【北京=阿部哲也】中国の年間新車販売台数が2013年に2000万台を初めて突破した。5年連続の世界首位となった。巨大市場を巡って日米欧の自動車メーカーは激しい争奪戦を繰り広げており、13年はドイツのフォルクスワーゲン(VW)が9年ぶりに首位を奪回するなどシェアも変動した。ついこの間、アメリカ国内での年間新車販売台数が1500万台超えしたというNEWSをお伝えしましたが、今度は中国で2000万台超えというNEWS。月に換算すると、大体160万台近く売れてる計算。いくら人口が世界一とは言え、巨大すぎる市場。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0904F_Z00C14A1EA2000/
スバルの通算生産台数を一年で消費
そういえば最近スバルが日本国内での生産台数が2000万台突破したというNEWSもありました。これは56年近く懸けてやっと到達した数字らしいですが、それをほぼ一年で達成してしまう中国。いち政治家の個人的な感情やワガママで関係悪化させるのは、つくづく勘弁してほしいところ。ちなみに日本メーカーのシェアは、約16%。海外メーカー全体では6割近いシェアだから、悪くもなければ良くもないといった感じか。
ただ売れてる多くは、低価格モデル。それを上記の日経新聞は少し批判してましたが、むしろ日本は軽自動車という武器を持ってるので、それを活かした攻勢をかけてほしいところ。