2017年2月6日月曜日

【2018】次期ジューク フルモデルチェンジ最新情報まとめ【日産SUV】



日産・ジュークといえば、何と言っても特徴的なデザイン。今でこそ毎月の販売台数は1000台もありませんが、ジュークは「コンパクトSUV」というジャンルの火付け役的な存在でした。

日産 次期型ジューク フルモデルチェンジ最新情報まとめ
ベストカースクープスペシャル2017
この日産・ジュークがそろそろフルモデルチェンジを行う予定らしい。あくまでヨーロッパでの話ですが、ジュネーブモーターショーあたりで次期型ジュークが公開される可能性がウワサされております。

日本で実際に次期型ジュークが発売されるのはもう少し先の話にしても、そこで簡単に新型ジュークのフルモデルチェンジ情報をまとめてみました。2016年10月に書いた記事ですが、ベストカーさんのフルモデルチェンジ予想画像を追記してみた。


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そもそもジュークとは?


そもそも「ジュークとは一体どういったSUVなのか?」を簡単におさらい。現行ジュークが登場したのは2010年6月。そう考えたらデザインがいかに先進的だったか、という話です。

まさにアバンギャルド(革新的)。ライトの配置だけでここまで個性を生み出せるのが見事。今でもジュークのデザインは全然飽きが来ない。リアもお尻がキュッとしまってたり、全体のフォルム感からしてすごい。またジュークは内装も個性的で奇抜で質感も意外に高かったりします。

このジュークは日本よりも、実は海外の方が人気。2014年には発売から40ヶ月で世界累計で42万台を突破してる。例えばトヨタから発売されたSUV「C-HR」は海外だと「トヨタ版ジューク」と言われているぐらいジュークブランドは浸透している。

またジュークはエンジンも先進的だった。

今でこそダウンサイジングターボは日本国内でも普及しつつありますが、実はジュークが発売された2010年には1.6L直4ターボエンジンを真っ先に設定してる。この1.6Lターボは2.5Lエンジンに匹敵するトルクを発生するパワフルさがあって、2013年には更にスポーティーな「ジュークNISMO」も発売済み。

フロントサスペンションにはサブフレームを採用して、リヤサスペンションも高剛性。低速域でこそやや突き上げ感はあるものの、中高速域のジュークの乗り心地は快適そのもの。

だからデザインばかりに目が行きがちなジュークですが、実は中身はゴリゴリのSUVクロスオーバー。

もちろん、その分だけジュークにはデメリットも多い。デザイン優先した車体はやはり室内が圧倒的に狭い。後席リアシートの空間は、とりわけコンパクトカーの中でも狭い。その狭さは桂南光のおデコ並に狭い。もはやデューク東郷ならぬジューク南光といったところ。

またジュークはハイブリッドモデルが発売されていないにも関わらず、注目の1.6L直4ターボエンジンを搭載したモデルの価格は240万円とコンパクトSUVとしてはかなり割高。そのためジュークは2015年に一部改良を行って以降、その後のテコ入れ策は何の音沙汰もナッシングでした。

このジュークがようやくフルモデルチェンジを果たします。


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次期ジュークに初採用されるCMF-Bプラットフォーム


ということで、次期ジュークのフルモデルチェンジ情報について列挙していきたいと思います。

新型ジュークには「CMF-B」という新しいプラットフォームが採用されます。これは日産自動車とルノーが共同開発してるプラットフォーム。「B」の意味はそのままBセグメントカーの頭文字を採用し、CMFの意味は「コモン・モジュール・ファミリー」の略語。

コモンモジュールという単語から何となく察することができますが、各ボディータイプと複数のセグメントに適したコンポーネントや部品を設ける。具体的にエンジンコンパートメント、フロントアンダーボディ、コックピット、リアアンダーボディの4種類に大別。

この組み合わせだけでSUV以外にもハッチバックやセダンMPV(ミニバン)といった様々なプラットフォームを自由自在に作れるんだそう。自動車の骨格部分だからこそプラットフォームの開発には莫大なお金がかかるからこそ、それだけ開発コストや調達コストがグーンと下がる。

さすがケチケチゴーンさん。

だから同じくフルモデルチェンジ予定の新型マーチ(海外名マイクラ)に先駆けて投入されて、新型ジュークはCMF-Bプラットフォームの二例目に当たるそう。おそらく今後は姉妹車のキャプチャーやルーテシアなどの車種にも採用されていくに違いない。

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次期ジュークの車体スペックやデザインはどう変更される?


続いて新型ジュークの車体スペックを見ておくと、フルモデルチェンジ後は全長がやや拡大するっぽい。

具体的には新型ジュークのサイズは4200×1765×1565mm(全長×全幅×全高)。現行ジュークが4135×1765×1570mmですから、全長が7cmほど伸長されることになる計算。逆に全高が5mm下がるので、新型ジュークは若干クーペテイストが増すのか。

日産 次期ジューク フルモデルチェンジ予想画像
ベストカー2月10日号
そこで改めてフルモデルチェンジ後の次期ジュークの予想画像を貼っておくと、基本的にはキープコンセプト。ジュークはエクステリアが個性的すぎた故に、フルモデルチェンジ後の展開は難しいと思われてましたが引き続き奇抜なルックスを踏襲。

次期ジュークのリア画像を見ても、意外とこんなマフラーの円筒状以外の形状は個人的に大好物。もしフルモデルチェンジ後にジュークに採用されれば、コンパクトカークラスの車種では珍しいのではないか。

http://www.autoevolution.com/

次期ジューク予想画像の大きな違いがあるとしたら、Aピラーとがブラックアウト化されてるかどうか。おそらくベストカーさんの次期ジュークはルノー・キャプチャーを少し参考したのではないかと予想してみる。

この次期ジュークのモチーフとなってるのが、確か2015年のフランクフルトモーターショーで初お披露目された「Gripz」というコンセプトカー。次期ジューク予想画像と比較してみるとフロントグリルやヘッドライトの形状などは似てる部分は多い。

だから残念ながらジュークの特徴の一つだった丸みを帯びたヘッドライトは消滅する可能性は高そう。もったいない。そのため室内空間の狭さはフルモデルチェンジ後も際立って改善する可能性は低いはず。

じゃあ何故次期ジュークが全長を大きく伸ばさないのかと言えば、日産にはキャッシュカイという売れ筋のSUVモデルも抱えてるから。日本人にはデュアリスの名前の方がおなじみか。

ジュークはあくまでBセグメントに対して、キャッシュカイはCセグメント。もし次期ジュークがフルモデルチェンジで拡大化しすぎると、お互いの個性がバッティングしてしまう、という日産側の判断。

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フルモデルチェンジ後のエンジンラインナップ


ラストは新型ジュークのエンジンラインナップ。

現行ジュークは1.6L直4ターボエンジンを搭載してるわけですが、新たに1.2L直4ターボエンジンも設定される模様。1.0L直3ターボエンジンの設定もあるとかないとか。1.5L NAエンジンは改良されて、引き続き次期ジュークにもラインナップされるらしい。

また新型「ノート e-POWER」に搭載されたハイブリッドエンジンを新型ジュークでも搭載してくる可能性大。前述のようにジュークの主戦場はヨーロッパ。そのため世界的に強まる燃費規制に合わせる判断もあるのかも。

電気モーターのスペックはリーフのお下がりですが、新型ジュークの車重が1.5トンを超えるとは思えないので、SUVとしては必要十分なトルク感と言えるでしょう。ノートの販売動向も参考にすると、ジュークe-POWERが売れ筋モデルになりそう。

ちなみに当ブログは自動車ブログ「カーギーク」に引っ越し済み。次期ジュークに関する情報は「【2018】新型ジューク 最新フルモデルチェンジ情報まとめ」を読んで下さい。次期ジュークの詳細な発売時期などは今後そちらで追記してます。