ただ最近スペーシアカスタムに新グレード「スペーシアカスタムZ」が追加。このカスタムZがめちゃめちゃカッコイイ。フロントグリルのインパクト感がハンパねぇ。
カラーバリエーションも豊富でそれぞれのスペーシアカスタムZを並べると壮観。
赤と黒のツートンカラータイプのスペーシアカスタムZだと、メッキグリルガーニッシュのギラギラ感が外だと良い感じに映えます。
車体カラーが黒色のスペーシアカスタムZもメッキグリルが映えて存在感たっぷり。安定感というのか、全然普通車にも引けをとらないのではないか。
シルバー色のスペーシアカスタムZもメッキグリルのギラギラ感が溶け込んでてて、却ってそれが良かったりします。カスタム系グレードは目立ちすぎるのが嫌という方でも、シルバー色のカスタムZならオッケーじゃなかろうか。
2017年3月には新色のアクティブイエローが発売される模様。
特にスペーシアカスタムZは「夜」に真価を発揮しそう。メッキのギラギラ感とLEDライトのコラボレーション。
スペーシアカスタムZの内装もメッキ部分がゴールドにあしらわれていて質感がアップ。控えめなところが逆に悪目立ちしてなくて良い。
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スペーシアカスタムZの価格
メッキグリルを大幅にあしらって内装の質感も高められたスペーシアカスタムZ。そこで気になるのが価格。言うまでもなく内装や見た目の質感が高められたら、自ずと価格は高まるもの。
ただスペーシアカスタムZの価格は実は控えめで149万円。ノーマルのスペーシアカスタムGSの価格が153万円ってことを考えたら、カスタムZはまさかの4万円安。
またスペーシアカスタムZターボの価格も見ておくと159.8万円。コチラもノーマルスペーシアカスタムXSの価格が164.5万円ってことを考えると、やはり4万円近くお安め。むしろ同じターボモデルと比較したら10万円以上お安い。
スペーシアカスタムZとスペーシアカスタムZターボの違いは、パドルシフト、本革巻ステアリングなどになります。だからスペーシアカスタムZはスペーシアカスタムGSがベース、スペーシアカスタムZターボはスペーシアカスタムXSがベースと考えていいと思います。
ほとんどノーマルのスペーシアカスタムと装備面での違いは確認できず、基本的にスペーシアカスタムZはやはり見た目が売りと考えて良さそう。フロントグリルの輪郭がやや柔らかい印象も与えるので、良い意味で雄々しさがなく女性ウケもしそうなデザインで人気が出そう。
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スペーシアカスタムZが-4万円安い理由
じゃあ何故スペーシアカスタムZはノーマルのスペーシアカスタムよりお安いのか?このカギを握るのが+約20万円で購入できる「ユーティリティーパッケージ」というオプション装備。
正確には「ユーティリティパッケージ・全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車」と呼ばれるそれは、バックカメラ付きの全方位ナビモニター、後席右側ワンクッションパワースライドドア、フロント部分のプレミアムUV&IRカットガラス、「ナノイー」搭載フルオートエアコンが付いてくる。
これらの装備を+20万円でセットできるとしたら相当お得なオプション。ただ逆に言うと、このユーティリティーパッケージを選択しなければ、スペーシアカスタムZでは両側電動スライドドアにできず、紫外線や赤外線カットガラスも装着できない。
だからスズキ的にはスペーシアカスタムZ「かっこいい見た目」で消費者を引きつけて、20万円近いユーティリティーパッケージのオプションで儲けようという算段。やはり安い裏にはちゃんと理由があって、そこには「いやらしい大人たちの思惑」が透けて見えます(笑)
ただユーティリティーパッケージを装着してもノーマルのスペーシアカスタムより+7万円程度なんで十分スペーシアカスタムZはお買い得だと思います。スペーシアは2018年にフルモデルチェンジするという噂がありますが、それまでの延命策としてスペーシアカスタムZは強力なテコ入れ策になるのではなかろうか。
むしろフルモデルチェンジ後のスペーシアカスタムのデザインはこの「スペーシアカスタムZ」がベースになる可能性が高そうです。王道のエヌボックスカスタムやややパクリ臭のするタントカスタムとも差別化できてるデザインで既視感が薄い。フルモデルチェンジ後に更にテコ入れするのであれば、ヘッドライトをLEDで縁取ると印象はもっと強くなるはず。