他にもバッテリーも小型化されて、トランク容量も398Lから424Lへ拡大されました。ホンダセンシングも標準装備化され、ハイテン材や吸音材を増やすなど内外装も大幅に刷新するなど割りと充実したマイナーチェンジでした。
その分アコードの価格も10~20万円ほどアップしたんですが、果たしてマイナーチェンジした新型アコードハイブリッドの実燃費は価格上昇を相殺するほど伸びたんでしょうか?
ベストカー7月26日号 |
ちなみに欧州車のプラグインハイブリッド車として比較した試乗だったらしく、メルセデスベンツ・C350eの実燃費が往路25.6km/L、復路16.6km/L。BMW・330eの実燃費が往路23.2km/L、復路18.5km/Lだったそう。それらと比較するとアコードハイブリッドの実燃費は、どういった状況・場面でも安定しているように見えます。
郊外路では実燃費28.0km/Lも?
driver8月号 |
一般道(136km)の実燃費は23.9km/L。高速道路(102km)の実燃費が21.6km/L。高速燃費が落ちるのはそれだけガソリンエンジンでの走行が増えるからだと推察されます。郊外路では実燃費28.0km/Lを記録することもあったらしい。走行距離も100km以上ということなので、ベストカーさんより信頼に足る数字だと思います。
やはり「i-MMD」は普段の日常のシーンにおいてこそ、安定した実燃費の良さが期待できることを証明してくれている感じ。多少お値段は張りますが、維持費という点では十分優しい。トヨタのクラウンやカムリのハイブリッドも目ではないでしょう。
ちなみに今年1月頃に実燃費記事を書いた「アコードPHV」は、残念ながら今回のマイチェンで廃止。この時の実燃費は高速燃費で25km/L、市街地で24.0km/L前後でした。当然プラグインハイブリッドの方がバッテリー容量は大きかったはずなので、それに近い実燃費が出たことは今回のアコードHVのマイナーチェンジは大成功だったと言えそう。
オデッセイの実燃費も良かったことを考えると、是非他の車種にもどんどん搭載していって欲しいと思います。