2018年8月17日金曜日

【スズキ】新型ジムニーに5ドアモデルはある?今後発売される?



つい先日、スズキ新型ジムニーがフルモデルチェンジを20年ぶりに敢行。既に納期が見通せないほど人気とか。国産車に限らず、輸入車を含めてもほぼ唯一無二に近いラダーフレーム構造が購入をかき立てるのか。

ただ新型ジムニーは今どきまさかの3ドア。運転席側と助手席側、後ろのハッチゲートの部分を含めたドアが3個しかない。後部座席用のドアは両サイド共に用意されていない。やっぱり言うて3ドアは不便。

じゃあ5ドア仕様のスズキ新型ジムニーは存在するのか?また存在しないなら今後5ドア仕様が発売される予定があるのか?そこで今回は「5ドアモデルのジムニー」を解説していこうと思います。



5ドアモデルの新型ジムニーは今後も発売されない


結論から書くと、スズキ新型ジムニーに5ドアモデルは発売されておりません。つまり、3ドアモデルのみになります。大方の予想通りの答え。じゃあ、今後5ドアモデルのジムニーは発売されるのか?

こちらも答えから書くと、残念ながら今後も「5ドア仕様のジムニー」が発売されることは限りなくゼロに近いと思います。理由は至ってシンプル。あくまでジムニーは軽自動車だから。

おすすめ格安輸入車SUVランキングでも触れたジープ・ラングラーというSUVがあります。このラングラーは3ドア仕様と5ドア仕様の両方が発売されてる。じゃあ同じようにジムニーも3ドアと5ドアを発売できないのか?

ただラングラーの全長は3ドアが4185mm、5ドアが4705mm。5ドアモデルの方が約52cmほど長い。3ドアと5ドアモデルとの間では「ちょうどドア一個分ぐらいの全長の違い」があるカタチ。

○軽自動車のジムニーに「ドア一個分」を増やす余裕はない


つまりもし新型ジムニーでも5ドアモデルを発売したい場合、全長を大幅に伸ばす必要がある。でも軽自動車のサイズ規格は決まってる以上、ジムニーにドア一個分サイズの全長を伸ばすことは不可能と言えましょう。

もちろんボンネットフードをワゴンRやスペーシアのようになくせば可能だと思いますが、それだとジムニー特有のデザイン性が損なわれる。おそらく走りの性質も悪化することは間違いない。

一方、新型ジムニーシエラは普通車のため、車体サイズに制限はない。でも【比較】新型ジムニー vs 新型ジムニーシエラでも比べたように、ジムニーシエラの車体はまるまる軽自動車のジムニーがベース。

もし新型ジムニーシエラの5ドア仕様を発売する場合、軽自動車のジムニーとは別に一から新たに車両設計を行う必要がある。そのため新型ジムニーシエラの可能性もやはり低いと言わざるを得ません。

だからおとなしく新型ジムニーは「3ドア仕様」を楽しみましょう。ちなみにスズキ新型ジムニー試乗レビューまとめも興味がある方はご参照ください。