ベストカー4月10日号 |
2016年10月29日に書いた記事を再編集して、新たに追記しました。
スバル次期XVの発売日は2017年5月24日
まず気になるのはスバル次期XVの発売時期。
既に記事タイトルでも書いてるので、さっさと結論から書いてしまうと新型XVの発売日は2017年5月24日になります。既に3月9日時点で次期XVの先行予約が可能。更に次期XVのフルモデルチェンジ情報が正式に発表されるのが4月6日になる予定。
あくまでスバル・XVの主戦場はアメリカなどの海外。だから発売日が夏頃までもう少し遅れるのかと思いきや、さすがそこまでフルモデルチェンジが遅れることはありませんでした(笑)
次期XVはキープコンセプトのフルモデルチェンジ
気になるのはフルモデルチェンジ後のデザイン。果たして新型XVはどう変わるのか?
ベストカー3月10日号 |
カートップさんでは「市販モデルも大きく変わらないと思います」というスバル関係者の発言を掲載されていましたが、その通りの結果。XVコンセプトのエクステリアを見る限りは、かなり完成度は高かったので当然。
ベストカー2月10日号 |
ベストカー3月10日号 |
特にリアコンビネーションランプは立体的で、かなりグイッと突き出た面白いデザインになってる。レヴォーグやフォレスターよりもキレがあって、個人的にはカッコイイと思います。先代XVのリアはやや野暮ったい雰囲気でしたが、フルモデルチェンジ後は地味にデザインが進化。
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ちなみに新型XVのメインカラーは水色系のクールブレーキカーキをメインに売り出すらしい。個人的にはオレンジが大好きなのでやや残念。
フルモデルチェンジ後のXVのエンジンラインナップ
続いて次期XVのパワートレイン。フルモデルチェンジ後は一体どう変化するのか?
ベストカー3月10日号 |
つまり次期XVのエンジンラインナップは新型インプレッサと同じになる。
だから改めて書く必要もない気がしますが、次期XVの1.6Lエンジンのスペックは最高出力が115PS/6200rpm、最大トルクが15.1kgm/3600rpm。2.0Lエンジンは最高出力が154PS/6000rpm、最大トルクが20.0kgm/4000rpm。ベストカーさんのフルモデルチェンジ記事では単位が間違えてますが、そこはご愛嬌。
新型インプレッサの試乗インプレッションでも言及しましたが、この新型FB20エンジンの評判がかなり良い。次期XVのベースは新型インプレッサがベース。SGPというプラットフォームの剛性感の高さなどと相まって、自ずと新型XVの走りにも自然と期待が高まるというもの。
おすすめ国産SUVランキングという記事を書いたときにはスバル・XVを自分は除外しましたが、新型インプレッサをゴルフと比較したら肉薄してるのを見る限りはかなり期待が持ててしまうフルモデルチェンジではなかろうか。
フルモデルチェンジ後もカタログ燃費は現状維持
エンジンラインナップを確認したので、続いて次期XVのカタログ燃費。フルモデルチェンジ後は多くの新型車がカタログ燃費を伸ばしてますが、果たして次期XVはどうだったのか?
確定情報ではありませんが、新型XVのカタログ燃費は1.6Lが16.4km/L。2.0Lが16.4km/L程度に落ち着くのではないかとの予想。XVのベースである新型インプレッサの燃費は大して伸びてなかったことを考えると、妥当なライン。
だからフルモデルチェンジで1.6Lモデルが新たに投入されたとはいえ、現行XVのカタログ燃費(16.2km/L)とほとんど変わってません。XVに限らず、スバル車に過度な燃費性能を求めるのは酷ってもんです。
次期XVにトヨタ式ハイブリッドは搭載されない
だから次期XVではトヨタの2モーター式ハイブリッドが搭載されるというウワサは結果的にデマでした。
各自動車雑誌のフルモデルチェンジ情報でこぞって取り上げるなど、新型インプレッサは現地点でハイブリッド化されてないのでXVのフルモデルチェンジでようやく…という展開に期待も膨らみましたが、やはり眉唾情報。
またレヴォーグに搭載されている1.6L直噴ターボエンジン(DIT)も新型XVに採用されるというフルモデルチェンジ情報もありましたが、コチラもやはり眉唾でした。とはいえストロングハイブリッド化も含めて、いずれスポーティーな走りも求められる次期XVに搭載される可能性は十分あるか。
ただ次期XVはプラグインハイブリッド化される?
他にもフルモデルチェンジにあたって、SGPはハイブリッド化に対応したプラットフォームであることから、新型XVはトヨタのシステムを応用した「プラグインハイブリッドモデル(PHEV)」の投入情報もありましたが、これも眉唾情報なのか?
でも既にスバルの開発者30人が2015年時点にトヨタへ出向するなど、世界的な燃費規制に対応するために動いてる状態。冒頭でも書いたように、あくまでXVの主戦場は海外。特にスバルの販売はここ最近アメリカで絶好調ですが、特にアメリカの燃費規制がどんどん強まっている状態。
だから、少なくともアメリカなどではPHEV版の新型XVが発売される可能性はあるはず。またトヨタは日本でも試乗の評判が良い新型プリウスPHVを普及させたがっている以上、そのためにはトヨタ車以外にもPHVも増やしていく必要がある。
そこにプラグインハイブリッドモデルの新型XVを追随させていく可能性は高い。実際スバルはトヨタの手下というか、ルーミーのOEM車もイヤイヤ発売してることからもトヨタの要求を強く拒否することはないでしょう。
フルモデルチェンジ後の次期XVの価格は結果的に割安に?
ラストはスバル次期XVの価格とグレード。フルモデルチェンジ後はやはり価格が上昇してしまうのか!?
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一見するとXVの価格が高くなってるのか安くなってるのかイマイチ分かりませんが、先代XVの価格が「2.0i アイサイト」だと239万円、「2.0i-L アイサイト」だと259万円だったことを考えると、2.0Lエンジンモデルの次期XVは10万円前後の価格が上昇。先代XVハイブリッドの価格並と言えば分かりやすいか。
また先程次期XVのエンジンラインナップをお伝えしたように、フルモデルチェンジ後は構成がトータル4グレードに増えます。特に次期XVにもようやく(?)1.6Lモデルが新たに投入されたことで、現実的には先代XVよりフルモデルチェンジ前より10万円以上お安く購入できるように設定されてる。結果的に割安感が増したとも言えます。
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ちなみに「スバル新型XV試乗レビュー」や「新型XVおすすめ売れ筋グレードまとめ」なども良かったら参照してください。どのグレードの新型XVが売れているのかなと参考になるはずです。