2016年8月26日金曜日

【おすすめ】セカンドカーにジムニーが「有り」すぎる理由まとめ



世の中にはセカンドカーを所有している人も多いと思います。特に田舎に住んでると自動車がないと、まともに買い物すらできない。でも、セカンドカーにどんな自動車を購入すればいいか迷っている人もいそう。

セカンドカー ジムニー
そこで今回はセカンドカーにスズキの軽自動車「ジムニー」を推せる理由を考察してみました。セカンドカーの購入を考えてる方は参考にしてみ下さい。




ジムニーは骨格プラットフォームが本格的だから面白い

セカンドカー ジムニー ラダーフレーム
まずジムニーの骨格プラットフォームがすごい。

例えば「ラダーフレーム」と呼ばれる本格的な4WD車・クロスカントリー車にしか採用されないようなものが採用されており、ジムニーは軽自動車のくせにとにかく頑丈で走破性が高い。

一方、軽自動車に限らず一般的な自動車は「モノコックフレーム」を採用してる。

画像は同じくスズキのワゴンR。バスや電車の構造を思い浮かべると分かりやすいですが、フレームとボディーが一体化してる。そのため軽量化+車内空間を広く取れるメリットがあるものの、

一方で「面」で支えてるようなもんですから強度が弱い。でもジムニーの場合、下からの突き上げや衝撃を緩和してくれる。まさに鉄の塊。

だから日常使いでは、ジムニーのラダーフレーム構造のメリットはそこまでメリットはないものの、あくまで「セカンドカーだからこそおすすめ」できる。普通ファーストカーだと選べない。



【セカンドカー】ジムニーの維持費はそこまで悪くない

このジムニーは全グレードが4WDモデル。

だからセカンドカーとしても選択しづらいかと思いきや、パートタイム4WDを採用してるので手動で2WDに切り替えることが可能。普段で使う分には問題なし。【解説】4WDの5つの特徴まとめもご参照。

ジムニーの変速機は「4AT」。

走行フィーリングが自然。初心者こそ扱いやすく、一方で玄人さんも走りの良さを体感できる。最近の自動車の変速機はギクシャク感で定評がある「CVT」ばかりですから貴重。欲を言えば5速ATぐらいは欲しいですが。

ジムニーの燃費性能は言っても知れてますが、それでも最近の自動車にはない「走る楽しみ」みたいなんがあります。セカンドカーだからこそ、ジムニーのちょっとした「遊び心」を選択できちゃう。


3ドアだからこそセカンドカーとして割り切れる

あとジムニーは3ドア。1990年代頃までの多くの軽自動車も3ドアでしたが、その名残がジムニーに残ってます。一応、4シーターで4名乗車は可能。

もちろん5ドアより明らかに使い勝手は悪いものの、あくまでセカンドカーは一人乗りやお子さんや誰かを乗せる程度にしか使われないと思うんです。

だから助手席に一人乗って、荷物は後部座席に載せれば使い方としては3ドアでも十分。ファーストカーだとかなり躊躇しちゃうでしょうが、セカンドカーだからこそ割り切って購入できる。

実際ジムニーユーザーさんをたまに見かけますが、意外とお子さん連れのママさんが乗ってたりします。

普通の軽自動車に乗るのは恥ずかしくても、中身が硬派なジムニーだったらオッサンでも意外と乗れちゃうんじゃないでしょうか。お子さんもジムニーに乗れば車好きに変身しちゃう?


ジムニーがセカンドカーとして割安でリセールバリューも高い

最後に一言でまとめると、ジムニーは割り切ったセカンドカーとして魅力的な車種だと結論付けます。

どうしても【3ドア】【4WDターボのみ】【4AT】といった要素だけを見ると「誰が買うねん?」とつい思ってしまいますが、ファーストカーではなくセカンドカーに視点を変えてみるとあら不思議。意外に魅力的に大変身するのではないか?

セカンドカーにS660やコペンといった選択肢も有りだと思いますが、あそこまで行くと今度は趣味性が強くなりすぎる。荷物すら置く場所がないなど、さすがに実用性がなさすぎる。

またS660やコペンは価格も200万円近いなど、セカンドカーとしては割高感は否めない。

一方、ジムニーの価格帯は150万円前後とセカンドカーとしては絶妙。モデル末期でも月販1000台以上販売するなど、長年売れ続けてるからこそ「リセールバリュー」という点でセカンドカーとして安心して買える。

ちなみに2018年に新型ジムニーはフルモデルチェンジ済み。

そのため新車総合サイト「カーギーク」【評価】スズキ新型ジムニー 試乗感想まとめ【比較】ジムニー vs ジムニーシエラなども併せてご参照ください。