スズキ株式会社は、さらなる低燃費化技術を取り入れ、ガソリン車No.1の低燃費35.0km/Lを達成した 軽乗用車「アルト エコ」を12月18日より発売する。スズキのアルト・エコがとうとうリッター35kmを達成したそう。ほぼハイブリッド車の新型フィット並。今年の6月か7月にミライースがアルトを抜いたんですが、再びアルトがトップに返り咲き。イースの『三ヶ月天下』と言ったところか。
今回一部改良を行った「アルト エコ」は、エネチャージ、新アイドリングストップシステム等、現在採用している低燃費化技術に加え、エンジンの圧縮比向上及び燃焼改善、摩擦抵抗低減、パワートレインの制御最適化により、従来型の33.0km/Lから2.0km/L向上させて35.0km/Lを実現。低燃費と軽快な走りを両立した。
http://www.suzuki.co.jp/release/a/2013/1119/index.html
先日「スズキはこれからエンジンの圧縮比を高めていく」というニュースをお伝えしましたが、 今回のアルト・エコの改良点を見るとさっそくそれが導入されている。
サイトを見るとおよそ0.2向上してる。スズキはこの圧縮比を12.0まで引き上げようとしていますから、スズキがかなり早い段階でリッター40km、もといトヨタのハイブリッド車ですら余裕で超えてくるのはほぼ間違いないと思います。デザインは相変わらず古いままなので、空力性能などの点でもまだまだ向上する余地があるはずなので。
燃費という点だけを考慮すると「スズキの独壇場」と言っても良くて、 ダイハツですら追いつける余地がないんではないかと思ってしまう。カタログ燃費だけではなく、実燃費でも相当ダイハツとは差がありますから。
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