2016年5月14日土曜日

マツダ CX-3 実燃費がやっぱり良かった件



マツダのコンパクトSUV「CX-3」が発売されて、早一年。ディーゼルエンジンしかラインナップされていないのでCX-3はどうしても割高感があって、最近こそ販売台数こそが落ち着いてきましたが(ディーゼル補助金が減ったのも影響してるのか)、それでもすっかりマツダの主力車種として根付いた感もあります。

マガジンX11月号
では、このCX-3(XDツーリングパッケージ)の実燃費は一体どんなもんなんでしょうか?ニューモデルマガジンXさんがミニクロスオーバー(ディーゼル)との比較記事で検証されていたので見ていきたいと思います。



ちなみにMINI・クロスオーバー ディーゼルの実燃費が気になる方はあとでチェックしてみてください。


市街地でも実燃費20キロに迫る勢い

マガジンX11月号
まず市街地での実燃費が19.6km/L。一周13km程度のコースということで距離としては短いですが、CX-3のカタログ燃費は23.2km/Lですのでほぼ見劣りはしません。

エアコンを切って走行した二周目は更に伸びて実燃費が20.8km/L。アイドリングストップなしの三周目でも実燃費が18.4km/Lですから、マツダのディーゼルエンジンの優秀さがかいま見えます。また同時にアイドリングストップの実燃費に対する有効性も地味に実感できます。

続いてCX-3の高速燃費を見てみると、こちらも20.3km/Lとやはり優秀。走行距離が150kmですので信頼に足りうる数値だと思われます。条件がそろえば実燃費21キロ台も夢ではないとか。CX-3の燃料タンク容量は48Lもあるので、これだけ低燃費なら余裕で長距離ツーリング可能。

市街地燃費とあまり変わらなかったのは意外ですが、やはりディーゼルエンジンは高回転域は得意ではないことも影響してるんだと思われます。

ちなみに昨年2015年末にCX-3は一部改良してるんですが、この燃費記事が作られたのはそれ以前の話。その一部改良でエンジンは低回転域でのトルク不足や高回転域での伸びが解消されて、またアクセルレスポンスが改善されてるようですので、現在発売されてるCX-3の実燃費はもう少し伸びてる可能性はあります。