◆燃費10km/L超えもありうる?
マガジンX5月号 |
しかも高速道路での実燃費は12km/L前後だったらしい。ハイブリッドカーやディーゼルカーでもなく、普通のガソリン(3.6L V6)だということを考えたら十分すぎる実燃費。外車・輸入車はハイオク仕様も多い中、ラングラーはレギュラー仕様。意外にも実用的。
◆動力性能は平凡だが乗り心地は良質
ついでにラングラーの試乗に関する評価も見ておくと、ラングラーの動力性能は平凡だとのこと。3.6L V6エンジンは最高出力が284PS、最大トルクが35.4kgmと決して悪くありませんが、どうしても車重が2トンを超えると厳しいか。でも、そのことが実燃費に功を奏してるとも言えそう。一方、ラングラーは全長が4.7メートルを超えるなど巨体なワケですが、それでも視界は良好らしく街中でも不便は少ないそう。とはいえホイールベースが3メートルとトヨタ・アルファードやヴェルファイア並もあるので、取り回しは難でしょうが。
ただ「高速を走りだすと思いのほか快適」とのこと。ゴリゴリのSUVはオフロード仕様の味付けをされていて、あまり高速走行に得意なイメージがありません。
その負のイメージを払拭させるほどラングラーの乗り心地は不満感を与えることもなく淡々と距離をこなしていってくれて、まさに「全般的に良質」だったのこと。