このCX-8はSUVをベースにした三列シートモデルとして発売。今後消滅するミニバン枠の穴埋めをコレで補う模様。最近はファミリーカーにSUVを選択する層が日本でも徐々に増えているとか。【おすすめ比較】ファミリーカーにはミニバンかSUVかという考察記事も参照。
マツダ新型CX-8 外観エクステリア |
ちなみにマツダ次期アテンザ最新フルモデルチェンジ情報も良かったらどうぞ。
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CX-8の発売時期は2017年12月14日
既に冒頭でも発売時期に触れてますが、まずCX-8の発売時期。果たして一体いつ登場するのか?
結論から書くと、マツダ新型CX-8の発売日は2017年12月14日になります。9月14日に新型CX-8が初お披露目されて、その時に正式な発売日なども発表されました。
今年2017年秋に開催される東京モーターショーでマツダ新型CX-8がお披露目されることは確定的でしたので、CX-8がそれ以前に発売される可能性はやはり低かった。「CX-8と発売時期は2017年11月後半か12月前半頃でしょう」と大まかに予想してましたが遠からず近からず。
ちなみにCX-8が出品される2017年の東京モーターショーには【フルモデルチェンジ最新情報】スズキ次期ジムニーや【最新情報】トヨタ新型S-FRや【最新情報】トヨタ新型スープラもお披露目される予定。
アベノミクスが始まった安倍政権以降は新車販売がパッとせず全く盛り上がらなかった東京モーターショーですが、今年2017年はCX-8も含めて熱い新型車が多く出品されるらしいです。
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CX-8はCX5がベース?CX9がベース?
CX-8に関して真っ先に気になるのが、どのマツダ車をベースにしているのかという疑問。
要するに「CX5」をロングホイールベースに拡張したのがCX-8なのか、アメリカ専売の三列シートSUVの「CX9」をショートホイールベースに縮小したのがCX-8なのか、という話。
結論から書くとCX-8のベース車両は「CX9」っぽいです。
CX-8の前方部分をCX-5をほぼまるまる共用してるため、当初はCX5ベースと見られていましたが車両ベースはCX-9ということらしい。自動車雑誌や自動車サイトなどでは情報が錯綜気味でした。
ただ自分は当初「CX-8はCX9をベースにしつつも、対外的にはCX5の派生車種として売り出す」と長々と講釈をたれて考察してたんですが、どうやらドンピシャの予想でした。ざっくり言うと、CX-8の「CX-9ベースの車両」に「CX-5のエンジンを搭載」してるような車ということ。
つまり、CX5のクーペモデル版が「CX-4」なのに対して、CX5のミニバンモデルが「CX-8」という位置づけになります。何故かCX6を一足飛びで超えてしまうため、当初某自動車雑誌では「CX-6」と車名が掲載されていたのもうなずけます。それだけCX-8はかなりややこしい経緯を辿っております。
ちなみにマツダ新型CX-6の記事では「ミニバン風SUVは人気が出るのか?」と考察してるので興味がある方はぜひ御覧ください。
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CX-8の車体サイズ・車体スペックまとめ
続いてはCX-8の車体スペックについてまとめたいと思います。
結論から書くと、CX-8の車体サイズは4900×1840×1730mm(全長×全幅×全高)。ベストカーに掲載されていたCX-8最新情報通りのサイズでした。やはりマツダはトヨタ・アルファードといったLサイズミニバンとほぼ同車格と予想している模様。
CX-8はあくまでSUVのため、デザイン的にフロントノーズがどうしても長くなりがち。そうすると広々した室内空間を確保するためには、最低でもラージクラスのミニバンサイズは必須になってくる。
アルヴェルは毎月数千台売れてるため、このサイズ感であれば十分勝負できるとマツダの偉いさんは考えたのでしょう。既にスバルは三列SUVのエクシーガクロスオーバー7を発売してるものの、その全長は4780mm。大人が全員ゆったり乗るには正直しんどい。
CX-8 室内空間 二列目三列目シート |
具体的にはCX-8の二列目シートはアテンザより広く、三列目シートはビアンテよりも広々とのこと。だからCX-8のサイズ感はミニバンとして何やかんや使用する上で問題なさそうと予想されます。
ちなみにかつて【比較】マツダ・CX5とCX3の違いもまとめましたが、東京モーターショーで初めてお披露目される新型CX-8をそれらとは比べ物にならないほど異様に大きく感じるはず。
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新型CX-8のエンジンラインナップとカタログ燃費
ラストはマツダ・CX-8の価格とエンジンラインナップで締めたいと思います。まず搭載エンジンについては確定済み。
マツダの公式発表によると、CX-8のエンジンラインナップは2200ccディーゼルターボエンジンのみ(変速機は6速AT)になります。これはCX5に搭載してるものと同様にスペックは175PS/42.8kgmとパワフル。しかもCX-8では更にブラッシュアップされ、圧力センサー内蔵のマルチホールピエゾインジェクターを採用するなどしてディーゼルエンジン特有のノック音の低減や燃費向上の最新技術が施されてる模様。
「+200kg程度の車重増などを考慮するとCX-8のカタログ燃費は14~15km/L程度に落ち着くか」という自分の予想はほぼピッタリ。CX-8のWLTCモード燃費は15.8km/Lから15.4km/Lとのこと。CX-8はCX5より燃料タンク容量が72Lと+16L。日常の足車としてCX-8は重宝しそう。
そのことからCX3以上にCX-8はかなり割り切ったモデルだと考えられます。つまり一方で、CX-8の価格面については期待薄か。最近のマツダはラグジュアリー路線を歩んでることもあって、CX-8の価格設定も強めに設定してくる可能性は高そうです。
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CX-8の価格・金額プライス一覧まとめ
ラストはマツダ新型CX-8の価格。楽天カードのようにプライスレスを売りにしたクレジットカードもありますが、当初CX-8の価格帯は340万~390万円前後ぐらいと個人的に予想しました。
結果的には大きく外れず。結論から先に書くと、マツダ新型CX-8の価格は319万円~390万円前後(4WDモデルは+23万円)になります。CX5ディーゼルの価格帯が280万~330万円(FFモデル)ってことを考えたら、常識的な範囲内に収まってるのか。
CX-8 内装インパネ周りの画像 |
ビアンテといったマツダミニバン車の価格帯が200万円台で収まっていたことを考えたら、少なくともCX-8の価格は相対的に予想通りかなり割高になりました。それでもCX-8の競合車種はトヨタ・アルヴェルあたりを意識してるはずですから、良くも悪くも価格相応といった値段になりました。
以上、マツダ新型CX-8に関する最新情報でした。既に新型CX-8は予約受注可能なため、もしミニバンが欲しい小リッチなファミリー層は検討しても良いのかも知れません。
ちなみに既に「マツダ新型CX-8の試乗インプレッション」はレビュー済みなので、もしCX-8に興味がある方は参考にして下さい。他にも【違い】CX-8とCX-5の比較記事もレビュー済み。CX8とCX5の購入で迷ってる方は参照。