2016年2月27日土曜日

エスティマがマイナーチェンジでセーフティーセンスC 標準装備へ!



トヨタ エスティマが2016年4月にマイナーチェンジ
ニューモデルマガジンX2月号
トヨタ自動車の高級ミニバン・エスティマが2016年6月6日にマイナーチェンジするらしい。666並びは若干不吉な印象もしますが、およそ4年ぶりの二度目のマイチェン。現行エスティマが登場したのが2006年初頭ですのでかなり息が長いモデル。

そこで新型エスティマのマイナーチェンジ最新情報をまとめてみました。今回のマイチェンのメインは主に3点になります。(2月27日 追記 再編集)



フェイスリフトとツートンカラー

まずはエクステリアの変更。冒頭に貼った画像からも分かりますが、新型エスティマは大幅なフェイスリフト。

トヨタ新型エスティマがマイナーチェンジで変わるフロントマスク
ベストカー3月26日号
例えば、一番目が行くのがフロントグリル・エアインテーク。こちらのデザインが六角形に変更されてるのが特徴的。その左右にはLEDのアクセサリーランプが縦に並んでてエッジがきいてる印象。おそらくレクサスNXやRXのようなデザインになりそう。

ボンネットやフロントバンパーも含めて、対歩行者衝突保護対策が施されている模様。もし歩行者を轢いたとしても、車体が衝突のダメージを吸収してくれます。

コンビランプのデザインが変更され、テールランプは面発光タイプの仕様へ。アルミホイールのデザインも変更され、部分塗装が施される予定。

新型エスティマがマイナーチェンジでインパネ周りが変更
ニューモデルマガジン4月号
インパネ周りでは空調パネルがタッチパネル式に変更されたり、ハンドルも3本スポークに変更されたり、内装部分でも大きな変更がある模様。当初は若干程度の手直しとウワサされてましたが、まさにビッグマイナーチェンジに相応しい内容。

マイナーチェンジで新型エスティマにはブラックツートンルーフが新設定される
ニューモデルマガジンX4月号
そして新型エスティマは今回のマイナーチェンジでツートンカラーが新設定されます。画像の車体カラーが赤のブラックツートンはなかなかいかついです。


グレードはアエラスのみに集約

2点目はエアロパーツなしの標準グレードが消滅。2016年4月以降のマイナーチェンジからはグレードが「アエラス」のみになります。基本的にエアロ仕様しか購入されてなかったようですので特に問題はなさそう。

具体的には「アエラス・プレミアムG」「アエラス・スマート」「アエラス・プレミアム」「アエラス」の 4グレードが用意されます。「プレミアム」には運転席パワーシートやメッキ外装パーツ、「スマート」にはホワイトとベージュの専用色の合皮シートが採用されます。最上級の「プレミアムG」にはシート表皮はスウェード調で、そこに木目調パネルが組み合わされます。

そしてエンジンも3.5LのV6エンジンが消滅して、2.5Lの直4ガソリンエンジンとハイブリッドエンジンのみに集約されます。3.5L V6エンジンは数%ぐらいしか購入されていなかったそう。さすがに時代の流れを考えると致し方ありません。


自動ブレーキはセーフティーセンスCを標準装備

magX4月号
そして今回のマイナーチェンジから、エスティマにも自動ブレーキが設定されます。当初は「セーフティセンスPが一部グレードに標準装備」と言われてたんですが、「全グレードにセーフティセンスCが標準装備」だったことが分かっています。この記事のURLが「SSP」なのはご愛嬌。

2016年1月早々にはノアとヴォクシーがセーフティーセンスCを設定できるようなりましたが、「エスティマには標準装備」とすることで若干の差別化を図ったんだと思われます。エスティマの価格面を考えるとアルヴェルに近いので何故Pにしなかったのかは不明。

以上を見ていくと、全体的にはビッグマイナーチェンジと呼べる内容と言えそうです。ちなみに現行エスティマは未だにコンスタントに毎月1000台以上売れてるので、地味に訴求力が高そうなマイチェンになりそう。