マガジンX7月号 |
そこで現段階で分かってるトヨタ新型ランドクルーザー200のマイナーチェンジ最新情報をまとめてみました。ちなみに新型ランドクルーザーおすすめ人気グレードまとめも後で参照。
エクステリアの変化
まずは見た目。月刊自家用車7月号 |
ヘッドライトを細かく見ていくと、ローハイビームとLEDライトの間にメッキグリルガーニッシュが分断するかたちで鎮座。夜にライトを光らせると新型の特徴がより現れるはず。そしてフォグランプは丸々としたデザインから角ばったデザインに変化。テールランプも面で光る感じでインパクト・存在感が全体的にやや増した。
画像はあくまで月刊自家用車さんの予想図ということですが、新型ランドクルーザー200の見た目はほぼこれに近い状態で発売されるんじゃないかと思います。
インパネ周りのデザイン一新
新型ランドクルーザー200ではインパネ周りのデザインも一新。ナビとかを配置してるセンタークラスターパネルはフラットな形状に変化。そのセンタークラスターパネルを挟む形でエアコンは縦長の形状に変化。だからエアコンの吹き出し口も独特で、空気の流れも上下ではなく左右に制御する感じに。個人的には初めてみたデザイン。音量を調節するダイアルノブも金属製に。
メーター周りも速度計とタコメーター(回転計)の左右に油圧計や水温計のメーターを配置。しかも両者の間には4.2インチのインフォメーションパネルを配置。まとまり感があって、スッキリしたデザインになってる。
インパネのカラーは3色から選択可能。シルバーメタル、ダークブラウン、ライトブラウン。ちなみに内装色は4色。ブラック、ブラウン、ミディアムグレー、フラクセンから選べるそう。
最上級グレードZXのみになりますが、ブラウン系かブラック系の内装色を選択すると、天井のカラーもブラウンかブラックを選択できるそう。最近ツートンカラーが流行ってますが、逆に統一感を内装を含めて出すというアプローチも面白い。
トヨタセーフティーセンスPを初搭載!
トヨタの自動ブレーキと言えば、トヨタセーフティーセンスC。ただそれは廉価版。赤外線レーザー+単眼カメラと性能は悪くないものの、自ずと限界もある。ただ新型ランドクルーザー200では、更にそれを上回るトヨタセーフティーセンスPがトヨタ車で初搭載。しかも標準装備化。セーフティーセンスCでは赤外線だったのが、セーフティーセンスPではミリ波レーダーに。赤外線よりも遠くの情報に対応できるため、その分だけ自動ブレーキの性能が向上する。
初搭載だからまだ実力的には未知数な部分がありますが、自然と期待も膨らみます。ちなみに日本に導入されるかもしれないと噂の、ピックアップトラック・ハイラックスにもセーフティーセンスPが搭載するとのこと。何故SUV系ばっかなのかと小一時間ばかり問い詰めたくなりますが(笑)
エンジンは変わらないものの…
ランドクルーザー200のエンジンは4600ccのV8エンジン。8月のマイナーチェンジでも変化はなし。残念ながら、ランクルプラドのようにディーゼルターボが追加されることはありません。ただ面白い機能が新たに追加。それが「アンダーフロアビュー」。走行中の自分の車の真下の情報をナビ画面に表示させることが可能。もちろん車の真下にカメラを付けてるってことではない。3メートル手間で撮影した地面の情報を上手いことタイミングよく表示させてる。おそらくセーフティーセンスPの単眼カメラで撮影した映像を使ってるんだと思います。
しかも車体の傾きを感知することも可能なので、車の雑誌などでは「オフロード仕様に向いている」という声も。個人的にはどんな悪路を走行することが前提やねんと思っていますが、ただ中東地域で主に売れてるランドクルーザーだから世界的には需要がありそうな機能。
新型ランドクルーザーの発売日
ただあくまで発表される日であって、8月17日が発売日ではありません。マガジンXの情報では、新型ランドクルーザー200の生産は更に遅れて、その翌週以降の8月26日になるとのこと。つまり発売日がそれ以前になるという可能性は低いので、発売自体は9月に入ってからの可能性も十分あります。少なくとも、新型ランドクルーザー200が購入者さんに納車される時期は9月以降でしょう。ただ8月半ばぐらいから予約注文はできると思うので、トヨタのディーラーさんで早めに注文しておくのがベターかも。
【ランドクルーザー】マイナーチェンジ情報まとめ
新型ランドクルーザー200のビッグマイナーチェンジとのことでしたが、あながち間違ってはいないビッグな変化。トヨタセーフティーセンスPを初搭載(しかも標準装備化)、内装や見た目の全体的な質感の向上などなど。だからこそ記事を書いてる段階では価格の詳細は不明なものの、20~40万円程度の価格アップは避けられない雰囲気。最上級グレード「ZX」に至っては700万円に迫る可能性もなきにしもあらず?
ただトヨタ的には強気でその最上級グレード・ZXが販売全体の58%を占めると予想してるらしい。最廉価グレードのGXに至ってはわずか4%。でも、この理由もうなずける。
何故なら、現行ランドクルーザー200の売れ筋グレードが価格が一番高い特別仕様車ブルーノクロスだから。具体的に価格をみると680万円以上。現在ランクル200購入者全体の42%が選択してるらしい。
間違いなくランクル200はお金持ち向けの車種。だから価格がアップしたとしても、それ相応の質感や機能性の向上がされてくるはずだから、そこまでランドクルーザーファンの方は気にしなくてもよさそう。
既に判明したトヨタ新型ランドクルーザー価格一覧まとめもご参照。
ただランドクルーザーは比較的盗難される車種ではあるので、そういう点での予防安全性を高める機能を高めても面白かったかも。こんなお金持ちの車でこそチャレンジしていってほしい部分。
ちなみに自動車情報サイト・カーギークの「新型ランドクルーザーフルモデルチェンジ情報まとめ」も参照してください。今回マイナーチェンジしたばかりのランドクルーザーですが、2020年以降にフルモデルチェンジが予定されております。