2015年9月28日月曜日

スバル XV マイナーチェンジで安全性も価格もアップへ!



スバルXVが10月28日にマイナーチェンジ
マガジンX11月号
スバルのコンパクトSUV・XVが来月10月28日にマイナーチェンジ。ちょうど一ヶ月後。東京モーターショーが開催される日でもあります。ちなみにフォレスターも同日にマイナーチェンジ。だから両者とも変更内容が似てる部分もありますが、そこでXVの最新情報をまとめてみました。

ブルー色へイメージカラーが変更

XVといえば「オレンジ色の車体」という印象が強かったですが、来月のマイナーチェンジからは「ブルー」の落ち着いた色がイメージカラーになるそう。実際XVの人気ボディーカラーを見てみると、1位がホワイト色、2位がカーキ色、3位がブラック色。ちょっと人気が出なかったんだと思われます。

一方、ハイブリッド専用カラーだったプラズマグリーンパールは廃止。ディープシーブルーパールはダークブルーパールに変更されます。全体的にXVはシックな感じに仕上げてくる印象。

ただしホイールは変わらず例のデザインが踏襲されます。

フロントマスクが変更

マイナーチェンジにともなって、フロントマスクも若干変更。

XVマイナーチェンジ後のエクステリア
フロントバンパーは一新。フォグランプを囲むようにL字型のメッキトリムが追加。存在感がアップ。グリル周りに変更はありません。

全てのグレードでEyeSightが設定

現行XVではEyeSightが設定されてないグレードもありましたが、来月のマイナーチェンジ以降は、全てのグレードでEyeSightを選択できます。要は廉価グレード「2.0i」にもEyeSightが付きます。ぱちぱち。それに伴ってグレードも「2.0i」と「2.0i-L」の2つに集約されます。

同日にマイチェンするフォレスターもEyeSight3が搭載されるウワサがありましたが、どうやらEyeSight2のままっぽい。ただしステレオカメラが広角+望遠対応することで性能自体はアップしてるらしい。何故3にしないのかは不明。

そしてレヴォーグやWRXのように「アドバンスド・セーフティーパッケージ」なる追加機能も用意。斜め後方にレーダーを飛ばして車両を検知して警告してくれたり、ヘッドライトに内蔵したシェードを使うことで照射範囲を調整してくれる自動ハイビームなどがその中身。後者の自動ハイビームはレヴォーグなどにもない機能だそう。

とはいえ、ドアミラー内蔵カメラがないなど機能は限られますので、価格はアイサイト3バージョンの半分の5万4千円。JNCAP対策という穿った見方もできますが、後方への対応がグッジョブ!だと思われます。

ガソリン車の価格が3万円アップ

新型XVは安全性がアップするものの、それに比例して車体価格も3万2400円ほどアップします。ただしガソリン車のみで、ハイブリッド車の価格は据え置き

値上げの具体的な中身を見てみると、この「3万円」には納得がいきます。それがサイドカーテンエアバッグが標準装備化されること。そしてシートのサイドサポートがシルバー色へ。「2.0i-L」はハンドルやシフトレバーにオレンジのステッチが縫い込まれます。ステアリングスポーク(輪っかの持ち手からクラクションに繋がる部分)もメタル調へ。

それらを諸々考慮すると、今回のマイナーチェンジによる値上げも極めて妥当と言えそう。