2015年10月のマイナーチェンジでは航続距離が280kmまで伸ばしました。そのテコ入れが功を奏して、リーフの販売台数も目に見えて増加しました。ただ現行リーフは2010年12月の発売から相当時間が経過してることもあって、そのテコ入れも結果的にそこまで長くは続きませんでした。
ベストカー5月10日号 |
(4月11日:ベストカーさんの次期リーフの予想画像を追記)
新型リーフの発売時期は2018年前後?
まず気になるのは新型リーフがフルモデルチェンジするタイミング。
結論から書くと、次期リーフが初めてお披露目される発表時期は今年2017年秋の東京モーターショー。そこで次期リーフの姿が一般にも公開されます。でもあくまでそれは発表時期であって、正確な発売時期ではありません。
じゃあ新型リーフの発売が極端に遅れるかといえば、おそらくそんなことはありません。
何故なら2017年後半は電気自動車の補助金を受給してから4年後・6年後にあたるから。エコカー補助金は「一定期間のあいだは売っちゃいけない」というルールがあった。その制限がちょうど解除されるのが東京モーターショー付近のタイミングらしい。
ということで次期リーフの発売時期は2018年前後と予想してみます。日産的には年始のセールまでに投入するのが理想的でしょう。スズキ次期ジムニーもそろそろフルモデルチェンジするらしく、今年2017年の東京モーターショーも熱そうです。
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次期型デザインはフルモデルチェンジでどう変更される?
続いて気になるのは新型リーフのデザイン。現行リーフのデザインは発売から相当時間が経ってることもあって、お世辞にもカッコイイとは言えません。
ということで改めて次期リーフのスクープ画像を見てみると、フロントバンパーには日産特有のVモーショングリルが採用されてることが伺えます。またフルモデルチェンジ後のデザインは「欧州マイクラとの共通点」が多いらしい。
次期リーフのコンセプトカーと思しき、二年前の2015年東京モーターショーで出品された「IDSコンセプト」のフロントマスクを思い返してみても、現行リーフの縦長ヘッドランプは消滅する模様。
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またリアコンビランプも縦長から横長へ一新されます。ナンバープレートもハッチゲート内に移動してます。冷静に考えると、何故現行リーフはハッチゲート外にナンバープレートに設置されてたんでしょうか。
ただ逆にサイドのデザインは、フルモデルチェンジ後もほとんど変わらず。外板パネルこそ刷新されてるものの、次期リーフも意外と雰囲気は大きく変わらない可能性も。そのためウィンドウガラスも現行リーフから流用してるのではないかとの指摘もうなずけます。
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新型リーフの航続距離は600kmに迫る!?
続いての、フルモデルチェンジ情報は航続距離。電気自動車の購入で一番興味があるのは、やはり一回の充電でどれだけ走行できるかでしょう。
結論から書くと、次期リーフはフルモデルチェンジでバッテリー容量が大幅に強化されます。今年2017年のフルモデルチェンジではバッテリー容量は48kWhと60kWhに増強。つまり現行リーフから大幅容量アップ。ちなみに充電コンセントの位置は現行リーフと次期型も同じで、利便性は損なわれず。
現行リーフはマイチェン後に導入された30kWhのバッテリー容量モデルの航続距離が280kmだったことを考えると、次期リーフの上級グレードは単純計算で航続距離600kmに迫る可能性が高い。つまり現行リーフから単純計算で二倍。
またフルモデルチェンジ後のリーフは廉価モデル(48kWh)でも航続距離は最低でも400km以上を確保する可能性が高く、日常の足車としてリーフを使う場合はほとんど困らないはずです。2015年の販売台数の伸びを考えると、次期リーフのフルモデルチェンジは大成功の絵しか浮かびません。
ただ残念ながら、フルモデルチェンジ後もモーター類は引き続き流用されそう。EVの進化はどうしてもバッテリーの進化頼みになるのか、そう考えると電気自動車のフルモデルチェンジってややつまらないものになりそうか。
それでも次期リーフでは、日産ノートe-POWERで導入されたワンペダルドライブが取り入れられるのは大きな注目点。
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新型リーフの価格は大幅アップ間違いなし!!
ラストは次期リーフの価格。リーフに限らず、フルモデルチェンジ後は価格がアップするのが常。
また今回2017年のフルモデルチェンジでは、次期リーフの価格は「60kWhの上級グレードは乗り出しで400万円中盤に達する」との見立てがもっぱら。特に日産セレナに続いて半自動運転プロパイロットが標準されることも、フルモデルチェンジに伴う価格の押し上げにつながっている模様。
一応現行リーフの価格を確認しておくと、30kWhバッテリーモデルのミドルグレードの価格が360万円ちょい。24kWhバッテリーモデルのミドルグレードの価格が325万円。たかだか6kWh程度のバッテリーの違いでここまでの価格差が生まれてる。
それを考えたら、次期リーフの48kWhモデルの廉価グレードでも400万円に迫る価格に設定されてもおかしくないか?ベストカーさんのフルモデルチェンジ情報だと、新型二代目リーフの値段は380万円からとのこと。
今から1年以内には間違いなくフルモデルチェンジするリーフ。見た目や中身はかなり現実的に手が出やすいレベルにまで進化するものの、価格帯はかなりシビアに。下手したらBMW・i3が手に入ってしまう価格。
ちなみに既にフルモデルチェンジ情報なども掲載してる自動車ブログ「カーギーク」では【感想】日産新型リーフの試乗インプレッション評価という記事も執筆済み。もし新型リーフに興味がある方は読んでみて下さい。