現在開催中の東京モーターショーにメルセデスベンツの全自動運転カー「F015 Luxury in Motion」が出品されました。これが「イモムシ」のようだと自分の中で話題に。全体的なフォルムだけならいざ知らず、フロントマスクのインパクトが中々にして大きい。
何故こんな顔をしてるのかと思ったら、道路上に「横断歩道」をヘッドライトで勝手に作ってくれる。つまり点々に見える部分は全部ライト。日本だと道交法に抵触しそうですが、アイデア自体は面白い。横断歩道が敷かれてない場所も多く、日本は高齢化社会ですから、こういったアプローチは歓迎すべき?
ライティングの仕方もイモムシのように動く。現在でもAudiを筆頭にライトが流れるように動く市販車はありますが、ここまでライトの数が多いと見る人によってはウゲー?(笑)
月刊自家用車6月号 |
ちなみにF015はガワだけかと思いきや、アメリカのカリフォルニア州で随分前から走行実験を繰り返されてるらしい。コンセプトカーとは言いつつも、意外に実用面ではかなり進んでるはず。国内のメディアだけ見てると、どうしてもグーグルやトヨタ自動車、日産自動車ばかりが先行してるイメージがありますが、メルセデスベンツといった他のメーカーの技術水準も侮れません。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/2015tokyo/20151029_728031.html |
横から見てみると、日本仕様を意識したデザインを作ったのか、いささかミニバン風。デザインだけ見ると市販車として発売される可能性は、F015よりも高いのかも。メルセデスベンツにはVクラスもあるので、家族向けや大人数での仕様にはピッタリかも知れません。
日本向けということで、ビジョントーキョーのプロモーションビデオにはアニメが使用されてます。ただ映像は日本の街中の風景を流してるだけで、いまいち具体的なコンセプトは伝わりませんでした。F015ほど面白味はなかったので、映像のリンクは割愛します。
コンセプトカーだけではなく、メルセデスベンツからはこれから市販される新型車もお披露目されます。フルモデルチェンジするGLCクラスや、元MクラスのGLEクラスなど。GLEクラスは何かと話題のクリーンディーゼルを搭載。マリオとのコラボ広告が話題になったGLAクラスも人気が出たので、きっとGLCやGLEも売れそう。打倒!レクサスRX?
そういえばマイバッハEクラスは出品されず?