マツダは30日、予約販売を9月11日に開始した新型「デミオ」の累計受注台数が、10月26日時点で1万9,233台(月間販売計画台数は5,000台)になったと発表した。予約販売から1ヶ月半ぐらいで、マツダ新型デミオの受注合計が1.9万台を達成。きっとこの記事を書いてる段階では、とっくに2万台を突破してると思うので想像通り快調なデミオ。
http://news.mynavi.jp/news/2014/10/30/419/
そこで最初に気になるのが、注目のクリーンディーゼルがどれだけ選ばれてるのかということ。これが想像以上の数字だった。
新型デミオ、63%の購買者がクリーンディーゼル
エンジン別の受注台数構成比は、ガソリン車が37%、ディーゼル車が63%。新型デミオの受注をエンジン別で見てみると、クリーンディーゼルがなんと63%。おおまかに台数で換算すると、1.2万台。
クリーンディーゼルの新型デミオの価格は200万円以上する。コンパクトカーの部類としては割高であることは否めない。それでもこれだけ売れるってことは、きっとデミオなどより一クラス上の自動車オーナーがダウンサイジングしてる可能性も。
このクラスでのディーゼル車は、それだけ待ち望まれてた裏返しなのかも。どうしてもこういうジャンルはBMWやメルセデスベンツやフォルクスワーゲンといった輸入車が強かった印象。そこに風穴を開けた意味は大きいか。
新型デミオ、ボディーカラーはマツダレッドが人気
ボディカラーは「魂動」デザインを表現した「ソウルレッドプレミアムメタリック」が28%で、インテリアはオフホワイトレザーを使用した仕様の内装が22%を占めている。そして、新型デミオのボディーカラーはやはり赤色が人気。コンセプトの「魂動」に合わせた「ソウルレッドプレミアムメタリック」という名前も、中二病的で痺れる。
アクセラやアテンザ、CX-5にしろ、マツダデザインならぬマツダカラーになりつつあるレッド。メーカーのブランド力を構築する上では、なかなか上手い戦略なのかも。新型デミオだけに限らず、パッと見で「マツダ車やな」ってのが分かりますからね。
ちなみに、シートはCMでもやってるホワイトレザー仕様。コッチも地味になかなか質感が高い。コンパクトカーというジャンルを一つ高めてくれる存在感があって、思わずダウンサイジングしちゃうのも頷ける。