それによるとDQN…もとい若者大好き「bB」といったトヨタ車がとうとう絶版に追い込まれるらしい。
ラクティスやカローラルミオンも廃版へ
その一覧がこちら。bBだけではなく、ラクティスやカローラルミオンも廃止へ。イストや超小型車市場を狙ったiQも今年中に買えなくなる模様。ただ記事では「生産中止」とあるんですが、RAV4は海外ではそこそこ人気だったはず。生産中止しちゃうと海外への輸出もなくなる懸念がありますが、もともとRAV4は現地生産されてたってこと?
- RAV4…164台
- bB…93台
- イスト…25台
- ラクティス…1173台
- カローラルミオン…160台
- iQ…84台
bBは未だに根強い人気があるのかと思いきや、現在では100台も売れてない。考えてみると、200万円という価格で燃費はリッター15キロ前後しかない。おそらく若者がクルマ離れを起こしたからではなく、最近はホンダの軽自動車・N-BOXなどの台頭で、DQN需要orマイルドヤンキー需要が奪われたんだと考えられます。軽自動車は燃費も価格も安いですから。
確かラクティスは去年2014年にマイナーチェンジか一部改良済み。広告にはSEKAI NO OWARIという人気バンドが起用するなどテコ入れを図りましたが、あまり効果は発揮しなかったっぽい。とはいえ決してめちゃめちゃ悪い数字ではないので、2016年以降も販売される可能性はあるそう。
ただヴィッツやパッソと比較すると、ラクティスはいまいちウリがなかったのも否めません。本当に色んな意味で中途半端って感じですからね。ヴィッツの販売台数は6451台、パッソは3832台だから、数字的にもやはり物足りないことは間違いない。
カローラルミオンは個人的に好きなデザインの車だったんですが、今年4月にカローラがマイナーチェンジしたときに、何の音沙汰もなかった時点で大体お察し。iQはいずれ電気自動車として復活する可能性はありえそう。
新型車が2車種投入へ
その代わり、2016年にはプリウスベース(?)のコンパクトSUVが発売されます。まだ仮名称っぽいですが「CHR」というやつ。そして、新たにスズキのソリオ対抗の車種(コンパクトミニバン?スライドドアタイプ?)も発売するそう。トヨタにはポルテ・スペイドがありますがやや奇をてらいすぎてるので、「王道なコンパクトカー」を新たに増やそうということらしい。
確かに廃版になった車種一覧を見ても、その穴を埋めたがってることが伺えます。ちなみに自動車のリリースがストップした場合、「絶版」なのか「廃番(廃版)」なのか、どう表現していいのか未だに分からないのは内緒。