2016年8月24日水曜日

【2019】子供が産まれたら絶対買いたい「おすすめミニバン車」8選まとめ【人気ランキング】



つい昨日、日産自動車・セレナがフルモデルチェンジ。トヨタのノア・ヴォクシーは2014年、ホンダ・ステップワゴンは2015年にモデルチェンジしたため、ようやく主要なミニバンが出揃った感があります。

だからというわけではありませんが、「2000cc以下のミニバン」の中でおすすめ車種を選んでみました。燃費で選ぶなら何が良いか?安全性で選ぶならどれが良いか?各々のBEST1ミニバンを選んでみました。



そういえばホンダ・フリードもセレナに遅れてフルモデルチェンジするので、後半には「おすすめの1500ccミニバン」という項目も書いたでチェックしてみてください。



【ミニバン】燃費ならノア・ヴォクシーがオススメ?


まずは燃費。ミニバンはファミリーカーの権化ですから、やはり経済性を無視することはできません。

おすすめミニバン車 ノア・ヴォクシー
結論から書くと、燃費を重視のミニバン車ならノア・ヴォクシーがおすすめ。ガソリン車だけで比較すると、セレナやステップワゴンと大差がないものの、何といっても本格的な「ハイブリッドエンジン」が設定されてることが大きい。

車重は1.6トンほど重いですが、それでもノア・ヴォクシーのカタログ燃費は23.8km/Lと優秀。ガソリン車と比較すると7~8km/Lほど低燃費であり、実燃費面でもそれなりに期待できます。

その分だけハイブリッドモデルの価格はアップするのは痛し痒し。

逆に、モデルチェンジしたばかりの新型セレナの燃費はやや迫力不足。廉価グレード同士で比較すると、セレナ「S」が15.0km/L、ステップワゴン「B」が17.0km/L。

価格も15万円ほどステップワゴンの方が安い。セレナのマイルドハイブリッド搭載のグレードでようやく17.2km/L。現時点だと新型セレナの燃費性能は総合的にもイマイチと言えるでしょう。


○Lクラスのおすすめミニバン車がホンダ・オデッセイ


おすすめミニバン車 オデッセイハイブリッド
ただ面白い選択がホンダ・オデッセイ。車格的にはアルファードやヴェルファイアに近いLクラスミニバン車なんですが、このオデッセイのハイブリッドシステムでは2000ccエンジンが搭載されてる。

つまり、今回のおすすめランキングである「2000cc以下のミニバン車」のジャンルにしっかり入ってくる。高校バスケ部にNBA選手が入ってくるような感覚ですが問題ありません(笑)

もし割高な車両価格に我慢できるのであれば、このオデッセイハイブリッドが一番おすすめ。ガソリンで電気を発電してモーターで走る特殊なシステムを使っており、これがまた走ってて爽快で実燃費が宜しい。

ちなみに【ホンダ】新型オデッセイ フルモデルチェンジ最新情報まとめなどもご参照。


自動ブレーキ・安全性能ならセレナがオススメ?


続いて安全性能。特に最近注目されている自動ブレーキ。

おすすめミニバン車 新型セレナ
これは今回フルモデルチェンジしたばかりのセレナがおすすめ。

衝突回避性や車線逸脱抑制機能など、ステップワゴンのホンダセンシングと性能面であまり大差はない。ステップワゴンにもパーキングアシスト機能やACC(追従クルーズコントロール)もあります。

ただ「渋滞時でも自動運転がほぼ可能」というのがセレナの最大のおすすめポイント。完全自動運転を目指してるだけあって、ACCをかなり進化させて真っ先に自動ブレーキの枠を超えちゃった。スバル・アイサイトも真っ青。

この自動運転機能が設定されたプロパイロットモデルが291万円という価格も魅力的。ただ2017年3月までの期間限定らしいので注意が必要ですが、それでも燃費(ハイブリッド)を選択せずに安全(セレナ)を選択するファミリー層も多いでしょう。

でも、ノア・ヴォクシーの自動ブレーキ「トヨタセーフティーセンスC」はしょぼい。赤外線+単眼カメラという代物ですが、性能的には軽自動車レベル。ミニバンの車重の重さを考えると衝突回避性という点ではやや難。

○2019年時点ではどのミニバン車も予防安全性は高い


ただし、2019年時点でノアとヴォクシーの自動ブレーキは【新型】第二世代トヨタセーフティセンスに刷新。ACCは言うまでもなく、標識や夜間でも歩行者を認識するなど、かなり自動ブレーキの性能が劇的に進化。

またホンダ・ステップワゴンのホンダセンシングも進化を遂げておりなど、誰でも知ってる人気ミニバン車はほぼ自動ブレーキは軒並み優秀と考えていいはず。だから、どのミニバン車もおすすめと評価できます。

ちなみに【トヨタ】新型ノア・ヴォクシー フルモデルチェンジ最新情報などもご参照ください。



維持費や税金面ならステップワゴンがオススメ


続いて維持費と税金面。

おすすめミニバン車 ステップワゴン
これはステップワゴンがおすすめ。燃費面ではノア・ヴォクシーに軍配を上げましたが、そのハイブリッドシステムは1600ccエンジン。一方、ステップワゴンは1500ccダウンサイジングターボエンジンを搭載してる。

だから毎年かかる自動車税が5000円ほど差が出る。エコカー減税が適用されるのは、あくまで初年度のみ。5年6年と中長期的に乗る場合、ステップワゴンの税金は他よりも安上がりで済みます。HVの車両本体価格は高いので、「元を取る」という概念ではステップワゴンは優秀。

1500ccエンジンだと力不足感が不安になりますがターボエンジンは低速トルクが太いので、ノア・ヴォクシーのガソリン車やセレナの2000ccエンジンよりもパワフルに走る。大人数で移動する場合、ステップワゴンが一番最適オススメかも。


高級感ならエスクァイアがおすすめ

おすすめミニバン車 エスクァイア
高級感を重視したミニバンを選ぶのであれば、エスクァイアがオススメ。

エンジンやプラットフォームなど、基本的な中身はノア・ヴォクシーと変わらないものの、内装やエクステリアがかなりイキった仕上がりになってます。画像のフロントグリルの出しゃばり感がたまりません。

ミニバンはファミリーカーですから「他の家族と差を付けたい」という変な見栄を満たしてくれるはず。だからといってアルファードやヴェルファイアは高価で車格がデカい。そういったニッチな需要を満たしてくれるので、意外に人気です。


1500cc以下のミニバンはどれがおすすめ?


最後は「2000cc以下」ということで「1500cc以下のミニバン」も見てみたいと思います。

おすすめミニバン車 ソリオ
ミニバンと呼んでいいか若干迷いますが、スズキ・ソリオは使い勝手の良さがおすすめ。

全長3700mmのAセグメントサイズということで取り回しは最高。運転が苦手な奥さんでも問題ナッシング。1200ccとエンジン排気量は小さいものの車重は軽いので、マイルドハイブリッドと組み合わせることで実燃費も良好。

ソリオは自動ブレーキもステレオカメラタイプで優秀。 

「所詮はAセグメント」「三列目シートが不要」と割り切って買える人にはおすすめのミニバン。スライドドア車の軽自動車を買うぐらいならソリオを買った方がいいと思います。最近はトヨタからソリオと同サイズのルーミーやタンクといったプチミニバンもおすすめです。

ちなみに【比較】ソリオ vs ルーミー・タンクなども併せてご参照ください。 ルーミー・タンクのマイナーチェンジ情報も。


○1500cc以下のおすすめミニバンは「シエンタ」と「フリード」が鉄板


おすすめミニバン車 シエンタ
トヨタ・シエンタは本格的なハイブリッドを搭載することでカタログ燃費は27.2km/L。全長4235mmですが、三列目シートもそれなりに広々。また後席になるほどヒップポイントが高くなるので、三列目でも前方の視界が良好。

ソリオよりもかなり高くなるものの、それでも220万円からというお手頃価格も魅力。フロントマスクのデザインが特徴的で好みが分かれそうですが、個人的にはGoodだと思ってます。

おすすめミニバン車 新型フリード
最後はホンダの新型フリード。室内空間の広さや本格的なハイブリッドの搭載など、基本的な良さはシエンタと変わらないと思います。

ただ自動ブレーキはシエンタよりも優秀。1500cc以下のミニバンで安全性能を選ぶなら、ソリオかフリードを選択するといいでしょう。またシエンタには搭載されてない「ハイブリッドの4WD」を設定してる点もおすすめ。東北以北にお住まいの雪国の方々はきっと重宝するでしょう。

強いて言えば、フリードに限らず、ホンダ車は金太郎アメのようなデザイン。前述のステップワゴンと見分けがつかない。カッコいいといえばカッコいいんですが、どうしてこうも代り映えしないのか(笑)

ちなみに最新自動車ブログ「カーギーク」【比較】フリード vs シエンタ【はじめての車】おすすめランキングまとめも興味があればご参照ください。