マガジンX10月号 |
アベンシスは日本よりも海外で売れてる車。ヨーロッパだと何故かフィンランドで人気。だから新型アベンシスの製造国も日本ではなく、イギリス。つまり日本には逆輸入されてます。
そこで今秋にも行われる新型アベンシスのマイナーチェンジ情報を軽くまとめてみました。
見た目と内装が一新
改めて新型アベンシスの画像を貼っておきますと、見た目が変化。新型プリウスの見た目もそうですが、これからのトヨタ車は燃料電池車・MIRAIをベースにしていくのかなと思わせます。ヘッドライトとポジションランプはLED化。リアのコンビランプのデザインも変更。フロントバンパー下部のエアインテークダクトは拡大。17インチアルミホイールのデザインも変わってるそう。
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新型アベンシスの内装はこんな感じ。画像は左ハンドル仕様ですが、メーターパネルがシリンダータイプでカッコイイ。上級グレード「Li」ではシートに赤土色が差し色として使われてて高級感がアップ。現行アベンシスは価格は200万円台後半ですから、これぐらいで「ちょうど良い」印象もします。
アンテナも今どきのフィンタイプに。全高は20mmほど数値上は高くなるようですが、アベンシスに限らず、世の中の車種は全部コレにしてもいいぐらい。
セーフティーセンスC標準搭載の注意点
ビッグマイナーチェンジとはいえ、パワーユニットは同じく2.0Lエンジンを引き続き採用。エンジンが新しくなることはありません。ただCVTが改良されてリッター1キロ増加、カタログ燃費は14.6km/Lへ。またレクサスNXやISにも採用されている「G-AIシフト」を採用。変速制御を最適化する機能の一つで、不要なシフトアップを抑制。パドルシフトやコーナーリング時の走行性をアップさせてます。
そして最大の見所は、記事タイトルにも書いた「セーフティーセンスCの標準装備化」だと思います。赤外線+単眼カメラを併用した自動ブレーキ。時速30キロまでならストップ可能。
このセーフティーセンスCの価格は5万4千円なので前述の情報も勘案すると、新型アベンシスは10万円ぐらいの価格アップは否めないかも知れません。
ただ今回のセーフティーセンスCの標準装備化で注意点もあります。新型カローラにも設定されてるセーフティーセンスCと同じかと思いきや、どうやら新型アベンシスのには「先行車発進告知機能は付かない」んだそう。特にストップアンドゴーが多い日本の道路事情では残念な点ではあります。