2015年12月16日水曜日

【2017年】マツダの新型ミニバンはCX-9ベース?つまり2.5Lターボも日本に導入されるッ!?



マツダのミニバン車といえば、意外に多いです。それがプレマシー、ビアンテ、MPV。ただ、ぶっちゃけそこまで売れてないのが現状。ちなみに自分の周囲ではビアンテを異様に見かけます(笑)

ベストカー1月10日号
「だからこそ」とも言えますがが、2017年頃にプレマシーとビアンテはCX-5ベースのミニバンに統合、そしてMPVは地味に巷を騒がせてるCX-9ベースのミニバンにフルモデルチェンジor新型車として生まれ変わるそう。




ついにプレマシーとビアンテが統合へ

2017年とかなり先の話なので具体的な情報はあまりありませんが、プレマシーとビアンテが統合するミニバンのベースとなるCX-5の車体スペックを見てみると4540×1840×1705mm(全長×全幅×全高)。

そして2010年に登場したプレマシーは4585×1750×1615mm(全長×全幅×全高)。2008年に登場したビアンテは4715×1770×1835mm(全長×全幅×全高)ですので、マツダの新型ミニバンは「全幅を広げたビアンテ」ぐらいのサイズに収まりそう。

他の自動車メーカーのミニバンで具体的に比較してみると、三菱自動車のデリカD5の車体サイズ4730×1795×1870mm(全長×全幅×全高)の車体サイズが雰囲気的には近くなりそう。

でもCX-5のホイールベースが2700mmしかない。一方、デリカD5のホイールベースは2850mm。ホンダ・フリードのホイールベース(2740mm)よりも短い。だから「ミニバン車」とは言いつつも、基本的には室内スペースや実用性はやや見劣りする「マツダのミニバン車」らしいパッケージに仕上がるのは早くも確定的?



次期MPVはアルファード・ヴェルファイアを超える?

じゃあ、MPVがフルモデルチェンジするのか、はたまたその後継車なのかは知りませんが、その新型ミニバン車は先日のロサンゼルスモーターショーにも出品された「CX-9」がベースになるらしい。

でも、このCX-9の車体サイズがとにかくデカい。CX-9の主要諸元はなんと5065×1969×1716mm(全長×全幅×全高)。 随分前に「これ戦車かよ!」みたいな記事も書きましたが、トヨタ新型ハイエースよりもデカイ。

実際、トヨタ・アルファード(ヴェルファイア)の車体サイズが4915×1850×1895mm(全長×全幅×全高)ですから、CX-9はSUVというジャンルとは言え、アルファードやヴェルファイアを軽く上回る。

CX-9のホイールベースは分かりませんが、だから新型MPVは相当な大きさになることも想像できます。ちなみに現行MPVは4860×1850×1685mm(全長×全幅×全高)とそこそこデカめ。

ただ次期MPVで興味が湧くのが、マツダが新しく開発した直列4気筒の2.5リッター直噴ターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」の存在。これはCX-9で初めて投入されるダウンサイジングターボエンジン。

「SKYACTIV-G 2.5T」のスペックを見てみると、最高出力が227PS/5000rpm、最大トルクが420Nm(42.8kgm)/2000rpm。2.2Lのクリーンディーゼルターボの最高出力が175PSm最大トルクが42.8kgmですので、新型ターボエンジンはディーゼルターボを軽く上回ってます(笑)

現状としては残念ながら、車体サイズがあまりに大きいせいかCX-9の日本導入はないとマツダはきっぱり断言してるよう。

でも、もしCX-9ベースのミニバン車が2017年に投入されるとしたら、当然そこに搭載されている2.5Lの新型ガソリンターボエンジンも日本へ導入される可能性は高いはず。大きめのミニバン車にはそれなりのパワフルさが求められるはずですから。

だから「マツダのミニバン車」と侮るなかれ。新型ミニバン(特にMPVの後継車)の登場には、意外に期待を持てる部分が多く隠されているのかも?

 ちなみに今回紹介した車種は「マツダ新型CX-8」。2018年に発売されて一躍大人気になりました。

詳細は自動車総合ブログ「カーギーク」【評判】マツダ新型CX-8 試乗評価まとめ【車種比較】CX-8 vs CX-5【車種比較】CX-8 vs セレナ【車種比較】CX-8 vs アルファード・ヴェルファイアなどもご参照ください。