今年2月にSBIホールディングスという金融会社が、ご当地ナンバーの人気ランキングを調べた。湘南ナンバーが1位で、件の品川ナンバーが堂々2位。正直アホらしいと思った裁判ですが、いやはや訴訟熱も少し理解できる?
そのご当地ナンバー人気ランキングを見て、意外なことに気付いたことがある。それが近畿圏のご当地ナンバー。
異常に種類が少ない関西圏ナンバー
それが関西圏ナンバーの種類が異常に少ないということ。実際、近畿運輸局が交付してるナンバーは、たった10種類。例えば、東北運輸局が交付してる自動車ナンバーは14種類。九州運輸局が12種類、中部運輸局が18種類、関東運輸局に至っては35種類。
人口や経済の規模を考えると、ムダに多すぎるゾ東北運輸局。中部運輸局に至っては、愛知県だけで8種類。関西圏ナンバーの少なさが際立つ。関東運輸局が交付してる自動車ナンバーの35種類を基準に考えると、関西圏ナンバーは20種類ぐらいあってもおかしくない。
【滋賀県】1種類:滋賀近畿運輸局が交付してるご当地ナンバーを見てみると、こんな感じ。
【京都府】1種類:京都
【奈良県】1種類:奈良
【大阪府】4種類:大阪、なにわ、和泉、堺
【和歌山県】1種類:和歌山
【兵庫県】2種類:神戸、姫路
http://news.livedoor.com/article/detail/9414968/
和歌山県や滋賀県は1種類でも妥当かなと思っちゃいますが、京都府はたった1つ。「宇治ナンバー」や「京田辺ナンバー」とかカッチョイイ自動車ナンバーがあってもおかしくない。東京都の世田谷区や品川区がオッケーなんだったら、「左京区ナンバー」や「伏見区ナンバー」とかあってもよさそう。
大阪府のご当地ナンバーも「梅田ナンバー」や「岸和田ナンバー」がないのも不自然。「難波ナンバー」とかダジャレが効いてて面白そう。一方、兵庫県には「兵庫ナンバー」がない。神奈川県と同じで、いかにもな土地柄を現してて笑ってしまう。
ただこんなに少ない関西圏ナンバーですが、ご当地ナンバーの人気ランキングを見ると、神戸ナンバーが5位で、なにわナンバーが7位、大阪ナンバーが9位とかなり健闘。残念ながら、阪神タイガースは日本シリーズで負けちゃいましたが、実はなかなか打率が高い関西圏のご当地ナンバー。