つまり、現在2015年6月に至るまでフルモデルチェンジは行われてない状態。
年数にして16年以上も大掛かりなテコ入れがないのは寂しい所。スズキ・エブリイとダイハツ・アトレーと比較したこともありますが、やはりホンダ・バモス(アクティ)のパッとしなさだけが際立ちました。
ベストカー5月10日号 |
しかもアクティやバモスは第6のNシリーズとして新たに追加されるという噂も!2018年にはトヨタ・ハイエースもフルモデルチェンジするウワサもあったりして、なんだか商用車界隈が忙しくなってきやがったぜ。
そこで今回はホンダ新型バモスとアクティのフルモデルチェンジ情報…もっと言えばホンダ新型N-VANの最新情報をまとめてみました。ちなみに「おすすめ人気軽自動車ランキングまとめ」などもご参照。
新型バモス・アクティの名称は「N-VAN」に変更へ?
まず気になる情報は「車名」の変更。アクティやバモスは随分昔から使われている車名ので、さぞホンダも思い入れも深いのかと考察されます。
でも、現在は新しい軽自動車ブランドとして「Nシリーズ」を展開してる。ホンダ・N-BOXは圧倒的な売上を誇ってる。ささいな過去など水に流せと言わんばかりに、どうやらホンダ・バモスやアクティもフルモデルチェンジで「Nシリーズ」に加わる予定。
でも気になるのは次期バモスやアクティはどういった車名に変更されるのか?N何になるのか?という疑問。
商用車と言えば、真っ先に思いつくのが「ワンボックス」。
ただN-BOXやN-ONEと被っちゃうので可能性としては低そう。「商用車」からN-SYSという名称も考えられますが、さすがにどう読めばいいか分からない。「営業車」からN-EGSという名称もやはり論外。
○N-VANの車名の由来は「商用バン」?
出し惜しみしても仕方ない。
そこで結論から書くと、どうやら次期アクティ・バモスは「N-VAN(エヌバン)」という名称に変更されるらしい。ライトバンや軽ボンネットバンなど、確かに「バン」は商用車を示す場合に使われる名称。またアルトバンなど数多くの車種名にも使われています。
新型バモス・アクティがNシリーズに加わると仮定したら、やはり「N-VAN」という新名称に落ち着くのもうなずけます。覚えやすくて言いやすいベストな車名。バモスやアクティより余程良いかも。
ただN-VANではなく「N-PRO」になるんじゃないか?という情報もあります。
フルモデルチェンジ後はFF方式のN-BOXベースへ!
そして次期アクティ・バモスのフルモデルチェンジに関して、やはりエンジンの駆動方式がMRからFFへ変更されることが一番の注目でしょう。更に言うのであれば、次期バモスやアクティはN-BOXと同じプラットフォームを使うことになる。だからフルモデルチェンジ後は製造工場も八千代工業から鈴鹿製作所へ移管される予定。
実はスズキ・エヴリイやダイハツ・アトレーも駆動方式がMR(ミッドシップレイアウト)。商用バンの用途は荷物を多く載せるため、エンジンは真ん中あたりに配置した方が実用的らそお。
ただN-BOXに代表されるホンダの軽自動車のエンジンは縦置きタイプ。車体のフロント部分に配置しても車内の空間が犠牲にならない。他にもセンタータンクレイアウトなどホンダは室内空間を広げるアイテムの効果もあって、新型バモスがN-BOXベースに変更されても特に問題はない。
どうしてもMR方式にこだわる以上、新しいエンジンをいつまでも搭載することができないので必然的に商用車の燃費が悪くなりがち。
だから現行バモスの燃費はリッター15~16キロ程度に留まってますが、もしN-BOXのエンジンを移植するのであればN-VANでは商用車としては脅威のリッター20キロ台半ばまで迫るかも?
もしN-VANの販売が好調だったら、おそらくスズキエヴリイやダイハツアトレーもここに追随してくるはず…と2015年6月16日に予想したんですが、既にダイハツが2016年6月にウェイクベースの商用車ハイゼットキャディーを発売済み。
興味があれば【比較】エブリイワゴン vs ウェイクなども参照してもらうとして、 N-VANは軽商用車初のFF車になれませんでしたが、それでも今回のフルモデルチェンジの方向性としてはアリとライバルが裏付けてくれたようなもの。
ちなみに新型アクティの変速機にCVTが搭載されるかは不明。価格などを考えると4速ATあたりを使ってくる可能性も高く、あまり過度な燃費の向上はフルモデルチェンジ後も望めないかも?
フルモデルチェンジで価格は10万円以上の上昇?
続いては「価格情報」。
やはり、現行バモスの車両価格はとにかく安い。スズキ・エブリイが143万円、ダイハツ・アトレーが140万円から購入できるのに対して、ホンダ・バモスはわずか130万円。ライバル車種と比較しておよそ10万円の価格差。
ただバモスが意図的に決して戦略的な価格を設定してるからではなく、あくまでエンジンやプラットフォームがが古いから安いだけ。アクティの価格も同じように安い。
だからバモス・アクティがフルモデルチェンジしてプラットフォームを一新したら、当然価格アップは避けられないはず。最低でも7~8万円、最高で15万円以上の値上げは覚悟しておく必要がありそう。
既にエヴリイが自動ブレーキを標準搭載してる以上、ホンダが次期バモス・アクティで予防安全面で何もしてこない可能性は極めて低いはず。おそらくホンダセンシングを搭載してくるはず。
そのため、少なくとも新型N-VANの売り出し価格は140万円台に突入してエブリイやアトレー並みになることは容易に想像できます。
やはり商用車は価格の安さも魅力。そのためもし安い商用バンが欲しい方は、わざわざフルモデルチェンジを待たずに現行バモス・アクティの購入をおすすめします。
次期バモス・アクティの発売時期は2018年以降?
ラストは新型バモスとアクティの発売時期。一体いつフルモデルチェンジされるのか。記事タイトルや冒頭では「2017年5月」と大々的に書いたんですが、この2015年時点の古い情報はちと怪しくなってきました。
何故なら、ベースとなるN-BOXが2017年夏頃にフルモデルチェンジされる予定だから。もし次期バモス・アクティが2017年5月にフルモデルチェンジするとしたら、まさかのベースの本家より先に早く発売されることになる。これはさすがに常識的に考えづらい。
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実際2018年2月現在、ホンダ新型バモス・アクティはフルモデルチェンジされておりません。…ということで続きは自動車ブログ「カーギーク」のホンダ新型N-VAN 最新情報まとめをチェックしてみて下さい。
現在はカーギークをメインに運用しているため、そちらの記事で新型N-VANの情報をメインに詳細な発売時期などを詳細に解説追記してます。どうやらN-VANはピラーレスになるんじゃないか?という仰天の情報もあって、商用車のくせにN-VANの発売が今から楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク
既に【感想】ホンダ新型N-VAN 試乗評価まとめや【車種比較】N-VAN vs N-BOX、【車種比較】N-VAN vs ハイゼットカーゴなども執筆済みなのでご参照ください。