2016年6月1日水曜日

スズキ イグニスのおすすめ人気グレードがやっぱりアレだった件



先日2月から新しく発売されたスズキ新型イグニスが割りと売れてるらしい。そこで気になるのが人気グレード。

果たしてイグニスはどのグレードが人気なんでしょうか?おすすめできる理由を含めて考察してみました。


限定感と装備の充実感

BC6月26日号
結論から書いておくと上級グレードの「HYBRID MZ」が圧倒的に人気。占有率でいうと65%。このMZの価格は164万円とそこそこします。ましてやエントリーグレード「HYBRID MG」とは27万円、ミドルグレード「HYBRID MX」とは14万円の価格差。

しかも4WD率が4割もあるので価格は更に13万円アップ。自動ブレーキのオプションを含めると200万円超えも余裕で有り得ます。ここまで来るとコンパクトカーとしては普通にお高め。じゃあ何故イグニス MZがここまで人気なのか?

理由はシンプル。装備の充実+差別化にあります。

例えば、MZにはLEDポジションランプ、オートライトシステム、プレミアムUV&IRカットガラスといったものが標準装備。またクルーズコントロール機能やパドルシフトも搭載するなど、まさに至れり尽くせり。むしろたった14万円の差しかないと言えます。しかもこれらの装備はMGやMXといった下位グレードではオプションですら選べない。

そして冒頭にも貼りましたが、画像のようなツートンカラーにできるのもMZだけ。普通はどのグレードでもツートンカラーを選択できることが多いんですが、イグニスでは上級グレードのみと敢えて差別化を図ってます。

前にスズキはせこi…もとい商売上手とホメましたが、その狙いが見事に成功しているカタチ。またイグニスオーナーの男女比率を見ても男が7割、女が3割だそう。「ハスラーとは違ってイグニスは男性でも買える」と自分は書いた記憶がありますが、その指摘も当たりました(ドヤ顔)。

まあ冷静に考えると、ここまで装備が充実してて、しかもマイルドハイブリッドを搭載してて160万円台という価格はむしろ安い。もしかすると他メーカーのユーザーからも流れているのかも知れません。