マガジンX10月号 |
最初8月27日に書いた記事ですが、自動車雑誌で「C-HRの価格が発表されたので11月21日に改めて追記。
3ナンバーサイズだけど立体駐車場に対応
既に画像は貼っていますが、C-HRの車体スペックをまとめると4360×1795×1550mm(全長×全幅×全高)。ヴェゼルやCX-3より若干サイズは大きめ。全幅が1700mmを超えてるので3ナンバーサイズにあたるものの、全高は1550mmと立体駐車場にも駐車可能な大きさ。室内車内のスペックは1800×1455×1210mm(室内長×室内幅×室内高)。車体サイズは大きいものの、クーペ感を意識しただけあってか室内空間は狭め。きっと他車のSUVより後部座席が狭いと予想されます。車中泊はまず無理か。
C-HRのホイールベースは2640mm。ヴェゼルなどよりも長いものの、C-HRの最小回転半径は5.2メートル。ヴェゼルが5.3メートルですから、室内が狭い分だけCHRは取り回し性能が優れていることが伺えます。
足回りやサスペンション
CHRの足回りには専用サスペンションが用いられ、ザックス製ダンパーが標準装備されています。だから乗り心地や走行フィーリングは楽しくなりそうです。ハイブリッドはFFと1.2Lターボは4WD
CHRのエンジン構成はたった2つ。当初の予想よりもかなり少ないですが、プリウスと同じ1.8Lハイブリッドを搭載したFFモデル、1.2Lターボエンジンを搭載した4WDモデル。エンジンと駆動方式がセットというのが面白いです。つまりハイブリッドの4WDモデルやMTは発売されません。ハイブリッドのスペックは最高出力98PS/最大トルク14.5kgm。モーターの最高出力が72PS/最大トルクが16.6kgm。つまりプリウスと同じ。1.2Lターボのスペックは最高出力が116PS/最大トルクが18.9kgm。つまりオーリスのそれと同じ。
CHRの車両重量はハイブリッドが1440kg。ダウンサイジングターボの車重が1470kg。何故か車重はハイブリッドの方が軽い。カタログ燃費はハイブリッドが30.0km/L以上、ターボが15.0km/L以上という予想。思ったよりターボのカタログ燃費値が悪い。
燃料タンク容量はハイブリッドが43L、ダウンサイジングターボが50L。
価格予想
残念ながら、まだC-HRの価格は不明らしい。ただエンジン構成を参考にするのであれば、プリウスやオーリスの価格より上積みされる程度と予想できます。プリウスのミドルグレード「S」の価格が250~260万円で、オーリスハイブリッドが260~280万円。前述の通り足回り系は専用ダンパーを採用されているなど、少なくともCHRの価格は高くなる可能性は高いはず。
だからC-HRのハイブリッドの価格は290~320万円。ターボエンジンの価格は270~300万円ぐらいではないかと勝手に予想してみる。ただターボは4WDのみなので、もしかすると更に価格は割高になる可能性もあります。
ザ・マイカー1月号 |
他の自動車雑誌を読んでも、この価格と全く同じ価格でしたからほぼ間違いはないと考えられます。だから自分が8月に予想した価格はやや割高に見積もりすぎた感がありました(^_^;)
つまりハイブリッドのCHRの価格はプリウスよりやや割高か同価格程度。ターボのCHRの価格はほぼオーリス並みという結果になります。そう考えるとCHRはお買い得と言えると思うので、プリウスの販売が一巡してる感がある今いろいろと影響がありそうです。
グレードは2つ、カラーは全8色
C-HRのグレードは「G」と「S」の2つ。それぞれにハイブリッドとターボが設定されているんだと考えられます。マガジンX10月号 |
上級グレード「G」は更に雨滴感知式ワイパーやブラインドスポットモニター、内装イルミネーション、UV/IRカットガラス、nanoeなどが標準装備されます。個人的には「S」グレードで十分かなといった印象。
ただC-HRの内装もかなり質感が高め。装備の充実度などを考慮すると、先程予想した価格情報は悪い意味で外れている可能性も高そう。プリウスでも自動ブレーキが標準装備されてるグレードで280万円ぐらいしますから、ヘタすると最低でもCHRの価格は300万円を超えるか?
またCHRの色やカラーは全部で8色から選べるらしい。プリウスより一色少ないですが基本的に問題はないでしょう。
C-HRはトヨタの全販売店で発売されるものの、オプション装備というかドレスアップキットは販売店ごとによって異なるらしい。トヨタ店だと「メタリックスタイル」、トヨペット店だと「アバンスタイル」など。個人的にはネッツ店の「ストリートスタイル」がいかにも若者的でSUV的でカッコいいと思いました。