でも、何故か姿を一向に動きを見せないのがスズキ。
スズキ・カプチーノとは?
振り返ってみると、スズキはかつて1990年代バブル真っ最中に「カプチーノ」と呼ばれるオープンカーの軽自動車を発売しました。
ただ屋根を取っ払っただけではなく、しかもカプチーノはFR車。前後重量配分はほぼ5割ずつを達成するなど、かなりスポーティーな味付けが施された軽自動車オープンカーでした。
残念ながら軽自動車の規格変更と共に1998年にカプチーノは姿を消してしまいました。だから当然カプチーノの復活も期待されるというものです。
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スズキ新型カプチーノの復活時期はいつごろ?
某自動車雑誌さんの予想(願望・妄想込み)によると、スズキ新型カプチーノの復活時期は2019年以降と予想されています。もしかすると今年2017年の東京モーターショーにカプチーノのコンセプトモデルというウワサも?
とはいえ今のところ確たる情報はないため、実際に2019年にカプチーノが復活するかはほとんど不透明と言っていいか。ただ今後スズキは毎年新型車を投入していくと公言しているため、もし新車投入の動きが乏しい年にはカプチーノ復活の予兆が予想されます。
次期カプチーノもFR車なのか?
続いては次期カプチーノの中身に触れたいと思います。
やはり次期カプチーノも基本的にはFR車が踏襲されるはず。変速機は5速MTとAGSが設定されるか。オープンカーは販売台数を稼ぐ車種ではないため、敢えてAGSを設定しない可能性も高そう。
そしてエンジンは初代カプチーノと同様にアルトワークスのターボエンジンを縦置きに搭載する模様。最近のスズキの新型プラットフォーム「ハーテクト」は超軽量であることが特徴なので、次期カプチーノはかなり走りが期待できそうです。良い意味で燃費性能は後回しにしてくれるはず。
次期カプチーノの予想画像がコチラ。
ほとんど根拠はないのでテキトーに見てほしいんですが、シートはレカロシートを採用するでしょう。初代カプチーノと同様に「丸み」を重視したデザインになると思うので、フロントマスクは何となくトヨタ・C-HRを模されるのか。
スズキ・カプチーノが復活する可能性はやっぱ低い?
以上、スズキ新型カプチーノの復活に関する情報でした…と記事を締めたいところですが、個人的に実際に復活するかはやや疑わしいと思います。
確かにアルトワークスを復活させるなど、スズキはスポーツタイプの軽自動車にも最近は力を入れてる。そこにカプチーノが追随してくる可能性は大いにあると信じたい。ただ復活を煽るだけ煽っていざフタを開けてみると、アルトワークスの販売台数は所詮は知れてるのが現実。
また冒頭でも触れたカプチーノのライバルになるであろうダイハツ・コペンやホンダ・S660の販売台数は最近は失速傾向。S660は安定して毎月1000台近く販売してたと記憶してるんですが、2017年4月の販売台数を見ると257台。コペンに至っては216台。
S660の販売が開始した2015年度の累計販売台数は12537台だったんですが、翌年の2016年度の販売台数は8246台。かなり話題になったS660ですら、急激に販売台数が落ち込んでることが分かります。
実際、ホンダ・S660は次のフルモデルチェンジを断念したという情報も。詳細は新車総合サイト・カーギークの【最新情報】ホンダ新型S660 フルモデルチェンジまとめもご参照。
だからスズキ的には積極的にカプチーノを復活させる理由は乏しいのも現実か。素人目に見てもさすがにリスクが高い気がします。果たして新型カプチーノは再び復活するんでしょうか?
ちなみに【車種比較】S660 vs コペンや【車種比較】S660 vs アルトターボRS、【おすすめ】スズキの人気軽自動車ランキングなどもご参照。