米ゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人は8日、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」と車を連携させる機能「カープレイ」を国内で販売する全車種に標準搭載すると発表した。カープレイ対応のカーナビは国内でも販売されているが、自動車メーカーが標準装備するのは初めて。来年2016年1月からキャデラックやシボレーで発売してる車種のカーナビが、全てiPhoneの「CarPlay」に対応するらしい。具体的な車種名を挙げると、「ソニック」や「コルベット」「カマロ」「キャプティバ」、「エスカレード」や「ATS」などになります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151209-00000086-san-bus_all
カープレイ(Car Play)とは?
そもそもカープレイ(Car Play)とは、カーナビの車載ディスプレイでiPhoneを操作できる機能のこと。だからアイフォンと接続するだけでカーナビで音楽を聴けたり、ポッドキャストのようなアプリをカーナビで聴くことも可能。ナビ機能自体もAppleのを使うことも可能。http://www.apple.com/jp/ios/carplay/ |
http://www.apple.com/jp/ios/carplay/ |
ただしカープレイ(Car Play)はiPhone5以降に搭載された機能らしく、それ以前の少し古いiPhoneには対応してない模様。具体的な時期を言うと、2012年9月以前にiPhoneを購入した方は多分カープレイを使えません。
日本のアイフォン普及率は約40%
このiPhoneのカープレイ(Car Play)対応のカーナビは、主にアメリカやヨーロッパで普及しているそう。http://www.kantarworldpanel.com/global/smartphone-os-market-share/ |
一方、日本のアイフォン(iOS)普及率は38.3%。アメリカを超えて4割近い数字。
意外に普及率が低いと感じる人もいそうですが、あくまでiOSはApple一社のみ。AndroidというOSはGalaxyやXperia、Arrowsなど、色んなスマートフォンが含まれた数字。最近はMVNOとかっていう格安スマホも普及してますので、それらを全て合算しても6割程度。
つまり、なんだかんだ「日本はiPhoneがめちゃめちゃ売れてる国」と言えます。じゃあ、そんな日本にいつ「Apple Car Play」に対応したカーナビが発売されたかというと、わずか昨年の2014年10月頃。ようやくカロッツェリア (carrozzeria)から発売されたカタチ。
もちろんこの一年で「Apple Car Play」に対応したカーナビの種類は増えてはいるんでしょうが、さすがにiPhoneがこれだけ普及してる国でこの遅さは考えもの。全種対応してるぐらいで良い。
iPhoneに限らず、最近のスマートフォンは機能が盛り沢山ですから、きっとカープレイの存在を知らない人も多そうですから、いざ存在を知って試そうにもカーナビ側が対応してないのでは元も子もないですからね。