ベストカー7月26日号 |
あくまでガソリン車のみに限られます。アルファードのガソリン車はハイブリッドの倍以上売れてるので参考にしてみて下さい。
売れ筋の上級グレードがおすすめ
既に画像を貼ってるので出し惜しみしても仕方ありませんが、アルファードの売れ筋グレードは上級グレードの「S Cパッケージ」。全体の22.0%ほど支持されているそう。別のデータでは37%とかなり高い数字もあります。このアルファード「S Cパッケージ」の価格が417万円。クラウンの価格は安くても400万500万円を超えるので、それを考えたら安いといえば安い。
この「S Cパッケージ」の主要装備を見てみると、UVカット+IRカット機能付き窓ガラス、オートワイパー、LEDコーナリングランプ、合成皮革のシート、運転席パワーシート、パワータイプの助手席オットマン、挟みこみ帽子機能付きのパワーバックドアなどがスマートエントリーキーが標準装備。
中間グレードとの価格差は40万円程度なので、それを考えたらお買い得。アルファードを購入する家庭や世帯の所得を考えたら、やはり上級グレードがおすすめと言えます。
続いて二番人気が廉価グレードの「S」。全体の13.0%ほどの支持されてますが、別の情報ソースでは17%ほど。価格は353万円(8人乗り)から。ミドルグレードと装備差は少なく、クルーズコントロールや助手席スーパーロングスライドシートがなかったり、コンソールボックスがしょぼくなっている程度。
先程も書きましたがアルファードはハイブリッドよりガソリン車の方が人気なので、とりあえず「アルファードに乗って勝ち組感を味わいたい」という層も多いんだろうと推察します。そういった点では廉価グレードも十分おすすめできます。
三番目はミドルグレードの「S Aパッケージ」が11.0%。別のソースでは16%程度。価格は375万円。廉価グレードとの価格差20万円をどう捉えるか。「S」を選択して10万円のACC(追従クルコン)などをセットオプションで購入するのもおすすめか。
おすすめカラーはやはりホワイト
少し脱線して、アルファードのおすすめカラーを見ておくとホワイトパールクリスタルシャインが一番人気。いわゆる有料色ですが、全体の約半分程度という圧倒的な支持。リセールバリューを考えたら一番おすすめできる理由も分かりますが、ここまで有料色が人気が出るのも珍しいか。続いてブラックの33%。まさに定番色が人気。こちらは有料色ではないので、廉価グレードの「S」を購入してる人におすすめか…いやミドルグレードとの価格差は20万円もあるので、敢えて廉価グレードを選択して有料色のホワイトを選択している可能性もあるか。
三番人気はラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク。なげーよ。とにかくなげーよ。こちらも同じく有料色(同価格)の白色ですが、何故か8%程度。前述のホワイトとの違いは若干カラーが付いている。
例えるとミルク色かバニラ色かの違い。個人的には「ラグジュアリーホワイト」という名前が高級感があって好きですが、実際の人気だけを考えたら完全なホワイトの方がおすすめできるらしい。
2500ccエンジンが人気
最後に簡単にまとめると、アルファードは2500ccエンジン搭載のモデルが人気。ハイオク仕様の3500ccエンジンが設定されてるものの、案外人気はないっぽい。だから600万円以上もする最高級グレード「エグゼクティブラウンジ(3500cc)」といったモデルは、さすがに全体に占める割合は低いようです。
もしかすると今後いずれアルファードでも、エスティマのようにが消滅する可能性がありそう。税金面や維持費なども含めて、やはり3000cc以上のエンジンはアルファードなどミニバン車に限らず淘汰されていく運命なのでしょう。
だから高級ミニバン者のアルファードとはいえ、2500ccエンジンモデルの手頃なグレードをおすすめします。