2016年9月27日火曜日

【トヨタ】新型マークXが11月22日にマイナーチェンジで自動ブレーキが標準装備されるも残念な理由



トヨタのFRセダン車と言えばクラウン……ですがー(クイズ番組風)、忘れちゃいけないもう一つのFRセダンと言えば「マークX」。現行マークXが登場したのが2009年10月ですから今年で7年目。そろそろフルモデルチェンジがあっても良さそうですが、残念ながらその兆しはありません。

ベストカー10月26日号
ただ新型マークXは今年11月22日にビッグマイナーチェンジを行うらしい。2012年にマイナーチェンジが行われたので、それ以来の4年ぶり。マイナーチェンジでもこんな間隔なので、果たしてマークXはFMCが行われるんでしょうか(笑)

とりあえず新型マークXのマイナーチェンジ情報を簡単にまとめてみました。内外装に割りと大幅にテコ入れがなされる模様。



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マイナーチェンジ後はフロントグリルがサイズアップ


新型マークXの外装がテコ入れ。例えばヘッドライトやフロントグリルのデザインがマイナーチェンジで変更されるそう。

具体的にはヘッドライトLED化されて、フロントグリルはバンパーまで切り込んだ大型のものへ変更されるとのこと。現行マークXはグリルとエアインテークと分かれたデザインですがクラウンやレクサスのように一体化されるってことか。でもクラウンほどサイズは大きくはないらしい。

他にリアのクリアレンズ(車幅灯)のデザインも変更されるとか。具体的なデザインは既にマークX Gsに採用されているものと同じクリアレンズを採用されるとのこと。16インチアルミホイールのデザインも一新されるとか。11月のマイナーチェンジではマークXをよりスポーティーな雰囲気に仕上げてくるらしい。

またマイナーチェンジ後はカラーも変更されます。具体的にはアイスチタニウムマイカメタリックとダークブルーマイカが廃止。そしてプレシャスブラックパールという有料色とトゥルーブルーマイカメタリックが新しく追加されます。名前だけ見てもどんなカラーが全く想像できないのはオレだけですか?(笑)

そして新型マークXの塗装面では更に大きな変化もあります。クラウンなどでも既に採用されている「セルフリストアリングコート」が全車標準装備化。これは小さい傷が付いても自動的に修復されるという、まさに魔法のような塗装。

ただマイナーチェンジ後のマークXの画像はナッシング。でも先日ビッグマイナーチェンジした新型エスティマと同じように、トヨタ的にはかなり力を入れた部分だろうと推察されます。今後も見た目にちょこちょこテコ入れして延命を図っていくのか知りませんが、これらマイナーチェンジの内容を見るとマークX好きは期待しても良さそうです。

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プレミアム廃止で特別仕様車がカタログモデル入り


マイナーチェンジ後には新型マークXのグレード構成も変更。具体的には最上級グレードの「プレミアム」が廃止されるらしい。でも2500ccエンジンの「プレミアム」は全体の15%前後ほど支持されているはずなので、この理由は全く不明。

その代わりにマークXの特別仕様車だった「250Sパッケージ」が、新たに「250S」としてカタログモデルに入るんだそう。トヨタ的にはこのグレードをメインに売っていこうと考えてるんだと思うので、先程の解せない疑問も合点がいきます。

ちなみにマガジンXさんによれば、どうやらこれは「RDS(レイキッシュ・ダイナミックス・スポーツ)」というグレード名っぽい。装備面を見ると専用の内装ステッチやスパッタリングが採用されてるらしいですが、「250Sパッケージ」と内容が違うなら合計2グレードが新設されることに?

グレードは少しだけ変更消滅しますが、やはりエンジンラインナップはマイナーチェンジ後もそのまま。あくまでマークXもフルモデルチェンジはまだまだせーへんよってことだと思われます。ただしMスーパーチャージャーってのは消えるらしい。

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マークXにも何故か赤外線タイプのセーフティーセンスC


そして記事タイトルにも書きましたが11月のマイナーチェンジの注目点は、自動ブレーキ「地頭ブレーキ」がマークXに標準装備化されることでしょう。でもエスティマと同様にマークXも何故かしょぼい赤外線タイプの自動ブレーキ(セーフティーセンスC)。

もちろん「トヨタセーフティーセンスC」の性能がそこまで落ちるとは言いませんが、所詮は軽自動車レベル。ヴィッツやアクアなどに搭載されていることを考えたら、マークXクラスの自動ブレーキはこれでいいのかと疑いたくはなります。マイナーチェンジで延命してることからも、エスティマも含めてこの程度でオッケーってことなのか。ま、無いよりはマシですが残念です。

でもコチラも情報が錯綜気味。マガジンX11月号でも「マークXのマイナーチェンジ情報」が掲載れてたんですが、そこでは新型マークXに搭載されるのは「セーフティーセンスP」と記載されてる。 しかも新たに「レーダー式クルーズコントロールも付く」と更に情報は具体的。

スクープ情報に関してはマガジンXさんが一番信頼に足ると思ってますが、個人的に引っかかるのが先日ビッグマイナーチェンジしたばかりのエスティマの存在。この時のマイナーチェンジ予想では最初セーフティーセンスPだと言われていたものの、最終的に明らかになったのはセーフティーセンスCの方だった前例がある。

だから何故ハッキリとリーク情報が分かれるのか知りませんが、個人的には判断を避けたいと思います。自動ブレーキに関しては新型マークXのマイナーチェンジ情報が解禁されてからのお楽しみということで(笑)

ちなみに結論としては新型マークXには今回のマイナーチェンジで「セーフティーセンスP」が設定されました。