2015年3月14日土曜日

真冬で車中泊するときのベターな防寒対策とは?



東日本大震災と福島原発事故が起きて、ほぼ4年。あのときを思い出すと、津波の再襲来や家屋が潰れたことで自動車の中で寝起きされてる被災者も多くいた記憶。時期的にはまだまだ冬で、東北地方では雪も降ってた。

基本的に氷点下に車中泊するべきではないんですが、「もしも」のときのために覚えておきたい防寒対策は一体何なのか?




寝袋と毛布とホッカイロ

基本的に、寝袋か毛布の二点に限られると思います。体温を逃さないようにするためには、この二つ以外にはなかなか存在しない。

そこでプラスにホッカイロや簡易の電気毛布があると心強い。いくら寝袋や毛布があっても、氷点下の車内ではどうやっても体温は下がっていく。そこで強制的に体温を上げる道具がベター。

体温保持のための簡易な防寒アイテムとしてエマージェンシーシートなどがありますが、隙間が生まれやすいので冷気は防げない。新聞やサランラップなども代用品として考えられますが、基本的に役には立たない。

あとピッタリ密着して使った場合、逆に通気性もないから汗をかいちゃう。場合によってはその汗自体が凍ってしまう可能性もある。かえって危険性だけが高まる。

前に車内においておきたい便利アイテムを記事にしましたが、毛布はいざという時にも役に立つ。寝袋もそこまで場所を取らないので、ミニバン車といった大きな自動車には用意しておいても損はしないかも。

冬の車中泊は基本的に危険

でも基本的に冬の車中泊はしない方がいい。いくら毛布や寝袋があったところで、実質は真冬の外で寝てるに等しいわけですから。使い捨てカイロにしても、全身に貼るだけの量を毎夜確保することは困難。

エンジンを掛けたまま寝ることも考えられますが、雪が積もってしまうと排気ガスが車内に蔓延する可能性も高い。どちみち車内の空気の換気は欠かせない。どうやったって車内の室温を上げるのは難しい。