2015年9月18日金曜日

アクティブサウンドコントロールとは?



アクティブサウンドコントロール (ASC)の意味を説明

アクティブサウンドコントロール(ASC)とは、アクセルの踏み込み具合やエンジン回転数に合わせて、あらかじめ録音したエンジン音をフロントスピーカーから流す機能や装置全般のこと。車内に響くエンジン音の音質を高めるのが目的。車速に比例させることで加速が増したような錯覚を与え、ドライバーに一種の高揚感をもたらす。


あくまでデジタルな加速音を追加させるだけなので、物理的に排気音を増幅させているわけではない。背景には車外騒音規制の強化などがある。

主に高級車に採用されており、ブランドイメージ戦略・向上の一環として採用されていることが多い。またBMWのプラグインハイブリッド車「i8」では唯一、車外にもスピーカーが設置されている。

「Active Sound Control (アクティブサウンドコントロール)」の頭文字を取って「ASC」と略されることもある。また自動車メーカーによっては「アクティブノイズコントロール」や「サウンドクリエイター」、「インダクションサウンドエンハンサー」などと呼ばれることもある。