ニューモデルマガジンX1月号 |
X2はどこまでクーペ風に近づけられる?
そもそもBMW・Xシリーズのおさらいをしておくと、やはり奇数番号と偶数番号とでは特色が変わってきます。奇数系がオフロード仕様のクロスオーバー、偶数系がスポーティーでスタイリッシュなクーペ仕様を強めたSUV。デザイン的には後席のルーフラインがギュイ~ンと下がってます。具体的にはX4がX3のクーペ風、X6がX5のクーペ風みたいな立ち位置。特にBMW・X1は来年2016年に三列シート化してくるので、クロスオーバー色だけではなくMPV(ミニバン)要素も強めてくる。そうなるとBMWとしては、X1を更に趣味性に走らせたバージョンの「X2」の発売は急務となってきます。
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つまりX2がどこまでクーペ風のスタイルが確立されるかは不明とのこと。
ただしX2ではサイドガラスの上下高は明らかにX1よりも小さい。リアガラスもX1よりも寝かされ気味に見える上、ルーフやテールゲートの角度が異なる印象。だからX1とX2では全体的なフォルムではあまり変わらないものの、BMWとしては細部のデザインを大きく変えることでX2をクーペに見せるのではないか?との見立て。
例えば、BMW・X2はランドローバーのレンジローバーイヴォークに雰囲気は似るらしい?
X2もX1も基本的には大差なし?
だからクーペ風ということでオンロード仕様にはなるものの、やはり車体サイズの制限があるので、BMW・X2もX1も大きく違いはないのではないかということ。さすがにサスペンションの味付けも変えてくるんでしょうが、BMW・X2でもプラットフォームも共通の「UKL2」を採用。エンジンラインナップもX1に準じたものとなります。具体的には「X1 sDrive18i」のような1500ccの直3ターボエンジン、「X1 xDrive20i」のような2000ccの直4ターボエンジン。変速機も6速ATと8速AT。
BMW・X2は2018年モデルとして販売されるらしいので、とりあえず販売時期は2017年秋以降なのは間違いないっぽい。ただお披露目自体は2016年3月のジュネーブモーターショーの可能性が高く、BMW 新型 X2の大まかな概要が分かるのは意外に早め。日本でもそう遠くない未来に発売されるでしょう。
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