ニューモデルマガジンX4月号 |
CX-4はアクセラベースのクーペSUV
KOERUはアクセラベースで、ボディサイズは4600×1900×1500mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2700mmでした。だから「アクセラのクロスオーバー版が市販される?」というウワサも根強かったです。さすがにCXブランドが存在する以上、ましてや既にアクセラベースのCX-5があるのに、敢えてそんな新しい選択をしてくるのか自分は疑問でしたが。一方、CX-4のボディサイズは4500×1800×1635mm(全長×全幅×全高)とのこと。同じくアクセラベースのCX-5のボディサイズは4540×1840×1705mm(全長×全幅×全高)ですので両者はほぼ同じサイズ。CX-4の全長はもう少し長くなる可能性もありますが、CX-5より全高が目に見えて低いのでCX-4はしっかり「クーペ感」が出てます。
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CX-4は「CX-5とCX-3の中間」という位置付けと考えたくなりますが、CX-4のエンジンにはCX-5と同じく2.2L ディーゼルターボエンジンなどが設定されるなど、あくまでCX-4はCX-5(アクセラ)がベースのクロスオーバーと考えられます。
いずれ「CX-2」の登場も?
CX-4の登場から読み取れるのは、マツダもBMWのように偶数番号が付いたモデルには「クーペ色」を強めた車種を投入していくと考えられます。だから今後はマツダから「CX-6」といったクーペSUVが出る可能性もありますが、日本ではCX-5を越えるサイズのSUVが発売されていない以上、どちらかと言えばCX-3(デミオ)ベースの「CX-2」が先に発売される可能性の方が高そう。アウディからはQ2といったコンパクトなクーペSUVも発売されるなど、世界的にもそういった流れにありますからね。
CX-4の気になる価格ですが、北京モーターショーではなくニューヨークモーターショーでワールドプレミアするという予想から「CX-4は富裕層を狙ってる?」と目されています。またCX-5のクーペ版という位置付けからも、最低でも価格は300万円以上を超えてくるでしょう。
CX-4は中国やメキシコでも生産するらしく、世界的に売っていこうというマツダの本気度が伺えます。メルセデスベンツGLCクーペやBMW・X4と肉薄するモデルに成長することはできるんでしょうか。