上級グレードのXがおすすめ
ベストカー5月26日号 |
「X」グレードの値段は約140万円ですから、軽自動車の価格としては普通にお高め。それがこれだけ売れてるのはすごい。単なる足車ではなく趣味性が強い車ということで、それなりに装備が充実したグレードがおすすめということに。
しかもホワイトツートンルーフが大人気ということで、アルトラパンの乗り出し価格は余裕で150万円を超えてくると予想できます。ちなみに人気の車体カラーはフレンチミントが人気らしいので、まさに冒頭に貼ったアルトラパンが売れてるらしい。
続いて人気グレード順を見てみると「S」→「L」→「G」と見事に価格順。見た目重視のクルマは価格を度外視していいってことはないですが、やはり質感の方が重視されるんだろうなーと。
日産モコはそろそろ戦線離脱、ダイハツ・ミラココアのフルモデルチェンジも今年年末以降と遅め。ますますアルトラパンは可愛い軽自動車市場を占有していくことでありましょう。
やはり9割以上が女性
最後は男女比を見てみると、なんと90%近いオーナーさんが女性。昨年のフルモデルチェンジでSUVテイストが増しましたが、やはりアルトラパンは圧倒的に女性ウケしてます。しかも20代が多いらしいので「ラパン乗りは可愛い女の子が多い」という都市伝説ができるのもうなずけます。女性も意外にしっかりクルマにお金をかけている事実もここからは読み取れて、何も節約志向ばかりが全てではないんだなーと。意外に4WDも15%ほど選択されているのも驚きです。こちらは多分雪国の女子でしょうか。
ただ個人的にアルトラパンがここまで女子ウケが良いと少し気になるのが「スペーシア」の存在。こちらも「女性向け」をアピールしてる。ましてやハスラーという女性人気の軽自動車がありますので、スズキは一体どんだけ女性にモテたいんだとッッ!?(笑)
ライバルのデイズルークス(日産)が長期の戦線離脱を余儀なくされそうな今だからこそ、いい加減スペーシアの方向性を「家族向け」にしないとダメなんじゃね?と思います。例えばスペーシアの後部座席は厚みがあって乗り心地が良い。でもタントやN-BOXを見てみるとペラペラ。基本的に後部座席は子供が乗るもんだから別にそれで良いんですよね。
そういうのもアルトラパンの人気グレード情報から読み取れた気がしました。