ホンダ新型N-BOXのティザーサイト |
そこで今回は新型NBOXのフルモデルチェンジ情報を簡単にまとめてみました。果たして新型N-BOXを買えばいいのか、末期の現行モデルを購入すればいいのかも含めてクルマ選びの参考にしてください。
ちなみに人気おすすめ軽自動車ランキングまとめも参照。
次期エヌボックスの発売時期は2017年秋
まず気になるのが新型N-BOXの発売時期。いつ次期型モデルにフルモデルチェンジされるのか?
結論から書くと、既にティザーサイトにも書かれていますが次期エヌボックスの発売時期は今年2017年秋頃。複数の自動車雑誌さんのフルモデルチェンジ情報では7月や8月下旬と予想されていましたが、そこから更に発売日が大幅に遅れたカタチ。
ちなみに「最近の自動車メーカーの傾向を考えると、フルモデルチェンジの情報は発売直前まで隠すことはせず、次期エヌボックスの発表時期はもう少し早くなる可能性がありそう。早ければ2017年4月か5月には次期N-BOXの詳細な情報が公開されるか」という自分の予想は当たりでした。
とはいえ「発売時期は秋」と言われても、さすがに漠然としすぎてる。具体的な月までは読み取れません。自動車雑誌さんのフルモデルチェンジ情報だと「新型N-BOXの発売時期は9月中旬頃」とのこと。半月ほどズラした模様。
ただ思い出されるのが現行N-BOXが登場時期。冒頭でも書いたように2011年11月に初登場した。だからちょうど6年目という節目にフルモデルチェンジするとしたら、2017年11月が新型N-BOXの正式な発売日になるパターンもあるか。同時期に東京モーターショーが開催されることもあって、そこでフルモデルチェンジした方が宣伝効果が高いか。
ちなみに新型N-BOXのライバルであるスズキ二代目スペーシアのフルモデルチェンジ最新情報も参照。
次期NBOXのエクステリアはやはりキープコンセプトだが…
続いてデザイン。次期エヌボックスのデザインはフルモデルチェンジでどう変わるのか?
ベストカー6月26日号 講談社 |
例えばヘッドライトのデザインや、バンパー下部やエアインテークあたりのデザインなど現行エヌボックスを踏襲されている雰囲気。でも2017年夏のフルモデルチェンジでは若干N-BOXのデザインが変更されている箇所もちらほら。
他にも今夏のフルモデルチェンジでは、車体サイドに一直線状のプレスラインが設けられる模様。そしてフェンダーアーチも円弧状のデザインを廃止して、こちらも若干直線基調のデザインへ変更されるとのこと。
そして新型NBOXの歩行者保護対策のため、フルモデルチェンジのボンネットフードは立体的なデザインに変わるそう。もっと言えばボンネットの形状がより水平基調のデザインへ変わります。歩行者などとぶつかった時の衝撃を和らげるため、その分だけボンネットとエンジン部分の空間を作る。
ベストカー8月10日号 |
ただ個人的には新型N-BOXのデザインは微妙。自動車雑誌さんのフルモデルチェンジ予想記事では「次期N-BOXは引き締まった印象を放つ」と表現されてましたが、ライバルのタントやスペーシアの女性的なデザインを変に取り込んだ結果、現行NBOXの性差を超えたデザイン性が薄まった感じを受けます。
新型N-BOXカスタムもフルモデルチェンジ後はキープコンセプト?
新型エヌボカスタム予想画 ベストカー5月10日号 |
具体的にはフォグランプ周辺のダクトが拡大し、フロントグリルもメッキ感が増加してるのではないかとのこと。これはノーマル新型N-BOXでも同様だと思いますが、リアだとテールランプが更に縦長に伸長してるとのこと。
新型N-BOXカスタム正式画像 ベストカー7月10日号 |
先程の予想画像とほとんど違いは内容に見えますが、ヘッドライトの中央を貫くメッキバーが端っこまで伸びてない。そのことで新型N-BOXカスタムのLEDライトがコの字型に仕上がるみたいです。エアダクトやインテークも一体感があるデザインに仕上がる模様。
だから印象としてはフルモデルチェンジ後のデザインは、ノーマルグレードもカスタムグレードも基本的にはキープコンセプトではあるものの、現行エヌボックスに存在する「ギラギラ感」は減少する予定。ややもすると単調というのか味気ないデザインに変更されたように見えるのは気のせい?
現行エヌボックスカスタム |
車重150kg近い軽量化でカタログ燃費大幅アップか?
ただ今回のフルモデルチェンジで次期N-BOXは新型プラットフォームを採用する模様。
だからベストカーさんのフルモデルチェンジ情報では次期エヌボックスは車重が100kg以上軽量化されると予想されていましたが、実際には更にそれを上回って次期NBOXは150kg近い軽量化を達成するらしい。
ここまで次期型モデルが軽量化されるのであれば、自ずとカタログ燃費値も期待が高まります。現行NBOXのカタログ燃費が25.6km/Lということを考えたらフルモデルチェンジ後は30km/Lの大台にのせてくる可能性も。
ただエンジンそのものは現行NBOXに搭載しているエンジン(AP1)を改良版が使われるようなので、フルモデルチェンジ後もエンジン面はあまり進化はないか。とりあえず次期エヌボックスが大幅にカタログ燃費を伸ばしてきた場合、他のスライドドア系軽自動車は太刀打ちできなくなるのではないか心配です。
ただ装備面を拡充することで、結果的に次期N-BOXは80kg程度の軽量化にとどまるそう。つまりフルモデルチェンジ後もN-BOXは露骨に燃費追求してくることはなさそう。やはり軽量化しすぎると乗り心地が悪化しがちですから、次期エヌボックスはタント程度の水準に落ち着くか。
ちなみに車試乗サイト「カーギーク」ではホンダ新型エヌボックスの試乗レビューは既に執筆済み。新型N-BOXの実燃費や走行性能など幅広い視点から考察してるので参照してください。
フルモデルチェンジの最大の目玉は助手席シートにあり?
ただ軽自動車の王様であるN-BOX。もう少しフルモデルチェンジの目玉となる武器はないのか。結論から書くと、これが実はあるらしい。そのフルモデルチェンジ最大の目玉が「シートアレンジ」。
ベストカー8月10日号 |
助手席エアバッグとの兼ね合いなど安全性が気になるところですが、次期N-BOXではママさんがチャイルドシートに座ってるお子さんの世話をしにくくなるなんてことは減りそう。これまで「後席シートをどこまで前にスライドさせられるか」の視点のみで語られてきましたが、次期エヌボックスでは逆のアプローチをしてきたのが面白い。
ちなみにホンダ新型N-BOXおすすめ人気グレード一覧も参照。
次期NBOX搭載のホンダセンシングは簡易型に?
最後のフルモデルチェンジ情報は自動ブレーキ。すっかり今では新車のほとんどに標準装備されてるぐらい当たり前の機能。 現行N-BOXに搭載されてる自動ブレーキは、赤外線タイプの「シティブレーキアクティブシステム」。やや古く性能も低い自動ブレーキ。
これが2017年夏のフルモデルチェンジではホンダセンシングに換装(標準装備化)される予定。 ホンダセンシングはミリ波レーダー+単眼カメラの比較的優秀な自動ブレーキ。追従クルーズコントロールも設定されてる性能の高さを誇ります。
確かにNBOXは軽自動車では珍しくクルーズコントロールを真っ先に投入してきた車種なので、それを考えたら安全機能面での強化は容易に想像できます。今年秋にフルモデルチェンジされる次期エヌボックスが「軽初のACC搭載車」として売り出されるのでしょう。
ちなみに自動車雑誌さんのフルモデルチェンジ情報では簡易型ホンダセンシングが搭載されるのではないかと予想されていましたが、結果的にそれは誤報でした。完全なるホンダセンシングが新型N-BOXには搭載されます。
新型N-BOX 2017年フルモデルチェンジ情報総括
以上、2017年秋にフルモデルチェンジされるホンダ次期N-BOXの最新情報でした。カタログ燃費などまだ定かではない情報もありますが、確実にフルモデルチェンジの足音が聞こえて参りました。
このフルモデルチェンジ記事では「現行エヌボックスは既に商品力は高いレベルにあるからモデル末期の今が買い時。大幅値引きを狙うのが賢い。敢えてフルモデルチェンジを待つ必要はない」と書きましたが、既に2017年7月初旬現在、ホンダのディーラーさんでは次期エヌボックスの予約注文が可能。
実際、次期エヌボックスのバックオーダーは大量に発生してる模様。ちなみに先程デザインがイマイチ書きましたが、ベストカーさんのフルモデルチェンジ情報によるとその受注の6割程度が新型N-BOXカスタムとのこと。
やはり今回のフルモデルチェンジで「自動ブレーキの性能アップ」は見逃せないので、発売前に予約しておかないと次期N-BOXの納期は2018年以降に遅れる可能性も指摘されています。とりあえず、なんやかんやで次期エヌボックスも人気が出そうな雰囲気らしい。
いずれホンダ新型NBOX(エヌボックス)の試乗評価もレビューしたいと思います。