ただアメリカでは毎月25000台以上売れているなど、海外販売では絶好調のCR-V(開発コードは2HX)。それが早くも2016年末頃にフルモデルチェンジを予定しています。
(ホンダ新型CR-Vハイブリッド) |
次期CR-Vは改良版ステップワゴンの1.5Lターボを搭載
まず新型CR-Vのエンジンラインナップをチェック。
フルモデルチェンジ後はステップワゴンに搭載済みの1.5LターボがCR-Vに搭載され、そのターボエンジンがメインに据えられる模様。
ただステップワゴンよりも大幅にチューニングされて、新型CR-Vのスペックは最高出力が190PS、最大トルクが24.0kgmとパワーアップされます。トルクだけ見ると約2500ccエンジン並み。
現行CR-Vよりも40馬力、トルクは5kgmぐらい上回っており、フルモデルチェンジ後の新型CR-Vは少なくともパワフルに仕上がることは間違いない。CR-Vの主戦場であるアメリカでは燃費面より走行性や走破性を重視しなければいけないのか。
【スポンサーリンク】
フルモデルチェンジから数年後にハイブリッド化も予定
でも、一方でアメリカの方が燃費規制が厳しい現実があるので、メーカー全体の平均燃費を下げるために新型CR-Vも2019年をメドにハイブリッド化されます。
アコードやオデッセイに搭載済みのハイブリッドシステム「i-MMD」。これは2モーター式のハイブリッドなので、新型CR-Vでも走りと実燃費の両面では相当期待できるはず。
ちなみに、このハイブリッドシステムは2017年中頃から後半にかけてステップワゴンでも搭載される予定。「ホンダ新型ステップワゴンハイブリッド試乗レビュー」も気になる方は参照してみて下さい。非常にパワフルのため新型CR-Vハイブリッドの走りも期待が膨らみます。
ちなみにヨーロッパではSUVは牽引能力の高さを求められるらしく、次期新型CR-Vではトラック並みの2000kgまで引き上げられるように改造。この機能はハイブリッドモデル限定に搭載するとのことですが、ヨーロッパの方は森でも開拓するつもりなんでしょうか?(笑)
ただやはり日本国内でハイブリッド版CR-Vが導入されるかは未定。
【スポンサーリンク】
フルモデルチェンジでヴェゼル風の見た目に?
そしてフルモデルチェンジ後のデザインはどう変わるのか?
結論から言うと、新型CR-Vのデザインはヴェゼル風のルックスにフルモデルチェンジされます。ホンダ的には「ソリッドウィングフェイス」とか呼んでいるっぽい。フルモデルチェンジ情報に定評がある、マガジンXさん曰く、新型CR-Vは「ボルボXC60を彷彿させる」とのこと。
次期型CR-Vのリア画像を見てみると、リアコンビネーションランプは変わらずピラーに内蔵するタイプなものの、フルモデルチェンジ後はバックドアガラスの両端からブイッと内側に突き出たデザインに変更されてます。
どうやらフルモデルチェンジ前に国内から消える可能性が高いCR-Vですが、それでもヴェゼルは比較的堅調に販売を推移してる以上、そのヴェゼルより大きいサイズのSUVが欲しいと考えてる層も一定数いるはず。
そこで何のテコ入れもしないまま、一度もフルモデルチェンジもしないまま、もしCR-Vが国内から撤退するとしたら若干もったいない気もします。
【スポンサーリンク】
新型CR-Vは日本国内で生産予定
国内販売から撤退しそうな次期CR-Vですが、実はフルモデルチェンジ後は日本国内で生産されるそう。それだけホンダの国内販売が低迷してて、工場の稼働率が下がってる証拠らしいです。
ただ新車販売が不振なのはホンダだけではないので、アベノミクスで雇用もジリ貧というのが悲しい所です。安倍総理はしっかり「仕事」をしてほしいものです。
ちなみに2018年3月現在、ホンダ新型CR-Vは2016年に日本国内から撤退したものの、再び復活することが決定済み。既に「ホンダ新型CR-Vハイブリッド 試乗記」もレビュー済みのためご参照下さい。新型CR-Vの発売時期なども試乗記事に列挙しております。
【スポンサーリンク】