ただ新型ワゴンRのパンフレットを見ると、どうやらそれは違う模様。
Sエネチャージは「走行中」しか作動しない
http://i.imgur.com/CAJkYty.jpgSエネチャージの電動モーター(ISG)は、実は走行中にしか作動しない。およそ時速15kmから80kmの間のみ。
つまりエンジンを起動させる時に必要なセルモーターの代わりに新しい電動モーター(ISG)を…と予想されてましたが、実はその「既存のセルモーターがなくなってない」ことになる。
Sエネチャージの作動条件がやや厳しい
(1)車速が15~85km/hの間でCVTがロックアップ状態にある、モーターアシストが作動するには、こういう条件が揃ってる必要があるそう。しかも、このモーターアシストは1回6秒間しか使えず、そこから再始動まで3秒間かかるらしい。
(2)エンジン回転数が3500rpm以下、
(3)アクセルの踏み増し操作が行われている、
(4)リチウムイオンバッテリーの充電量が所定値以上、
(5)鉛バッテリー、リチウムイオンバッテリーともに温度が所定値範囲内、
(6)エンジンの水温が所定値以上、
http://www.webcg.net/articles/-/31189
だからこのISGがどれだけ作動するか、また実燃費にどこまで好影響をもたらすかは、実際のドライバーさんの報告を待たないと分からないのが実情。
走り出しの発進スタードが一番ガソリンを消費しそうなイメージがあるので、ここらへんが影響して「ハイブリッド」という表現を使わなくなったのかも知れない。元々そういう仕様だったのか、敢えて途中から変更させたのかは知りませんが。
こういう諸々を見ると「Sエネチャージ」という表現が、やはり一番シックリ来てしまう感じですねー。新型ワゴンRではRAエンジンも改良されてるらしく、実は既存の技術の研鑽でリッター32.4kmを達成してるのかも。
ただそれでも長距離移動する場合などでは、燃費改善に貢献してくれるのは間違いなさそうですが。