず、価格は400万円台から購入可能。当然ベンツなど輸入車を購入する層は、ある程度お金を持ってる層。それを考慮したら、全然「手頃な値段」と言える。
新型Cクラスは、まさに『トータルバランスに優れた』一台だと言える。
昨年2013年のCクラスの販売台数は、12,238台。前年比では20%減と、少し奮わなかった。ただ、その理由は今回のフルモデルチェンジに合わせた「買い控え」の一点に尽きる。
だからこの新型Cクラスは、輸入車トップに君臨するチカラが十分秘められてると言ってもいい。少なくとも、BMW3シリーズあたりは今頃戦々恐々としてるだろう。
ちなみに、本田さんは今後も新型CクラスのCMに起用されるんでしょうか?はてさて。
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