2014年3月6日木曜日

フィットユーザー歓喜!? ホンダがリコール『迷惑料』を支払うことを決定!!



ホンダは、リコールで2月に出荷を停止したハイブリッド車(HV)2車種について、新車登録が4月以降にずれ込んで購入者の消費税負担が8%になった場合、3%分を肩代わりする方針を決めた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140306-OYT1T00214.htm
先月半ばからフィットHVとヴェゼルHVの大規模リコールが起きたのは記憶に新しい。そればかりだけではなく「長期の出荷停止」をしでかしたホンダ。日数にすると「16日間」で、およそ月の6割。



納車が4月以降になると3%増の消費税が適用されるので、本来だったら3月未満の納車で増税負担はせずに済んだユーザーも多い。つまり2月というタイミングでの大規模出荷停止は、広範な影響を及ぼす。

迷惑料がもらえる対象ユーザーは何人ぐらい?

そこで1月と2月のフィットとヴェゼルの販売台数を、単純に比較してみたいと思う。

1月のフィットの販売台数が26,869台、2月の販売台数が18,303台。その差がおよそ8,000台。一方ヴェゼルの1月の販売台数が6,235台、2月の販売台数が4,257台。その差がおよそ2,000台。

ホンダの大規模出荷停止で影響を受けた人数は、単純計算でおよそ10,000人にも及ぶ。おそらくこの人数分だけ、本来4月までに納車されていたのに納車されなくなった数だと思われる。

実質2%分の儲け?

ただ3%分の消費増税と同時に、取得税が2%減税されるから『1%増』の実質的な負担しかならない。

ホンダは「消費増税3%分の迷惑料を支払う」と言ってるので、つまり4月以降に納車された1万人のユーザーは『実質2%分の儲け』になるということ。まさに「損して得取れ」とはこのこと?(笑)